dairinzaiさんの映画レビュー・感想・評価

dairinzai

dairinzai

映画(876)
ドラマ(232)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

5.0

ホットドックの台詞と劇伴に「へ?」
ラストシーンに「は...はい??」
となりましたがそれも良い。
同化していく様に混乱。常に何が何やらわからない。真実ってなんだろ。
昨今賑わす映画についての映画の極
>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.8

これも実話なのか。
当然だが、男性も魅力的に撮れてる。
正攻法で大胆。

フェラーリ(2023年製作の映画)

4.7

レースの迫力と熱狂は鬼気迫る映像で伝わったが、何より音に凄みを感じた。映画館で体感できて良かった。
魅力ある俳優による素晴らしい演技と腰の入った台詞も💯

異人たち(2023年製作の映画)

4.8

孤独が異人を呼び寄せて、星になっちゃったね。
両親との会話は「異人たちとの夏」よりグッとくる。
アフターサン同様、ポール・メスカル出演作とクラブにblurが見事にハマる。

人数の町(2020年製作の映画)

4.0

奇妙な映画だな。嫌いじゃない。
「あ、羨ましい」と思ってしまう危うい魅力がある...

リアリティ(2023年製作の映画)

4.0

ナウシカが印象的。立場によっては悪にもなるし正義にもなる。

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

5.0

ゼンデイヤ最高。ファイヤーアンドアイス最高。"I TOLD YA"最高。「カモーン」最高。トレントレズナーの音楽最高。ルカグァダニーノいつも最高。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

何年かぶりの第七藝術劇場は、立見のお客さんまで入れる大盛況だった。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.9

美しかったり醜かったり忙しいな。
終盤、ジェシー・バックリーが達観したのウケた。
『CIVIL WAR』は楽しみ。

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.2

夏は何か不可解なこと起こりそうな気がしてたなー。「異人たち」楽しみ。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.5

面白い! テーマは決して軽くないのにホッコリする。良い意味でリンクレイターっぽい作品。
ケイトは天才を演じる天才。TARの緊張感ある演技にも魅入ったが、今作の喜怒哀楽むき出しの表現も好き。
フィッシン
>>続きを読む

ボストン・キラー:消えた絞殺魔(2023年製作の映画)

4.0

キャリー・クーン目当てで視聴。
期待してなかったが、悪くない緊張感。展開も好き。
2時間以内にピシッと収めた点も◎

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.8

映像と音が極上。
劇的なドラマはないが、
静かに見入ってしまう緊張感があった。
心に残る作品。メロメロになっちゃった😢

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

評判通り、一度では理解できなかった部分が多い。難解というより説明が少ない。二度三度観て咀嚼したい。かなり長いので、その根気がない方は予習必須。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

あいやー。圧倒的。参りました。完璧。皆様おっしゃる通り傑作です。
109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXレーザーGTで鑑賞。通常のIMAXがお勧めという声もありますが、後数回は通うつもりです...

スペースマン(2024年製作の映画)

4.2

原作未読だが、異星人ハヌーシュはどうしたって「プロジェクト・ヘイル・メアリー」のロッキーを彷彿させる。片や苦労した意思疎通をあっさりとこなしていたけど。
ヨハン・レンク監督+豪華キャストということで期
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

マスター・オブ・ゼロ、HBOウォッチメン、ステーション・イレブンに関与した人の初監督作品ともなれば期待せずには観られない。
肩肘張らず抜けた感覚が良い。痛烈な皮肉もどこかユーモラスで痛快。
うん。好き
>>続きを読む

非常に残念なオトコ(2023年製作の映画)

4.3

非常に残念で居心地が悪い主人公だが、何気に共感できる部分もなくはなくコミカル。エイドリアン・トミネ節炸裂。
ソノヤ・ミズノが出る作品は全部観たい。

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

4.0

犯罪傾向などを示すアルゴリズムによる想定で情報収集する監視社会の恐ろしさを実感。
ただ「物質D」や「スクランブル・スーツ」など独創性はなくはないが、「ウェイキング・ライフ」はもちろん、「アポロ10号
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.1

客観と主観。真実と嘘。善と悪。
テーマは重い。
趣きは好きなはずなのに...

うなぎ(1997年製作の映画)

4.3

独特の感性を持っての倫理感は顕著だが、他の作品よりも笑える側面が多い。展開に無駄がなく気持ちが良い。

楢山節考(1983年製作の映画)

4.5

野生とは確かに一線を画しているが、どこまでも荒々しい様が生々しい。個よりも集団が尊重される贖えない掟は、日本に暮らす我々の原点に通ずる気がする。
強烈な作品。所詮、命の連鎖の中で生きてるだけということ
>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.4

厭世観とそれとなく漂う虚無感が相まって、生々しさがえぐい。恐怖。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

時間はゆったり流れているが、3時間の上映時間が長すぎるとは感じない面白さがある。
『夜明けのすべて』にも同じ趣があった。

劇中劇『別れのまなざし』を差し込む「映画に関する映画」であること。視線が交わ
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

当てはめるなら、自分はまさに大島だ。状況を汲み取って歩み寄ったつもりでいても、待てずに焦る。つまり理解していない。やはり誰もイメージ通りにはならない。
設定に「生きにくさ」を盛り込みつつも、
劇的な事
>>続きを読む