コメディに類するそうだ。
障がいのある兄弟を持つ思春期ならではの葛藤と家族愛、親の立派さと見どころは多いが最も印象深く残ったのはジョーの成長。家族を救っている。知らない者は偏見を持つ資格は断じてない。>>続きを読む
最初はちょっと羨ましいルーティーンとも思えたが、配偶者以外の家族に拘束されざるを得ない日常の虚しさ悲しさがだんだん募ってくる。ラストシーンでは何故か筒井真理子さんの「波紋」を思い出した。
baldは好>>続きを読む
いわゆる戦場ジャーナリストは実際でもあそこまで密着するものなのか?と疑問。ロードムービーの展開でenough is enoughになるベテラン撮影者、一方ではgetting so excitedになる>>続きを読む
人それぞれが抱える現代社会の悩みや壁。焦らなくていい、休憩が必要とさらり口にする日本の大女優、なるほどなと共感できる。若くないなら焦ることも大事なのか、一体何歳から?
自分自身を見いだせなくても焦らな>>続きを読む
感動を誘うシーンやセリフがてんこ盛り。大願成就できてたらこのシリーズはつまらないものになるのかもしれないが、大願成就編ならどうなるかを考えてみたくもなる。
ほのぼのぷち情熱ファンタジー。
運転手不足で廃線も相次ぐ昨今の背景がヒントになってるのだろうなぁと思いつつ、そこに触れるのは三島ゆり子さんの一言だけというのがスマートでいい。バス会社社長の同級生を思い>>続きを読む
長年勤めた組織を離れる。野望には届かず。でも、が何かあると期待する。
昔のトリビュートシーンが多くあった。豚キムチのカップ麺とか。
かったるい展開が続き、口論のシーンでの噛み合わなさすぎるやりとり、一体この映画の趣旨は何なのかと問いながら観ていたが、心療内科医やカウンセラーが出てきたあたりで多少納得できたような。このような役柄は河>>続きを読む
事故のような出会いからつきあうのと、お互いの気持ちを伝えてからつきあうのと、後者の方が長続きしそうだと頭では分かっていながら、衝撃の圧倒力は侮れない。
春代の最初の方の忠告と最後の方のメールがなんとも>>続きを読む
ナビゲーターの先生の解説に肯定的な人生の見方、というのがあった。人間の付き合いにおいて恋愛にはチームワークとかじゃなく思いやりも含めた自分の気持ちが第一ですれ違いも喧嘩別れも自分の責任であるけど誰から>>続きを読む
ブライアンエプスタインはファンで、ジョージマーティンは親、そんな印象を受けてしまった。演奏能力が高かったかどうかは昔から謎だったけど、もうこれは考えなくても議論しなくてもいいかな。エンターテインメント>>続きを読む
結末で夫婦の絶大さがまさまざと。剛よく柔を制す。エリザベス・モスの表情、目力が凄かった。
現代の深刻な問題がテーマ、とはいえそこまでデフォルメした暴力描写が表現として必要だとは思えない。そう思い込むと最後の展開も後日談もとってつけただけのように思われる。考えさせられるよりも嫌な心持ちが残る>>続きを読む
映画俳優が役作りのため実際のモデル本人やその周りの人々から話を聞く、さらに多くの気づきを得るため深く入り込む。映画作りの素人に対する役作りの説明の丁寧さ、機知に富んだ受け答え、この辺だけでもよく出来た>>続きを読む
あれっ?と思わせて、すぐになるほど、そう言うことかと納得させる。2回目3回目だと慣れてくるが、最後はそう来たか。映画監督に対する固定観念のようなところと本人ならではのつらさ、色をこよなく求めるありがち>>続きを読む
支えているようで自己中になる、支えられなければいけないのに自分以外の誰かのことを考える、社会の矛盾の凄惨さを感じさせる。
社会問題を巧みに訴える構成は良くできてた。食器洗いを孤独にやるカットの長さが切>>続きを読む
棒読みのような台詞は役者が下手ということではなく家族や親しい身内との会話は感情的にならないだろうとのこと。なるほど。若くしても老け役にはまる笠智衆さんの魅力、可愛らしいまき子さん、第二次世界大戦終結か>>続きを読む
主人公のキャラが決まる衝撃的な冒頭も含めて、前半は短いストーリーでテンポが良かった。その中であの時代のあの国家の民族の純化という思想が重く表れ、後半は心揺さぶられっ放し。最後は女性や子供までも?と目を>>続きを読む
求める愛は誰かのためにではなく自分の欲望。これも生き方だと年月をかけて悟るけど、若さからくる迷いか判断ミスかで満足できない人生を歩む。パートナーに望むことは何なのか、これは一番大事なことかも。そんな自>>続きを読む
性の多様性を思い切り表現したら品は下がるのかとふと思ったけど、そもそも品が上とか下とかを規準と考えること自体がもはやダイバーシティからの大きな逸脱だろう。想像を超える笑い満載、艶もあり好みは様々だろう>>続きを読む
途中からなんともお馬鹿な映画だと脱力して観てたけど、いやいや、よくひねりの効いた作品でした。後半からの開放的な映像はイタリア映画らしいし、伏線回収のどんでん返し、そして男女の差し手争い。無駄なシーンも>>続きを読む
鑑賞後にどう考えるのか試されてるような作品。校長先生の欲は伝わってきたけど他のもやもや感多し。もし謎の多い実話がもとになってるならその記録か?
当時の映像も仲間達のコメント、どれも良かったけどとりわけ北山修先生、故人の最後へのレスペクトは秀逸。
冒頭の約3分からこの映画の重さが伝わる。庭の中から塀の向こうの建物がいつも見える、急に現代に飛ぶ、演出もよかった。気づいてる、分かってしまう家族、子供と祖母がいてまだ良かった。
浪人、お家騒動、吉原、仇討ち、長屋、時代劇の人気定番ネタがてんこ盛。それぞれの役者さんほとんどが名のある人達、面白くないわけがない。
誠実に生きる恐ろしさを久々に思い出させる。
亡くなった時に存在を知り、その後も特に意識して聴いてはなかったから、この作品には引き込まれた。ジャマイカの混乱を収めることへの貢献については興味深い。知らない歴史を紐解きたくなる。最後のドキュメンタリ>>続きを読む
鑑賞者の想像力を試される。鏡のあり/なしの功罪と捉えるか、得体の知れない恐怖なのか、映像製作テクニックなのか。
思い込みや偏見からなる被害者家族へのいわれなき誹謗中傷、近年の悪しき傾向だからかストーリー自体にはさほどインパクトは感じなかった。一方でその子に対する家族の愛と話題優先に走りたがるマスコミの「主流」に>>続きを読む
作品としてはあまり面白くなかったが、大きな家の映像は良いと感じた。無味乾燥なオフィスとの比較からか?恋愛感の多様性の表現法としては、谷崎文学を現代にうまくマッチさせてもいる。演技力はもうちょっと。
敵味方の関係と作品の展開が時系列じゃないので鑑賞には最初から注意力が求められる。結局は侵略国で敗戦国か諸悪ということに収まるのか。日本側の視点で真実を知りたいとの願望を掻き立てる作品。
長めのカット割りをじっくり見せる、言葉がなくても映像で伝えきれる、セリフじゃない音でも伝わってくる、画面全体の中にある小さめの人物も訴えてくる。
ラストシーンのポイントは「はんや」の鹿なのか?作品タイ>>続きを読む
精神障がいで自ら作ったあのバンドを脱退したと、40数年前にDominoesと共にラジオで聞き、それ以来「探究」はしなかった。今回の作品を観て、心の病についての観念も40年も経てばなんか違うな。類稀な才>>続きを読む
自分を中心に据えたら、家族を構成する相手は上と左右と下に、人によっては若干違うけど基本これらの方向にある。家族の絆はかけがえのないものだが、様々な形がある。生きることは生かされること。自分から求めて行>>続きを読む
2022年の設定だがこの作品では物理的文明は実際に比べたらまだまだ。社会的背景の設定は現代への警鐘のようでもあり、現象はぶっ飛んでいる。安楽死そのものはともかくとして、方法としてはもしかしたら現実に?>>続きを読む
佐賀の映画ということで興味持ったが、観て損した気分。伝えたいことと表現方法が映画のポイントだと自分なりに思っているが、表現方法が合わなかったか。主人公のあの境遇から前に進みだすきっかけとして、せっかく>>続きを読む