深層的なストーリーテリング、実はブラック映画で、遠くからみたから喜劇だった。ただものじゃないと感じる。そう思う時に見ているのは、その人一人の才能だけではないのかもしれない。無数の人の人生が、その人の中>>続きを読む
数多の記憶と感情をそのまま燃料にしているし、劇場体験そのものが祝福である。シリーズの構造上もあるけど、誰か一人と深く結びつくわけではない。一つひとつの関係はそれほど強固でもない。だからこそ一つの関係が>>続きを読む
それぞれが自分で人生を動かし、外の世界から何かを持ち帰り、ときには疲れ、ときには相手に頼りながら、それでも長い時間で見ればエネルギーが双方向に流れている。男女の本当の「釣り合い」とは、スペック表の数字>>続きを読む
ジャンプスケアに驚かされつつも、等身大配達員の目線だからだからか、日常の地続き感がよく伝わってくる。出たとこ勝負みいなところが、逆に普段通り感がして安心する。外に出た時はいつも何か面白いことが起こりそ>>続きを読む
制度に保証されていないからこその親密さ。犬は心を出し惜しまないし、愛と無償の信頼に心打たれた。関係があるから大切にするのではなく、大切にし続けた結果としての関係があるんだなって、繋がりにはそんな成り立>>続きを読む
支援につき一匹サメを増やすというクラファンが殺到。結果として432匹ものサメを登場させなければならなくなり、しかたなく2が制作されたらしい(🦈) 作り手と演者が大真面目であればあるほど絵面のバカバカし>>続きを読む
生身の人間がループし続ける辛さが骨身に染みた。なんたってゲームなら、いつまでも同じ体力で走り続けられるからね。
人が深い傷や憎悪から抜け出すとき、我々は内面的なドラマを期待しがち。劇的な悟り。他者からの救済。けれど現実には日々の行動を重ねることで、あとから心が追いついてくることの方が圧倒的に多い。
描写にそう思>>続きを読む
映画だからとりあえず派手な事件を起こそうという、一見大それたプロットにも思う。だが学園劇を削ぎ落としたからこそ、どんなに世界から弾き出されても、自分を絶対に見捨てない大人が一人だけいる。という救済性の>>続きを読む
世界を救うわけでも大金を稼ぐわけでもなく、「ただ今日を楽しく過ごしたい」という無邪気さが、10代特有のリアリティで浸れる。永遠に近い時間の中に立つ、人は永遠を生きることはできない。しかし、永遠に近い時>>続きを読む
夏は、温かい。楽しい。少年時代の一夏は、人生そのものの価値であるといっても過言ではないと思う。自分はアナログからデジタルへ移り変わる激動の子ども時代を過ごしてきた。だからこそか、今でこそあり得ない、昭>>続きを読む
カタルシスや前振りのある盛り上がりこそないけど、セオリーをぶち抜く変幻自在な世界観が楽しい。ただ破滅に向かおうとするたけしさんがどこか儚く美しい、男の喪失はそんなにクールじゃなくたって良いとは思うけど>>続きを読む
「ファシストになるより豚の方がマシさ」は反骨精神のようでいて、実のところ人間としての責任や、社会から降りるための言い訳でもあると思う。諦観とユーモアを身にまとってなお、心の底に純情を捨てきれない、そん>>続きを読む
創造的人生の持ち時間は10年だ。カプローニが言うように、純粋な狂気をもって何かを生み出せるピークの時間は、生涯の中で決して長くはないと思う。体力、感受性の鋭さ、時代の空気との共振、これらが奇跡的に噛み>>続きを読む
寂しさがどうとか言ってる暇もなく、紡がれる群像に涙が止まらない...。上映中のほとんどを泣きながら見届けることになった。半分以上の新規カットで思い馳せたのは、久美子と真由は、「協調」を重んじるという意>>続きを読む
全編IMAXは凄みがある。通じてオデュッセウスの行為は正しかったのか?みたいな倫理的解釈の連続で、すべての業は過去の選択から繋がることを、作中ずっと反芻してた。本人にとっては失敗に見えたことは、別の場>>続きを読む
風景を見た。ただ自然の風景だけでなく、目の前で起きてる社会問題や人間関係の葛藤、他人の苦しみ、更には自分の痛み。我々に取って、それらは全て風景だ。そんな群像の中でいつしか、与えてるつもりが与えられてい>>続きを読む
不器用な愛の肯定こそが温かい。
計画通りにいかないから人生なんだ!
ルールが原始的で余白が大きいからこそ、人はそこに自分の感情や哲学をいくらでも詰め込めてしまうんだろうな。才能を持つ個人たちが、いかにして共通の目的に向かって自我をすり合わせるか。その過程
真っ只中の暖かさは、いつも隣に貴方が居た。なぜか絶対に忘れちゃいけない気がするラストには目頭が熱くなった(涙)
誰かの不幸とは寝れない夜がここにはあるんだ。グレーのままで抱える勇気、別に何も誰かに話す必要がないことはあるし、ある意味それが誠実さでもあるとも思った。
たまに飲み込んで忘れるくらいにギリギリ馬鹿では>>続きを読む
一気に奇想天外な世界に引き込むまでドラマパートの丁寧さ、それに加味して日常に馴染む、ごく普通に思える動物たち。動向も逐一シュールでニヤニヤしてしまった笑
別に異変のパターンも斬新かと言われれば決してそ>>続きを読む
ずっとずっとポケモンと人との共生を描いてきた世界。同じ理の物語、もう一段深く踏み込んで、ココは改めて架け橋になれる存在なのが素敵だね。ターザンをポケモンでやることに意味がある(かもね)
共感がグロテスクで忘れがたい..。澄み切った青空、咲き乱れる花々、白装束の村人たちという祝祭の渦中で、着々と狂気が進行していく。隠れる影が存在しないから息苦しさと異常性が増幅してる、そしてこれが心地よ>>続きを読む
自然の循環に、自らの生のリズムを同調させることの豊かさ。生きる手応えが確かにあった。自分は手足を動かし、時間をかけて、誰のために何を育ているのだろうか。理想郷ではないけど本質で、諭されることなく感じさ>>続きを読む
『過程の美しさ』
自分のサッカーの好きなところは派手なゴールや劇的な瞬間そのものじゃなくて、その瞬間に至るまでの人間ドラマ、文脈、感情の積み重ねだってことを、改めて感じさせられる映像だった。体系的に色>>続きを読む
一概にエゴと言えど我儘ではありなく、論理に裏打ちされた本質が剥き出しになるからこそ心惹かれた。再現度が高く漫画を読んでいるよう、生身の人間ができるギリギリ上手く突いていて、キャラ造形も際立つスペクタル>>続きを読む
「カワバンガ!(Cowabunga!)」は彼らの代名詞とも言える歓喜のフレーズ。元々はサーファー用語で、1950〜60年代のアメリカのスラングがルーツらしい。スプリンター先生の「ナウいだろ?」の台詞も>>続きを読む
観客を当事者に引きずり込む没入型ホラー!単にビックリさせるジャンプスケアだけに頼るのではなく、ジワジワと首を絞められるような生理的嫌悪感と、呪いの因習が絡み合う恐怖の設計が見事。母親の行動には胸が騒つ>>続きを読む
「世界で最もコミュニケーション能力の低い男が、世界最大のコミュニケーションツールを作った」という皮肉の効いた創作だった。天才が愛や友情を手に入れようともがいた結果、惜しくもそれを切り刻んでしまうという>>続きを読む
ひとつひとつの出来事に悪意が存在しないのに、とんでもない悲劇の連鎖が生まれてて凄まじかった。生き物ならではの容赦なさに惹かれる
相手を思いやる言葉の大切さが身に沁みました(。)これが誠の想いで、なお当たり前にできたらいい。主要人物もほぼ4人で場所も生活圏だから、ミニマムで本筋からずれず直球で怖い。逃げ場のない人間関係と、少しず>>続きを読む
今作はまさに「全員が主役」信は1000人将となり精神的にも一回り大きく、かつ泥臭くまみれて戦う姿に、器の片鱗が見えて痺れる。騰は王騎の右腕としてではなく、個としての鋭いファルファル猛攻が本当に勇ましか>>続きを読む
人間と犬で見えている世界のレイヤーが全く違うという事実が、人間には伝わらないもどかしさがいちばんホラー。わからないことばかりでわかった気になってしまう、生命力と純粋な愛に溢れた残酷の美しさ。
裏腹に>>続きを読む
プロ意識の高い2人で心地良い。美里はいわずもがな、麗司はその甘いルックスからしてラブコメ作品に抜擢されがち。重厚な作品への出演や名優に憧れながらも、それでも自分の適所に納得感を徐々に獲得していく周囲と>>続きを読む