くららさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

原作を読んでたので物足りなさはあるものの、優子と梨花さんの優しい愛の話だった。

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.9

主演の2人がそれぞれ自分の信念を持ってて、それを曲げることなくお互い歩み寄りながら変わっていく姿と、大人のパワーに圧倒されながら子どもたちが成長していく姿、どっちも良かった。ジェニファーロペス以外のキ>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハリスの明るさと優しさ、お茶目さやポジティブな姿に元気をもらい、ディオールだけでなく他のファッションもおしゃれで眼福な時間だった!

ハリスにとってオートクチュールはドレスを買うのではなく夢を買うとい
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

山場が10回ぐらいあって毎回ど派手な演出と音楽で、あまりの豪華さに普通の映画と同じ料金で足りる?って思っちゃった。

2人とも期待を裏切らない不死身だし、とてつもない執念と執着心。
インド人の命はイギ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

登場人物の考える正義がそれぞれ違って何が正しいのか分からないけど、罪のない赤ちゃんが幸せに暮らして欲しいという想いだけは全員にあって、それが恐らく叶えられてるであろうラストに少しホッとした。
サンヒョ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像と音楽が本当に美しい!ストーリーはちょっと期待しすぎていたのと特報でほぼ観てしまっていた感があったのと、「君の名は」を観た時に自分の中で震災に置き換えて観てしまったので、正直想像通りという感じだっ>>続きを読む

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

囚人たちがどん底から這い上がるハッピーエンドかなと予想してたけど、さすがフランス映画と言わんばかりの衝撃的なラスト。
実話だし現実はこんなものでしょうと思いつつ、エチエンヌが囚人たちを一人ひとりの人間
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

独身女性、中絶、産後うつ、パートナーとの関係、人には言いづらかったり分かってもらえないと思ってしまう色んな立場の人の悩みが盛りだくさんなのに、こんなに美化せず"これが現実だ!"と突きつけてくる映画には>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

冒頭で意味深な絵だなと思ってたら、ラストで絵の正体が分かってぞっとした。
目の前に愛する人がいればそれだけで幸せなのが生きることの全てで、名前や戸籍ってそんなに必要なものなのかと考えさせられたし、みん
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.9

4人とも猫を飼うことの醍醐味を知ってしまい、愛人の2人も最終的にお猫様の下僕になってて、人間だけではない愛を感じられて良かったし、4人の怒涛の会話劇も面白かった。
あれだけ言い争ってるのに急に立ち上が
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.7

大人が全員クズなのになんか憎めないのは、ごめんと素直に言えたり、困っちゃうぐらいに正直だからなのかなと思った。
一花の懺悔、美樹がズバッと亮介に下手くそだと言う姿、それが衝撃すぎて受け入れられない亮介
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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」(2011年製作の映画)

-

かっこいい天海祐希、可愛い天海祐希、観たかった天海祐希が全部観れた!
橋本じゅんさんのドレスも、1人だけやたらと運動量の多い浦井健治も最高!
そしてダルそうなキャラなのに殺陣になると急に男前になる古田
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カメの甲羅はあばら骨(2022年製作の映画)

3.8

ストーリーもバグったゲームみたいな動きも台詞も全部シュールで面白かった。
象がやたらと多いのが気になって、もしかしてこの世界の生き物の割合?と思って調べたけど全然そんなことなかった…
冒頭でミッドサマ
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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.5

さくっと見られてほっこり。
神を信じたいと思いながらも、本当に信じて良いのかと思ってる人たちにとってブラウンの神父らしからぬスピーチは一番求めてた言葉なんじゃないかなと思った。
主演2人の顔芸も良かっ
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人生は二度とない(2011年製作の映画)

3.7

スペインの景色が綺麗でストーリーのテンポも良くて眼福な映画だった。
距離を置く時期があっても友達に戻れるのが良かったし、欲張るのも悪くないけどその時々に一番大事なものが何かは意識しておきたいなと思った
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

少ない登場人物が他人に見えない所でもがきながら懸命に生きてる姿がとても良かった!水墨画の知識ゼロだけど、実物よりも大きい映画館のスクリーンで繊細な筆とダイナミックな描くシーンを見られて本当に良かったし>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

豪華な衣装が本当に素敵で感動したのと同時にこの美しさもダイアナ妃にはあまり意味がないのかと思うと複雑な気持ちになった。そして重くもスピード感の音楽が映画にハマっててめちゃくちゃ良かった。

母親からの
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

年相応にシワがあって、背筋がしゃんとして足腰もしっかりしているお2人がかっこよくて、真似したいと簡単に言うつもりはないけどとても豊かで素敵だった。

英子さんが朝食に自分用のパンとは別に修一さん用に和
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしに山岸聖太さんと根本宗子さんだから、蒲田行進曲みたいなのだったら面白いだろうな〜と密かに思ってたら本当にその通りで観ててめっちゃテンション上がった!邦画っぽい感じからの超越したギャップが最高>>続きを読む

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

正直よく分からなかった。
でもシャルルの考えることは痛いほど分かった気がして、それを言葉や行動にするかしないかでこんなに人生変わってしまうのかと思ったし、誰しも心の中にたぶん悪魔がいるんじゃないかなと
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングの映像で?ってなるのが序盤で意味分かってきて楽しくなるし、コメディだと思って観てたのに後半の漫画でほっこりした。
マキタスポーツがめっちゃ良い上司だし、会社メンバーが毎週繰り返す中で徐々に
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

顔にアザはあれどアイコはどこにでもいそうな女の子だったし、飛坂は恋愛慣れしてそうなのにアイコに惹かれる自分に戸惑ってる感じもして良かった。
アイコは恋愛経験が少ないから一気に熱くなってやきもち焼いて、
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マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

音楽が最後の最後まで美しかった。
今も昔も子ども同士の優しさが想像以上に大人だし、不倫や噂話など大人が子どもの見えない所では全然完璧じゃないのも印象的だった。その中で律儀に貴伊子へ自己紹介する新子のお
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.8

アニメだけど猫の動きがちゃんの猫で可愛かった。
美代と日之出が心の中で思い合っていくシーンときなこの想いにグッときたし、元人間の大人猫たちが優しくて良い世界だった。

無理して笑って何が悪いって言葉が
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

靖子が「石神さんと一緒に罰を受けます」って言った時に、石神が知らん顔でも受け入れるでもなく泣きながら「どうして」って言うのが今までずっと孤独だった彼を象徴していて、でもこのタイミングで愛されることの喜>>続きを読む

(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

一見女の子らしくおじさんたちにニコニコする処世術を身につけたようなさわ子が、真顔で正論をぶつけていく姿は痛快。さわ子にとっての"可愛いおじさん"とおじさんたちにとっての"若くて可愛い女の子"が同義語に>>続きを読む

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪い人は出てこないしみんなそれなりにいい人なのに、誰にも感情移入できない。というか傷つけ合っている登場人物たちどっちの気持ちも分かるから、どちらかが我慢すれば良かったのか?と考えるシーンが何度もあった>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ゴードンが憎めなくて応援したくなる。アダムス一家も側から見るとヤバい人たちだけど、こういう世界というのを受け入れたらみんな可愛らしくて、ラストの夫婦のキスでめっちゃ良い家族やん!って思ってしまった。>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.6

ハーモニカの音色が柔らかい映像に合ってて良かった。
思春期の難しい時期にキクちゃんがちゃんとありがとうを言えたのは肉子ちゃんが愛情持って育ててきたからなんだろうなと思った。
肉子ちゃんの分かりやすい優
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

音楽と映像がかっこよかった!
高校生の主要人物たちは不器用で応援したくなる一方で、Asや周りの大人を見てると不器用でもいいけど成長しないまま大人になる人が増えると恐ろしい世の中になるなとも思った。

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.1

図々しく家に上がり込んでくる島田さんや子連れでお墓を売り歩く溝口さんがはじめはヤバい人なのかなと思ったけど、なぜこうなったのか何があったのか多くを語らず、みんな折り合いをつけながら小さな幸せを探しなが>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

ポップだけど繊細な映像と音楽が良い!
Your Songが生まれるまでのサントラの伏線がかっこよかった。

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.4

加瀬亮がひたすらかっこいい!
エンディングのウズベキスタンの風景が本当に美しくて、いつか生で見てみたい。

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.6

ストーリーはベタだけど、ピアノをはじめ音楽がとても良いので映画館で観て良かった。
フランス映画は毎回言葉が分からなくて字幕ガン見するけど、今回はコードや音楽用語だけ聴き取れた。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

ラスト13分で違う映画ばりに急展開してめっちゃ笑った!
シャロンテート事件があんなことになるとは。
ハリウッド映画ってダイナミックで大味なイメージだったけど、退に感じてた前半が伏線だったり案外緻密で意
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.5

主題歌がカナリヤ鳴く空と聞いて鑑賞。
あんなにクズ男なのに三者三様の女性に愛される太宰はすごいけど
、彼どうこうというより女のプライドの戦いに巻き込まれてる気もする。
画がひたすらきれいでこれから蜷川
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