ricoさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

3.5

映画愛に溢れていて、見ている間じゅう微笑ましい気持ちになった。
映画好き少年の夢みたいな話。
革命家たちの言ってる事はことごとく納得するし、ジョン・ウォーターズそんな事考えてるんやwってなってまたおも
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キング・コング(1933年製作の映画)

3.0

当時は珍しかったのではないのかなーという特撮で、当時出来上がったばかりの一番高いビル、エンパイア・ステート・ビルの一番上に登るという、ある意味何重の意味でも最先端な映画。
意外とよくできてるなあ。
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集金旅行(1957年製作の映画)

3.5

映画館で見たら旅行気分(中国地方)になれそう。
いちいち全てが昭和感に溢れているのもいい。
初、中村登だったのだけど、小気味のいいテンポで旅気分と、何よりもコケティッシュな岡田茉莉子を味わえる。
この
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

3.7

邦題つけるなら「ゆけゆけディバイン(二度目の処女)」ってかんじでどーでしょーか。(てきとー)
さいごの方はどう考えてもダレてるけど、面白い。
オマージュにしてる「2000人の狂人」(といいながらも、実
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ぼくら、20世紀の子供たち(1993年製作の映画)

3.5

「1番の罪は絶望すること。
絶望すると、なんでもしてしまうから。」

これはドキュメンタリーなのかな?演出が作為的なのでドキュメンタリーなのかはっきりしない。
ロシアのストリートチルドレンたちや、刑
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.2

ついつい先日見たのに書き忘れていた。
一緒に見ていた母親が「これは当時内容が画期的やってん!」と息巻いていた。
今から見たらチープな所もあるものの、確かによく出来ているし、体内のことはよくわからないけ
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宵闇せまれば(1969年製作の映画)

3.0

大島渚色が強い。
69年らしい重苦しさと、先を予感するようなシラケ感の入り混じったドラマ。
思春期の頃にこんなこと考えたなー、とか思いつつみてた。
なんせアップばっかりだった。

次郎長三国志 第一部 次郎長売出す(1952年製作の映画)

3.3

ほどよく笑える時代劇。
テンポもよく、見やすかったです。次郎長がのんびりしてて意外。
時代劇見なさすぎて、イマイチ聞き取れないんだよね、、、涙
口上とか、、、

恋人たちは濡れた(1973年製作の映画)

3.7

近所のレンタルビデオ屋が閉店セールをしていたので見に行くとレンタル落ちで380円で置いていたので救出。

改めて見てみると、神代映画の中でも群を抜いて内容がない気がする。
でもおそらくこれが神代映画の
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エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

3.9

相変わらず気付いたら全てのカップルも友達もすっかりすれ違っていて驚いた。
アキンみたいな「おとぼけキャラ」がいる分、他の作品よりも軽くなっているきがする。
寂しいから、人の温もりがよくわかる(?)みた
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.8

山場につぐ山場!
松方弘樹ちょうかっこいい!!
ドキュメンタリータッチで、勢い溢れてて、たまらんかったです。
こら、流行るわー!

父ありき(1942年製作の映画)

4.0

戦争中に撮られたとは思えないほど、戦時下の雰囲気を全く感じさせない。
戦前の小津をまだほとんど見ていないのですが、これは「一人息子」の変奏ですよね。
戦後の中流家庭の物語とは違い、もう少し貧しい市井の
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盗まれた飛行船(1966年製作の映画)

3.4

単色カラー×実写×アニメーション!
色んな技術が駆使されまくった、超愛らしい子ども映画。
悪ガキたちが大活躍で、私に子供がいたら是非見せたいと思う映画でしたっ
昔、悪魔の発明を見たときは内容が退屈な気
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(1951年製作の映画)

3.4

単なる少女の恋物語かと思ったら、人生についてまで考えさせてくれる良作。
カラーで撮るなら美しいからということでインドを選んだというのがうなづけるくらい、色彩が豊かで素晴らしいし、まだまだ旅などみんなが
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永遠と一日(1998年製作の映画)

4.0

初アンゲロプロス。
静かに移動するカメラがファンタスティックな動きをしていた。二階の部屋から窓を抜けて、海辺に降りるカットとかどんな動きしてんだろ

タルコフスキーは映像や演出が詩的だったりするけど、
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

3.1

牧瀬里穂の演技が大根すぎて、、、
でも、最後の歌ってるシーンとか超かわいいです。

加藤登紀子の歌ってる帰れない2人、すごい良かったー!

毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年製作の映画)

2.2

見てる途中からイライラしてきてしまうくらい、酷い内容。
ダイアン・アーバスの関係者はこんな映画を撮られたことを了承したんだろうか?

近年のニコール・キッドマンは、非の打ち所がない美人だと思うし、50
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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

3.0

ノスフェラトゥ役のひとが、今のメーキャップとは一味違う気持ち悪さでよかった。
吸血鬼はまだしも、なぜか途中から主人公の妻が超能力を得ていて、なんとも言えない気持ちになった。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.0

フランシスのキャラがどうにも、、、、

モダンラブが流れたら全力疾走しなければならない法則。

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

3.6

少年ワレルカは普通に思春期の男の子らしく、イタズラしたりイライラしたりしているだけなのに、どんどんと期せずして堕ちていく環境が妙にリアルに感じた。
極東のロシアの炭鉱(戦後すぐ)の貧民街のような姿にも
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.3

1しか見ずに乗り込んでしまいました。イマイチ、話わかってない、、笑
噂に違わず、ずっとクライマックス状態、突っ込みどころも満載でした。
CGじゃないから違和感なく入り込めたけど、ちょっと画面がガチャガ
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

3.6

竹野内の演じるニシノユキヒコは間違いなく少女漫画的無敵キャラ。
人セクと同じく、ニシノユキヒコと女の子が二人でいるシーンの、あのとてつもなく自然な恋愛的雰囲気は監督がきちんと演出してるのね、、、
空気
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メキシコ万歳(1979年製作の映画)

3.7

エイゼンシュテインが撮ったフィルムを違う人が編集しているので、いかんせん編集も平坦でチープ。
なぜか効果音やBGMはついているのにサイレント仕様なのが、少し違和感を感じる。
でもそれ以上に、エイゼンシ
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新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

3.6

羽の舞う中のスローモーションの行進は確かに美しい。
清水宏はヴィゴを見たことがあっただろうか?
ストーリーを軽々と飛び越えて、色んなアイデアを駆使してヴィゴは映画を作ってしまった。
44分という短さと
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ハーダー・ゼイ・カム(1973年製作の映画)

3.0

ジャマイカ版ブラックスプロイテーション。
話の筋はしっかりあるものの、微妙なテンポの悪さと、いまいち盛り上がりに欠ける演出?編集?で、だらだらしている感が否めない。ジャマイカの雰囲気とか、ジミークリフ
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.3

あんまり期待してなかったんやけど(失礼!)、めっちゃ良かった!
フワフワとしたカメラに、あまりにも華麗なエルミタージュの美しさ。話もくるくると時代や出て来る人たちが入れ替わり立ち代り。
幻想的に色んな
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.7

ひとつひとつの作品ごとの印象がとても強い作品たちではないのだけれども、三作品通して見てみるとめっぽう面白い恋愛映画だと思う。
今作ではお互いのアイデンティティがより浮き彫りになっていて、今までより現実
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クラム(1994年製作の映画)

3.3

クラムの描いた漫画を読んだこともなく、あまり知らないまま見たのでイマイチ乗り切れず。
本人像よりも、バックボーンの家族像があまりにも田舎のアメリカの一家族の一つの形というか、戦争を得て軟弱な息子たちが
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.4

毎度のことながら、ある一定のクオリティを保っていて、毎度面白い。ウディ・アレンみたいだ。
この映画については音楽が印象に残った。なんでボウイ?だけど素敵。一番いいとこでまさかのシガーロスで嬉しかった。
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.3

もっと派手かと思っていたら、思ってたよりハードボイルド色が強い感じ?音楽のせいかしら。
なんとも80'sな世界観。
今から見たら(ブルーレイだから尚更やったかも)なんともチープ感が否めないものの、世界
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.0

ニーチェのことをしっていたり、何か知識があれば、見方が変わって(分かって?)印象も変わることがあるのかも知れませんが、、、。

DVDで見ていて久々に挫折しかけた。眠くなります。
単調な生活の姿、封建
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家庭日記(1938年製作の映画)

3.0

サブリンが今回は悪いサブリンだった。
桑野道子や高杉早苗や三宅邦子はファニーフェイスなんだかなんだかよく分からないけど、みんな可愛い。
最後が山なのは、きっと清水宏が山に行きたくなって山で撮ったんだろ
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DOG STAR MAN [完全版](1961年製作の映画)

3.0

昔、劇場で見たことが懐かしくなって再見。

でも、
1.昔より実験映像に興味がなくなった

2.実際、VHS画質で無音でこの映像をみるのは辛い

3.レンタルして帰るなり、某動画サイトにまるっと上がっ
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子供たちの王様(1987年製作の映画)

3.4

ちょうどこの前、「神々のたそがれ」を見ていた時に、あの惑星には丁度知識人狩りが行われていて、ロシアなんかでもあったみたいですが、私は真っ先に文革の事を思い出したのでした。

初期チェン・カイコーの映画
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.0

近未来SF?なのか?と思ったら、「数年後」に警察と暴走族が追いかけっこする映画だった、というか、最早どちらも暴走族でしかなかった。
見てる途中で、何もかもダサいな、、、と心の底からふっと納得してしまっ
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