女さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

女

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戦争より愛のカンケイ(2010年製作の映画)

3.6

なんだこれ、ハイセンスすぎて置いてけぼりをくらいました。わりと極端な2人がテンポよくワイワイしているんで見届けられますが、人種の話とか政治とか、ちょっと知識のない私には難しかったです。

画がキレイ。
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抱擁のかけら(2009年製作の映画)

3.1

かつて母が
「男の嫉妬は女よりもしつこくて女々しいのよ」と意味深な発言をしていましたが、これ観ると「ほんとだー!」と。まぁ、これ映画なんですけどね。

私には早すぎたのか、ちょっと理解に苦しみました。
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

2.7

ベルばらでマリーアントワネットを知った人間からすると、物足りない…というか。パステル感が女の子が好きそうな映画なんだけども、それだけっていう感じでした。可愛いんですけどね。

リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)

3.2

見せ場の歌のシーン、何かが憑いたのではないかと心配してしまうほど、女優の表情が歌ごとに変わる。上手い。すごい。
本気で鳥肌。
いや、むしろ怖いのよ、これ。
同じシーンを毎回観ても鳥肌立つ。まぁこれを観
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

4.0

1回目は10年位前。確か、高校生のとき。エドハリスのシーンがやたら印象に残っていて、確かめたくて再見。

静かに話は進みます。3つの時代が行ったり来たり、それなりに忙しいけどちゃんと整理しながら観るこ
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くちづけ(2013年製作の映画)

3.7

所々でファンタジーのように感じてしまいました。舞台っぽさを活かすとそういう演出になるのか、何なのかは分かりませんが、2人が結婚の話をする姿なんて、おままごとのようでリアリティのなさが逆に心に響きます。>>続きを読む

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.6

最初は何だかぎこちないコミュニケーションの連続でモヤモヤしていたのですが、もうそれは作品の思うツボでしたね笑。話に入っていくうちに、ちゃんとぎこちなさは解決するのでスッキリです。
誰よりも役所広司さん
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

4.1

ほっ。いい終わり方。

私も全体的にセレステ側の気持ちに共感しちゃって。あの喪失感の反動の強がりや痛々しいポジティブさ、嫌だけど理解できます。側から見たら「素直になればいいのに」って感じなんですけどね
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.1

これは歪みきっちゃってて、こちらも全力で引ける話。一見オシャレですけど。どんなエグいことがそこにあるのか、ちゃんと映像にしてくれています。監督さすがだなぁ…変態映画と言われるのも頷ける。
急に話が見え
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ジャージの二人(2008年製作の映画)

2.7

ゆるいです、いい意味で。別に後に何も残らないです、いい意味で。途中から、二人の行く末よりも『和小』の読み方だけがやたらと気になってきます。

私も、ジャージが好き。気取らずに着れば、着こなせない人はい
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しわ(2011年製作の映画)

4.0

夜中に観たからか、大号泣。
怖いですよ、色んなことを忘れていくのって。自分は認知症なのかもしれないという不安。
あー、職業柄それなりに勉強しましたが、この作品はご高齢の方やその家族の姿をよく表している
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ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

2.7

おちゃめなローマ法王を拝めると思ったのにー!!
…とまぁ、完全にコメディ観るつもりだったので見事に裏切られた気持ちになりましたが、それを抜きにしても結構テンション低めで話が進みます。TSU◯AYAよ、
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.7

年末って好きです!これを越えたら新たな一年が始まるんだー、と思うとときめくし、それを意識してからの過ごし方って結構大切だと思うのです。
この映画は、そんな『年末ワクワク』と『年の瀬ソワソワ』を運んで来
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.4

眉毛、なんですよ、第一インパクトが。他の方も書かれていますが。でも可愛い、に落ち着きます。
もしかして、眉毛って実は美人になる上で重要なのでは?と思い、私もちょっと太く濃くしてみたのですが、リリーコリ
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なくもんか(2009年製作の映画)

3.2

いいお話だし家族っていう形について考えさせられたけど、長い。ちょっと飽きる。
《薄ら寒い》というワードを度々出して、話の薄ら寒さもフォローしているような。でもクドカンが好きです。クドカンの顔を知ってい
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偉大なる、しゅららぼん(2014年製作の映画)

2.7

主演二人が15歳の設定かー無理あるなぁと思ったら、高校生役全員無理があったので問題なく観れました。あまり入り込めなかったけど、岡田くんと濱田岳氏が素敵だから観た、という感じ。

ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

3.0

笑える。なんで最後あんなシュールな踊りしてるのか。あれ、俳優さんたち3人で練習したのかな。

自分は自分らしくいよう!っていうポジティブな話です。古き良きコメディというか。わかりやすくて気楽に観れる。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

2回目。やっぱりいいなぁ!
前に見たときは学生で。社会人になったらなったで、また違う感じでした。前よりも調和をとろうとする可笑しなプロデューサーの存在が身近に感じます。いるなぁ、そういう上司。笑

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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.2

始まった時から何か妙な違和感があって、まずマヌエラの息子に違和感。マザコン?普通なのかな?

でも画の進み方や目に入る色彩が心地よくって、色々な違和感が調和される。不自然なことがあたかも自然な流れのよ
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マイ・ビッグ・ファット・ウェディング(2002年製作の映画)

3.4

この歳でこういう感想も情けないですが、結婚するって大変ですね!どの家庭においても色んな違いがあるわけでしょう?文化とか食の好みとか諸々。
でも皆がその違いを擦り合わせていくわけだけど、それがお祭り騒ぎ
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.5

年老いたパパがゲイ宣言してやんちゃしてました、ていうのはこの映画で重要なんだろうけど、実はそれはどうでもいい話。先に他界した母の方がキャラ濃い気がするんですが、どうでしょう。
しかしなー、なんか主人公
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.4

蜷川実花の世界を観るための映画。寺島しのぶさんはとことん女優だよなぁって思う役所。それ以外は全然印象がない。

多分、原作の漫画で読むべき話なのでしょう。みんなの憧れの、という存在は二次元でしか維持で
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8人の女たち(2002年製作の映画)

4.1

テンポが良くて目が離せない。一家の主人殺しの犯人を捜すため、探りを入れ合う女たちが美しくて醜い。女はすぐ目に涙をためて喚く。そして、さっきまで啀み合っていたのに、突然支え合ったり。全部が嘘臭いのに、バ>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

別に感動とかはそんなにない。
良かったねぇ、くらいの。
あと「惹かれる」っていう感覚は、もはや記憶を消したとて、そう変わるもんじゃないのよねーっていう。ちょっと経験したことない次元なのでわかりかねます
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

この男を可愛いと思えれば、最後は多分、ものすごいキュンキュンできるラブストーリーなのだろうけど、私はなぁ…全くの好みじゃなかったからなぁ…。彼の赤いブーツがオシャレな映画です。

勝手な想像だけれど、
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パレード(2010年製作の映画)

3.4

ゆるくてどうしようもない大学生と恋愛バカ状態のフリーター、その2人から話が始まるから、こういう結末は予想できなかった。最後小さなゾワッと感がやってくる系のつくり。何様だけど、全キャストに納得。俳優さん>>続きを読む

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

かつて
涙活にベストな映画は?
と、友人に聞いたら出てきたのがこれ。うん、泣きました。

ただね、人が死んで泣くのは、あまり好きじゃないんです。喪失感で涙を誘おうって、それ韓国ドラマの定番パターンじゃ
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マルサの女(1987年製作の映画)

4.0

かっこいい!みんなかっこいい!
山崎努氏の渋いイケメン具合にやられた!なんなの?血で書いちゃうの?にくいっ!

ヒロインがシングルマザーでだいちゃんという5歳の息子?がいるっていう触りも、ほんの数回し
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.1

ハリーポッターで育ったような私の妹が、謎に高評価で。「鴨川ホルモー面白いよー」て。確かに、くだらない→面白い。どうでもいいテンションになりたいときに最適です。濱田岳が切な可愛い。あとレナウン娘♪で不審>>続きを読む

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.0

なんかこう、こじらせ気味の子が決意硬く生きている話。100万円なんて貯まらないよー、そう簡単には(見るからにエンゲル係数低そうな主人公なんで、いけるんですかね、100万円)
ピエール瀧さんの役所、なん
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ナイスの森 The First Contact(2004年製作の映画)

2.7

雰囲気が好き。というか雰囲気が好きっていうとかっこいいやつですね。アメリと同じ感じです。もちろん、それ以上に意味わかんないし、何かがグロいです。キャストはすごい豪華。池脇千鶴が可愛いです。
ただ、俄然
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ミルク(2008年製作の映画)

3.5

熱発中寝れなくなったので流し観。話が面白いどうこうではなく、歴史と時代を学ぶための映画。

元々「ゲイ」というジャンル分けがよくわからなくって。私は男性が好きな女だからですかね、ゲイの人たちの社会での
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.3

最初からなんか勉強になる。
あいつは気がある・気がない、なんて考えるのって面倒なんだけど、そういうこと考えるって愚かで可愛い。

ジジを側から見ると鬱陶しいんだけど、残念ながら私の中には彼女的要素がち
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すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2012年製作の映画)

3.6

なんか、毎日丁寧に生きよう、と思いました。最近おろそかにしていたなぁ、お弁当作りもご無沙汰だし。

ベッドでゴロンてしながら携帯いじりつつ観るには良い映画。本気で観ると物足りない…でも何かこう居心地は
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ブラス!(1996年製作の映画)

3.8

言ってしまえば「私の青春」。
吹奏楽に青春時代の6年を捧げていた当時、部活で先生に観せてもらったのが最初。「ダニーボーイ」もアンサンブルで経験しました。
ピエロのシーンは切なすぎて軽いトラウマ。大人な
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

2.6

過去2回挑戦したのに、ノラジョーンズが働いているシーンで必ずと言っていいほど睡魔に負けます。どうやらこの映画のテンポが極端に合わないみたい。傍らにブルーベリータルトまで用意して観ていたのに。

なので
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