女さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

女

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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

2.8

名作であることは百も承知、素晴らしいミュージカルなのだと理解した上で、
私、何度観てもこの作品にはハマらないのです。映画もミュージカルも、それこそブロードウェイでも観たのに!

クリスティーヌがどうも
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

私の「1人映画館デビュー」は実はこの作品。映画館自体3年ぶりとかいう状態だったので、ベストな場所すらわからず…カップルを避けるようにして座ったらスクリーンに近すぎた、という初歩的ミスを通しての感想です>>続きを読む

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.3

まずオープニング最強。
一回目はまだ学生だった頃、実家でDVD借りて観ていたのですが、ヒューグラントのPVのテイストがツボで爆笑。思わず「ちょっと、やばいよー!」と全然関係のない母を呼びに行ってしまい
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トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.2

中学生の時、ラブコメで一番好きな映画でした。多分超王道で、分かりやすいから好きだったのだと思います。改めて観ても、ベタというか…非常に健全な映画でした。
サンドラブロックとヒューグラント、間違いない組
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

80歳目前の“生き様が芸術家”なモードと、19歳金持ちボンボン:ハロルドが惹かれ合うって何なの?と思いましたが、
なるほどね、わからなくもない。

モードったら、老婆にも少女にも見えるんです。ハロルド
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.5

この映画を小学生の時にテレビで観て、衝撃を受けました。で、焦った。こりゃキレイでいることって相当大変みたいだぞ、と。笑

段々「美」が狂ってくる様も、潔くブラックジョーク的なノリで描かれているから観れ
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ノン子36歳 (家事手伝い)(2008年製作の映画)

2.2

ノンちゃん、なんでこんな痛いの?主人公がこじらせていれば映画になる時代なのか。ちょっと観ていて困る。…あたしが冷たいのかな?

話がブツブツ切れるわりには、濡れ場は思いの外たっぷり仕様で冷める。気持ち
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.8

こう、ディズニープリンセスっていうと、意地悪な家族に虐められても仕返しの一つもしなかったり(シ◯デレラ)、リンゴ食べて寝ちゃったり(毒です)、糸車で指差して死んだかと思えば寝てたり(魔法です)、
そん
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.1

だめだ、私、これまっすぐ観れません。始まりのワンちゃん達で、すでにしんどい。ざわざわする。

色彩は美しいのに、怖い。場所で赤・白・緑…と、はっきり分かれていて、その都度ハッとさせられます。
でもそれ
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ボビー(2006年製作の映画)

3.9

あれれ、泣けましたよ。

色々な人に焦点をあてながら、ホテルを中心に話が進むのだけれど、クライマックスまでが長い。
まぁ、その長さのおかげで、こちらも思い入れのある人物なんかが出来上がってしまってて。
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.5

これはもはや
挿入歌や劇中歌が間違いないやつは映画も何かしら笑えて面白い、の法則。

何ですか、あのわからなひーって連発しまくりの『あいまい模様』。
ピコピコしすぎて呆気にとられる『僕らのネバーマイン
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.4

吹奏楽部だった時代、ど真ん中にこの映画が出来たもんだから、「ついに吹奏楽の時代が来たんだわーーー!」なんて思ったのでした。

演奏力とかそんなんどうでもよくて。なんていうか、一生懸命練習して、舞台に立
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グリース(1978年製作の映画)

3.4

サンディ、帰ってきてー


と思わず嘆きました。けど、それも含めて、アメリカの“イケてる”を詰めこんだであろう青春ミュージカル。

いーのいーの、老け顔だろうが、引き立て役がおばさんみたいだろうが、映
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.9

中学生から高校生にかけて、数回観ました。おいおい、こんな吹っ切れちゃった子たちが同世代とか、怖いな世界!…なんて思ったものです。
だから映画になるんでしょう。歌に力があるんでしょう。

ロミオとジュリ
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アマデウス(1984年製作の映画)

4.0

初見は高校生の時、音楽の授業。単なる歴史映画と違うからビックリしてしまった記憶。
すごくドラマチックです。

モーツァルトがひどい変人だったことは、遺された手紙のやり取りなどから明らかにされているので
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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出だしに「まさかの変態映画なの?」なんてワクワクしつつ鑑賞。
まず、思春期時代の経験っていうのは後にすごい影響を及ぼすんだな、っていう…。過去に思いっきりすがる主人公のおっさんは、なんだか痛々しくも純
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茶の味(2003年製作の映画)

3.3

歌とダンスとキャストが素晴らしい。
「山よ」は凄すぎて鳥肌がたちました。あー、わかる人と一緒に結婚式の余興にしたいくらい笑

『ナイスの森』を先に観ていて「これ系は、どうせわからないことだらけだろう」
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.6

軽快なモーツァルトに、テンポのいいやりとりで「バナナジュース!」、出だしから面白くなりそうな予感が。裏切らないワイワイ感で最後まで楽しかった。
小学生のディベートのようなのに、大人だから余計なものがつ
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

思い入れの強い作品。鑑賞2回目ですが、確信しました。この映画に私は勇気づけられます(特に前半)。言いたいことが多すぎる。以下、ひたすら長いですが、映画が長いから仕方がない!


初っ端から主人公、未亡
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俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.3

だらだら鑑賞。

途中、シュール過ぎる走馬灯→場面かわってムロツヨシ登場で、謎に興奮し、思わず黄色い声を出して喜んでしまいました。あそこだけ、私の好きな福田雄一さん節がやたらきいてた気がする。
他、池
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大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

3.3

福田雄一氏、好きなんです。
おちゃめだし、大きいし。舞台も面白かったし、勇者ヨシヒコなんてかなりツボだったんだけど…
これは普通。実に普通に楽しかったです。

好きな人(安田顕ムロツヨシ佐藤二朗)に埋
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.1

痛い、と切ない、が混在。
秋代とキクチのセックスは、ある意味観る価値大と思う。何、あの救いようのない気持ち。しばらく忘れられませんでした。
世の中、幸せな性生活だけだったらいいのにねー。きっとこれがリ
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カケラ(2009年製作の映画)

2.8

危うくて不完全な感じ。
同性愛について理解できない、とかそういう意味じゃないです。なんだか、全体的に言葉にできない痛々しさがあって、苦手でした。内容じゃなくて、雰囲気が、だと思われ。

リコもハルも可
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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

普通に考えたら怖いくらいの、ペドゥナの人形スタイル。やらしくないのは体型もそうだけど、きっとこの女優さんの、眼が素敵だからだと思う。うまく言えないけど、澄んでないのに曇ってない、そういう眼が儚くて幼く>>続きを読む

欲望(1966年製作の映画)

3.5

なんというか。長い1日とちょっと、の不思議なお話。

でもコメンタリーでもう一度繰り返し観ると、私が随所で感じた違和感が見事に解説されていて、ストンと納得がいった。そういう意味で、これは観るのに時間の
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シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸(2014年製作の映画)

2.6

きっとヨガが好きな組織が、「ヨガ好きのための作品を作りたい!」と意気込んで作ったと思われる映画。ちなみに私もヨガをやっています…
が、入り込めず、冷めたテンションで、以下感想。

麦ちゃんのキャラがあ
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

10年くらい前から観たかった作品。観たかったことを忘れていたけど!

見始めた途端、かっこよすぎて部屋の電気を消しました。あーぁ、これは映画館で観たかった。

内容:愛と、片割れ探しの旅。

ヘドウィ
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

話の流れ、極めてふつー。面白いけどね!
これ系の話(特にケイティとの諸々とか)はスパイダーマンで知っているので、「ま、ヒーローものってこういうもんなのかなー」という感想。面白いけどね!

比べるところ
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エスター(2009年製作の映画)

3.2

「エスターちゃん、プチビッチだなー」と見届けていたら、本当にタチの悪いビッチでした。

子どもが悪いことしているのは嫌ですが、そこは最終的にクリアしたので助かりました。

4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

4.1

他の方のレビューにもありますが、4分間の演奏を聴かせるための映画。
とはいえ、そこまで断片的にみせられるピアノの先生:クリューガーの歴史的背景交えた回想や、破滅的な主人公ジェニーの暴挙と忌わしい過去が
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.6

音楽だけでも素敵で。中学生の時から何度聴いたかわからないです。
中でもCell Black Tangoは今でも時々聴きたくなる。なんか好き。殺人したんだけど相手が悪いよねーっていう歌なんだけれど、どう
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シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

-

1回目視聴。爆睡。
主人公の顔が中性的。「この人、何考えてるんだろう」と食い入るように見ていたら、まさかの冒頭ですぐ落ちた。

2回目。
素敵な街並み…路面電車に乗車中、変わりゆく景色の鮮やかさが合成
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ブロークン・イングリッシュ(2007年製作の映画)

2.8

この終わり方はいろんな意味で反則!
主人公、始めからやけにクネクネした子で苦手だなぁーと思って観ていたのですが。パリで洗礼されて、芯のある人間になるのかと思いきや、結局最後にまたクネクネ系。
ジュリア
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.9

クスクス笑えるところも多かったけど、なかなか話に入り込めず。

というのも『“俳優”やってる大泉洋を拝もう!』な印象を受けて。…考えすぎかしら。いや、役柄もピッタリなんだろうし、大泉洋氏だからこそ引き
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婚前特急(2011年製作の映画)

2.9

最初は映画館で。
浜野謙太が観たくて友達と行ったんです。ミュージシャンとしての彼しか知らなかった時なんだけど、ダメ男っぷりが良かった。許されるなら、彼には永遠にダメ男を演じていてほしい。しかも「男って
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ふー、これ、いいですね。
わかりやすくキュンってなるし、ご飯は美味しそうだし、何よりもケイトとニックの組み合わせが可愛いんだもの!

こういうラブコメは、やはり『彼』にあたる人が好みかどうかっていうの
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