ricoさんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

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ニノチカ(1939年製作の映画)

3.2

レオンの歯の浮くような台詞が素敵なラブコメディ。
軽やかで、上品。軽妙洒脱。
シャンパンで銃殺(風)のシーンの素敵さ。
「ラジオって何?」
「月賦払いで買った途端に、新しい機種の出る箱さ」
のあるある
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.5

この前Twitterで愛新覚羅性の人の画像を見て以来、ラストエンペラーを見てみたくてたまらなくなった。

綺麗だけども、退屈もしないけども、感動まではしなかった。。。中国の激動っぷりはすごい。物語も劇
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次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路(1953年製作の映画)

3.5

目潰し?の煙幕、森を走る松明の光。
横から人が走り込んで来るリズム。
そういったものが心地よい。

美貌に罪あり(1959年製作の映画)

3.6

変わっていく時代に翻弄される家族の話。増村はモダンで現代的に変わっていく世の中を風刺する、そのバランス感覚が素晴らしい。
団地、封建的な家制度を思わせる古い大きな日本家屋、スチュワーデス、日本舞踊、盆
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次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港(1953年製作の映画)

3.3

加東大介が合流してきましたね〜
なんかちょっと若かった
安定した面白さ

天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

3.6

堕ちることしかできない女、それを救いたいのにすれ違い続ける男。
ポルノらしいサービスショットも多いし、映像表現も冒険が多い野心作。
ロケにうつる昭和な風景も心が動かされちゃいました。
面白い。

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.2

ベッタベタ!なメロドラマ!
名台詞も沢山飛び出すし、ボギーあんたの時代はよかった〜なんて確かにちょっと思ったりするね。
たまにはここまでベタなのも楽しい。

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.0

ファスビンダーを見るのは2作目。
ラストシーンまで釘付けになって、わかったことは、ファスビンダーは天才だってことでした。。

恋も忘れて(1937年製作の映画)

3.6

清水宏は尺が短い方がいいのかも、、、。
ハル坊が最後に喧嘩するシーンとか、学校の前で母に来ないでっていうシーンとか無音なのが逆に印象的でよかった。(ただサイレント色が残ってるだけだけど)

次郎長三国志 第三部 次郎長と石松(1953年製作の映画)

3.6

森繁久弥が大活躍〜
芸達者っぷりがすごい。
久慈あさみのサイコロ降る時の動きが素晴らしすぎて釘付けになりました。。

デスペレート・リビング(1976年製作の映画)

3.4

個人的にディヴァインが出てないなんて気の抜けたサイダーのよう。
お話もお伽話チック(でもないかな)なんだけど、個人的には他の話の方がぶっとんでる感じがするというか、、、
コメディの悪ノリ感のみで作られ
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ウィンダミア夫人の扇(1925年製作の映画)

3.0

サイレントってこんなに台詞少ないものなの?
1920年代のファッションが素敵すぎて、話がイマイチ入ってこなかったです、、、笑

ドミノ(2005年製作の映画)

3.4

なんでこんな評価低いんだろう?
実話ベースだからまだ許せるものの、プロットが退屈というよりも話の運び方が悪く感じる、、、
最後に盛り上げたいが為に中盤の話の流れが異常に退屈。
大したことない話(と動き
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好人好日(1961年製作の映画)

3.0

ほのぼのコメディ。
今ではあり得ないほどの、ゆるい展開でびっくりしてしまった。
淡島千景、が綺麗すぎて所帯じみた役にはさすがに浮いてるなあ

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.5

リアリティがあるような、ないような。
後半ダレた。
すでに5年前でもCGがチープだったり、このセンスはちと古い感じだなあと感じたり。
ギャスパー・ノエらしく、トリップが嫌になる程バッド・トリップなんだ
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モンド・トラッショ(1969年製作の映画)

3.6

商業映画長編デビューでこのクオリティならもっと本当はスコアをあげたい。
なぜか家族で見てしまった。
終わり方がナイスすぎるし、セリフほぼなしで、音でつないでいくっていうのがまたイイ。
音楽がサウンドコ
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ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

3.5

割と最近ムルナウの方を見てて、ビデオ屋でヘルツォーク版を発見したので、、、。
思っていた以上に忠実に再現してる。変わってるところも色々あるけど、一番印象に残るのは前作よりも「ペスト」がドラキュラと共に
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次郎長三国志 第二部 次郎長初旅(1953年製作の映画)

3.6

なんかどんどん仲間がふえてる!
どのキャラもキャラだちしていて面白い!
森の石松の殺陣が、ぴょん!と飛んでて素敵だった。
一作目よりも、より軽やかなテンポで楽しい快作。

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

-

VHSでは4時間あるんだけど、上映時は188分だったのかな?
あまりにもVHS+うちのテレビでは黒つぶれしているので、点数つけるのをちょっと控えました。
恐怖分子やこの映画あたりはエドワード・ヤン尖っ
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モンド・トップレス(1966年製作の映画)

3.0

トップレスのおねえちゃんがロックに合わせてゴーゴーダンス(本格的)しているだけなので、いまいち用途がわからないのですが、オープニングのサンフランシスコの観光案内(と、時折ハダカの巨乳のお姉ちゃんが車に>>続きを読む

道中の点検(1971年製作の映画)

3.6

ハリウッド的な派手さはないけれど、リアリティのある迫力のある戦闘シーンがふんだんにあり、橋の爆破シーンやラストの街中を通る軍隊のシーンなどの作り込みは驚きを隠せない、これぞゲルマンな作りになっています>>続きを読む

ザ・コケッツ(2002年製作の映画)

2.9

サンフランシスコのヒッピーの一面。ドラッグでとんで、派手な格好してただけって、まあ時代やねー、くらいの感想しかないよね、、、
確かに劇も退屈そう、、、

グリッター+女装+髭、って、女装に髭の違和感に
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秋津温泉(1962年製作の映画)

4.5

岡田茉莉子の横顔とうなじ。
吉田喜重はさすがに、岡田茉莉子の撮り方を知っている感じがする。
ちょっと遠景気味の横移動。
秋津温泉の美しい風景と、やたら美しい岡田茉莉子とが美しい構図にバッチリ収まってい
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24アワー・パーティ・ピープル(2002年製作の映画)

3.3

ハシエンダやファクトリーのことをよく知らないので、経緯を知るということでは面白い。
映画としては別にいうこともないけど、ハシエンダのクロージングシーンは感慨深いし、トニーカッコ良かった。
ハピマン狂っ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.3

アニエス・ヴァルダはとても好きです。
少女のような遊び心や大胆さと、女性らしい繊細さや色使いと、フェミニズムをそっと差し出してくれる。
シニカルに男性目線の幸せの形に疑問を投げかける、こんな悲しい話の
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ポリエステル(1981年製作の映画)

3.3

だいぶ、毒っけも抜けてきたジョン・ウォーターズ。
主題歌まで作られてて、予算がある雰囲気がします。
最後の最後まで救いないけど、見終わったらちょっとスッキリ。
レンタルなので「匂いカード」はわからない
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.7

2015年の8月15日に、京都文化博物館で上映されるというので見に行ってみると、無料な上に35mmだった。
フィルム上映というだけでもテンションあがりっぱなしで、無料じゃない方が個人的にはいいのだけど
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(1974年製作の映画)

5.0

書きかけで以前アップしないままだったので追加

中学生のとき、夜中にテレビで放送していたこの映画をみて、私が見たかった映画だ、と思った。
それ以来、特別な映画です。
これを機に、映画を見るようになりま
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哥(うた)(1972年製作の映画)

3.3

絵がスタイリッシュすぎて、イマイチ話が入って来にくくて困る、、、
期せずして、岸田森、嵐寛寿郎特集(先日、ダイナマイトどんどんを見たので)になっていて驚く。
岸田森が「たつみさん」(@傷天)化していた

フィメール・トラブル(1974年製作の映画)

3.9

amazonの商品紹介が端的で分かりやすいので、ぜひ見てみてほしいです。
話自体どうにもこうにもメチャクチャなんですけど、最後まで見てみると、これ実はすごいいい映画なんじゃないか?って思ってしまった。
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フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

3.5

映画館で見たら楽しそう
ルノワールって、撮りたいものがハッキリあって、話を後付けしてんちゃうかって思ってしまうなー
ラストは嫌でも盛り上がるし、楽しい!
フレンチ・カンカンって、身体能力+エロなんやな
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.0

原色!
セット!セット!
原色!原色!
チープ!!
ペナペナのシンセ音!
原色!

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

3.5

去年の大晦日。
笑ってはいけないや、紅白の裏で、KBS京都はこれを放映していた、、、。

大晦日の視聴率争いに(菅原文太さんの追悼企画とはいえ)放り込まれるとはどんな映画なのだろう?と興味をそそります
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霧の中の風景(1988年製作の映画)

3.7

現実は厳しいけれど、希望はあるのだと思えるラスト(だと思いたい)

相変わらず詩的な映像はとても美しいです。
弟が可愛すぎ、姉は美人すぎ、、

日陽はしづかに発酵し…(1988年製作の映画)

3.2

高校生の時に深夜テレビ放映していて、ずっと見たかった私は友達に頼んで録画して貰って、放映時にも多少見て、録画したものを見たものの全くもって内容を覚えていず(いつもだけど)、改めて見てみても、「こりゃあ>>続きを読む