Rinさんの映画レビュー・感想・評価

Rin

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海がきこえる(1993年製作の映画)

5.0

高知・夏・17歳 ぼくと里伽子のプロローグ。 「好きだ」ではなく、「好きだった」を認めるまでの物語だったんだな、懐かしいようで新鮮にも感じる90年代の街の風景、そしていつの時代も変わらぬ人々の感情の移>>続きを読む

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

5.0

2人も中学3年生となって、間も無く最後の夏休みを迎えることに..。かけがえのない夏の日々。そもそも年代に関わらず、「1年間」というのは至って共通な時間なはずだけれど、大人になるにつれてその区切りが弱く>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

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「今振り返れば、その人はきっと振り返ると強く感じていた」言葉が印象的で、叙情的なビジュアルで綴られる三本の連作短編アニメーション作品。題名は「桜の花びらが舞い落ちる速度」を意味していて、もっと目にした>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

5.0

人間とパラサイトのそれぞれの生き残りを賭けた戦いが描かれる。勝つのは人間か、パラサイトか。後編では新一に人間らしさが溢れていて、結局人間が正義であるかのような描き方感慨深さを覚えるけれど、ミギーとの絶>>続きを読む

寄生獣(2014年製作の映画)

5.0

人間を捕食する“パラサイト”と人間の戦いを描いた実写作品の前編。泉新一はある意味ダークヒーロー的な側面が強くて、寄生生物の討伐を決意する姿が、まさに主人公。実写化でできる全てが詰め込まれてるも思う、も>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

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今を生きる大切さと亡くなった者たちへの郷愁。12歳の時に交通事故で両親を亡くして以来、孤独な人生を送っていたロンドンタワマン暮らしの40代アダムは、30年前に他界した当時と変わらぬ姿の父と母に再会する>>続きを読む

劇場版ブルーロック –EPISODE 凪(2024年製作の映画)

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“ブルーロック(青い監獄)”での戦いを桁外れのサッカーセンスを持つ凪誠士郎の視点から描く、エリートがさらに成り上がる系スポーツ根性アニメーション⚽️ 人生、もっとエゴイストに生きてもいいと思う。この作>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

5.0

ノラとヘソンは子どもの頃韓国でとても強い友情を持っていたけれど、ノラは家族と一緒にカナダに引っ越すので終わらなければならない。数年後、押しつぶされていた感情が再び表れることを鑑みず、昔を思い出すために>>続きを読む

DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

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後編では月とLの頭脳戦が激しさを増すなかで新たな死神・レムのデスノートを所有したアイドルの弥海砂が第二のキラとして月に協力を申し出る。
やっぱりLike a デスノートの戸田恵梨香😈 ほぼワンシチュエ
>>続きを読む

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

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死神のノートを手に入れた少年と彼の周囲で起きる様々な事件を描く、ミステリー・ホラーの前編。そもそも原作のストーリーが心理サスペンスとして優れているし、非現実的な人間が出てこないから実写化として最高、藤>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

5.0

地方都市で暮らす少年を主人公に、イジメや援助交際といった中学生たちが抱える問題を描いた青春映画の名作で、エスカレートしていくいじめと、美しい田園風景の対比が切なさを醸し出してる。強さというのは、弱さを>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

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過去の出来事の真実が明らかになることで登場人物が救われていく、ホットキューティクルな物語。鮮やかなラストシーンで全てが回収されて、どんなに些細なことにも意味があったんだなあと感慨深さに浸った..。青春>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

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恋する少女たちの卒業式までの2日間を描く青春恋愛映画。 瑞々しさ溢れる群像劇で、少女たちの心の機微が丁寧に紡がれていた。教室のガヤつきに懐かしさを覚えて、もう二度こない瞬間に心を締め付けられるこの生温>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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期待を裏切らないサプライズ🃏比較的登場キャラクターが少ないのにまさかお前が!?って普通に驚かされた、犯人が解っても簡単には終わらせてくれないのがこの名探偵シリーズお決まりルーツで、今回は函館が舞台に、>>続きを読む

名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

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コナンとキッドの出会いを描いたテレビシリーズの総集編。正味、怪盗キッドがどんな存在で、何を目的にしているのかということはお馴染みの冒頭で理解できます!しかし特別触れとく価値あり。本編は懐かしの映像で興>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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オッピーの功績は素晴らしく、音楽賞、編集賞、撮影賞、助演男優賞、主演男優賞、監督賞、そしてもちろん作品賞という結果に。相変わらずのノーラン節で時系列が交錯、それが余計に助演賞を取ったロバートダウニーJ>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

5.0

21世紀少女。世界観が青春と終末に洗練されてる、共存する相反、2人の少女のディストピア青春日常譚🪐 哲学的なテーマも内包しているのに至って軽快に描かれていて、だけど畳み掛けてくれる怒涛のサスペンスには>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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10年にわたる愛と別れを壮大に描いたラブストーリー。街の熱狂、人の気持ち、目に見えないものに惹かれる春の気概と、詩的な表現が粋で良かった。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

5.0

オリジナル作品の小ネタをふんだんに散りばめた新世代ゴーストバスターズ。会話劇は今風に変貌を遂げていて技術の進化にも面食らう、子どもたちがゴーストに立ち向かう王道展開がやっぱり堪らなく良すぎるって話!孫>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.0

何事にも1秒早い男性と1秒遅い女性の失われた大切な1日を描くファンタジーラブストーリー。ズレはあるものの着実に日々は紡がれてる感じが人生みたい。あせってものんびりでも、ちゃんとあしたはくるからね〜

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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ヴィルヌーブ監督の世界観、深みのある音楽で表現する映像美、ティミーは相変わらずの端麗さで、物語の奥深さはSTAR WARSにも通ずるところがあると思うだって宇宙だし。宇宙よりデカいものが自分、宇宙のほ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

プロポーズされた翌日にとつぜん失踪をしてしまった女性の謎を、過去と現在とで交錯させながら描いたミステリードラマ。自分ではどうしようもできなった運命を、生きていくと決めた市子は強いと思う。何者にもなれな>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

離婚間近の夫婦と、ふたりをかろうじて繋いでいる猫のカンタ。加えて、それぞれの不倫相手。4人の男女と猫1匹で織りなす群像劇。不貞行為こそあるけど大した物語の起伏はなくて、ゆるっとのんびり日常が進んでいく>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

非常勤講師の七海はSNSで知り合った相手と結婚するも、浮気をでっちあげられた挙句家を追い出されてしまう。結婚式で出会ったなんでも屋の安室に月に100万円稼げるメイドのバイトを斡旋してもらうという怪しい>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.0

結婚した夫が亡くなった際に全くの別人だと判明し、彼の周囲の人たちが正体を探るべく動き出すヒューマンミステリー作品。一応ミステリーではあるんだろうけれど、メインの魅力は人物像を深く掘り下げている所にある>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

4.4

母の愛、記憶、父と息子、恋人、友人..。未練を残した人たちによるそれぞれのストーリーが素晴らしかった、感じ方は人それぞれだけど暖かくて優しい、美しい映画。主演の長澤まさみさんに続きリリー・フランキーさ>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

ひょんなことからヤクザが合唱部の中学生部長に歌の教えを乞うコメディ☂️余韻で席から立てないぐらいに喰らいました..。劇場で観て本当に良かった。2人の出会いから掴みはばっちし、綾野剛さんの迫真の演技は心>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.6

3人で海に浮かんでいるシーンで聞こえる波や風の音、見上げた空の青さ、その全てが綺麗だった。ほんとうに、本当に一瞬だったんだけれど彼女たちのかけがえのない瞬間を切り取った一場面の数々が、16年に渡る友情>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.0

不老不死のウルヴァリンが歴史を変えるために、指導者プロフェッサーXの若かり時代にタイムスリップしてるらしい。

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.6

個人的には好きだけどウルヴァリンが大好きな人向けのファンムービーで、もはや我が子を見護る眼差しが求められてきます!

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.6

X-MENの誕生秘話。今までのシリーズから過去に遡る、指導者プロフェッサーXの若かりし頃を描いたシリーズ第4弾。後のストーリーにつながる伏線が散りばめられていて、オリジナル3部作に繋がるキャラクターの>>続きを読む

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

4.0

ローガンがウルヴァリンとなり、記憶を失うまでを描いた誕生秘話にして1作目『X-MEN』の前日譚。今まで謎につ包まれてきたウルヴァリンの過去が明かされることになるのだけど、ここに来てようやく魅力に気づけ>>続きを読む

ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.4

あれから5年、解散の憂き目に遭っていたゴーストバスターズが再結集。大晦日のニューヨークを襲う謎の物体スライムと幽霊たちにあの3人が立ち向かう!それぞれ別の道を歩んでいたところから始まる冒頭は若干だれる>>続きを読む

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