音が凄い。雪を踏む音。苦しい呼吸の音。最後の米粒を噛み砕く音。自然の音。道具の音。
説明は最小限。
漬物を洗う姿をずっと観ていたくなる石橋静香。
父の控えめに抑えた演技で、秘めた苦悩を表現し闇の深さを物語っている。娘は父を知りたいが、全てを訊けないもどかしさが陰鬱すぎなくて良い。
前作同様、光と影の映像演出に息を呑む。
後編があったとか。でもこ>>続きを読む
レイアウトや画角、光の撮影が美しい。
ただその「美しい」だけに留まらない、ヒリヒリする緊張感やギリギリの危うさが存在する。
政治的背景の詳細には詳しくないが、政権を批判する姿勢が影ながら伺える。ただそ>>続きを読む
満点💯
臨場感すごい。思わず立ち上がりそうになった。
コーチェラでの再結成、実現してほしかったような気がしなくもない。
まずはキャスト完璧。
期待しない方が無理だが、その高いハードルを軽く凌駕する傑作だ。
目紛しく成長し自己を確立していく様は小気味良い。道徳的規範は一切通用しない自由な冒険を体験した。
「バービー」と並>>続きを読む
余白が多い、静かで暗い会話劇。
それを最強の二人が演じて、良くならないはずがない...
長い。が妥当。質の高い情報の量が凄い。
もの静かな演技と映像、音が全体に緊迫感ある空気を作っている。
HBOウォッチメンでも取り沙汰されていたタルサ事件もオクラホマ州で同時代か。なるほど。
直向きに芸を磨く子供はまぶしいね。
The bearにも出演して今作では製作陣にも名を連ねたモリー・ゴードンに首ったけ。
そうか。サーチライト・ピクチャーズか。
関係性が変わる様を描いたジェンダーバイアスに関する映画。...ではあるが、おいそれといかないスリリングな展開。スピード感あり、あっという間。
ラストシーンの圧巻の演技も◎
不満嫉妬非難侮辱...毒々し>>続きを読む
孤独と屈辱、嫉妬と妬みを
官能的に美しく、邪悪に妖しく描く。
ラストシーンは振り切り加減が最高で、爽快感すらある。
冒涜的でいて陽気な狂気。独りぼっちの歓喜。
矛盾を抱えて生きる葛藤と苦悩を鬼気迫る演技と効果的な撮影で表現。
思ってたのと全然違ったけど、期待値は大きく上回った!
6年間修行した6分間の長回しが圧巻。
抑圧に抗い平等を求める青年運動を取り上げたティーンエイジャー前史。
「大人は未来を設計するが、若者は未来を生きる
そして私たちは未来を求めた」
視点が若者。生々しくて情熱が伝わる。文化はこうやって確立>>続きを読む
このくだらない感じが最高よね。「大したことしてません」感の潔さ。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3に期待していたものが詰まっている。
見事な会話劇。
切実に希望を求める気持ちが辛い...
最後のシーン、「宮本から君へ」の靖子のかぼちゃを思い出した。
ホワイト・ノイズ〜ドント・ルック・バック系譜の不条理コメディディザスタームービー。
システムに頼る我々が不測の事態に直面したらこうなるのかな。日常に侵食する物語。
個人的にはバッチリ👌
原作ファンとしても納得の見応えのある映画でした。
分人主義。我々は様々なペルソナで生きる。他人の物語に没頭する。彼と何が違うのか。私は誰なのか。
the sign podcast でも話題になっていたな。フィービー・ウォーラー=ブリッジは「第四の壁」を超えても良かったって(笑)
同性ではない自分が完璧な共感を持ち得たとは決して言えないが、それでも主人公には心掴む圧倒的な魅力があった。自由で陽気なのに痛々しい。最低なのに最高。感動的。
「理論」の矛盾を補う魅力的なタイムトラベルモノ。これは嫌じゃないマルチバース。
最高の娯楽映画。
予告通りで予想通り。当たり前なのだが。
テンポ良く没入感を堪能できた。ゲームしてる感覚かな。音楽も◎
これは期待を超えた。
普通の「いい映画」ではない。
登場人物でgood personはひとりふたり。
ラストシーンが印象的だ。
フローレンス・ピューの歌声と
セレステ・オコナーがゴールした時の決めポー>>続きを読む
フローレンス・ピュー演技ね。一番じゃない?
最後どうなったのかはもう少しヒントがほしい。
監督の次作が楽しみ。
嫌いではない。
でもとっ散らかって纏まりがない印象。捻り過ぎ。
最後の「感動しろ」感も苦手かな。
スーパー・ファーリー・アニマルズに"Father,father〜"って歌詞から始まる"Venus & Serena"って曲があったな。
件の騒動があり何となく観ないでいたけど、「父の支配」をエゴとして>>続きを読む
何処となく暗い雰囲気が立ち込める思い出の旅行。ビデオカメラ越しに交差する視線と思惑の乖離...辛い。
余韻がいいね。ずっと続いてる感覚。
ただ物語後の断絶は想像せざるを得ない...
大きなスクリーンで体感できてよかった。あっという間の2時間。丁度良い時間帯に登場のティルダ・スウィントンのシーンがハイライト!
観終わったあと、スミスの聴こえ方とゴミの捨て方が明らかに変わった。
賛否両論あるけど、自分は好き。大好き。
日本ではお馴染みのモチーフ「人間 VS AI」に興奮が止まらない。映像美は勿論素晴らしいが、むしろ語り口の巧さで魅せる映画。俳優陣も文句なし!
Everythi>>続きを読む