いぬさんの映画レビュー・感想・評価

いぬ

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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

ここ最近のエンタメ系で一番面白かったな。ものすごいアトラクションムービー。映像の遊園地や。詰め込み方がエグい。

また、ハリウッドにも日本にも出せない独特のアジアンテイストもたまらなかった。昔の周星馳
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.5

個人的にはすごく好きだが、フィルマークスのレビューをさらっと流し読んだだけでも、人前で好きだとは言いたくないし、感想も語り合いたくないなと思った。

印象的だったのは、種をまく人の悪質なパロディだとも
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プロメア(2019年製作の映画)

2.0

カッコいい構図からありえないほどヌルヌル動くアニメーションには満足だが、肝心の話の展開、テンポが間延びしすぎていて退屈。設定、キャラデザ、世界観はよいのに、なぜ面白くないのか?を鑑賞後に一生懸命考える>>続きを読む

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

2.0

アートとホラーという組み合わせに思わず期待が上がってしまったが、久々に呆れるひどさの映画だった。
アートビジネス界の描き方がペラペラで失笑してしまうし(皮肉でそうしていたとしてもダサい)、見せ場が「派
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃエモい映画だった。
車と音楽は切っても切れない関係だが、そこだけを考えてみても、改めてバンブルビーというキャラクターの良さを確認できる……。
媚びすぎなくらいに可愛かったが、マイナスにはな
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.0

字幕が全国上映で3館しかないというあいかわらずの冷遇っぷりだが、面白さには陰りなし。
曲がawesome!なによりクレジットが最高だよな、映画は。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

主人公とその周囲(白人社会、警察組織)のギャップが正直にいうとおかしくて笑ってしまうのだが、笑ってしまうその理由を考えずにはいられない、それを考えるための映画だといえる。ヘビーなシーンとコミカルなシー>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

先日目黒シネマにて。

2019年になってしまったわけだが、1988年にとってはよほど遠い未来だったのだろうか。
しかし、当時この映画をリアルタイムで観させられた人にとって、この2019年観は本当によ
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.5

結構良かった。オタクグループにひとりはいる感じの主人公。その「賢いオタ女」的な言動とラブコメのミスマッチが妙に気持ちよくてグー。異世界ものにはまだまだ可能性があると感じた。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

地味アクションの宝庫。
隣の席の同級生と消しカス投げ合うみたいな銃撃戦は笑った。
電車の中でガン見するモブもよさしかない。

殺し屋いすぎだから、3ではジョン・ウィックが全人口の半分くらいをひとりで殺
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

驚嘆。

アメコミの世界を本気でアニメーションすると、こんなにもカッコよくできるんだな、と感動した。
インクの粒子や色ズレの表現が細かくて美しい。センスが良すぎる。

これまで観てきた他作品は、ほとん
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アクアマン(2018年製作の映画)

2.8

色んな映画からあれこれ拝借してきている大味な映画。モモアちゃんのPVだと思えばイケる。脇役豪華なのが嬉しかったね。

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.0

メリル・ストリープって本当に絵に描いたような夢の熟女だなぁ。可愛い。

女の業をたらふく堪能できる一作。最後のシーンがちょっとこわい……。

モーグリ: ジャングルの伝説(2018年製作の映画)

1.5

ディズニー慣れしているとThe Bear Necessitiesが聴けないのは寂しい。しかし歌が苦手な人にはいいのかもしれない。

結局は主人公のモーグリが立場的にも、精神的にも半端者から脱却できてい
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

個人的によすぎて何も書けない。とんでもない長文になる。とりあえず久々に骨太なオカルトホラーを見て感激した。こんなのホラーじゃないなどと言っている人はホラーに対する素養が足りていないとしか言えない。>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

ハリポ本編ばりに昼ドラ展開し始めて微妙な気持ちになったが、やはり最高すぎる世界観……。
シリーズ1本も観てない人は本当についていけないので総復習を勧める。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ブライアン・メイがブライアン・メイすぎてフレディよりもそっちに目がいく。

そしてラスト20分よりも個人的にはオープニングの方がグッときた。

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

ど根性ガエルだの、うしおととらだのと噂に聴いていた通り。愛着しか湧かない。

ヴェノムの心境変化を思うとなんとも切なくなって、最後のバトルシーンではうるっと来てしまった。
シンビオートの寿命はどれくら
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search/サーチ(2018年製作の映画)

2.5

現代人のデジタル依存をわかりやすく映像化している。しかし、SNSを絡めるなら、ネット社会の闇にももう少し踏み込んでもよかったのでは。

一人称視点の映画には『ハードコア』などの良作もあるが、この作品で
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

意外と音を立てても大丈夫だった。

フラグは予想通りの展開。そりゃそうなるでしょう、というのをどんどん見せてくる。必然性や原因なく急に起こるトラブルにはついていけないシーンもあったけれど、展開の見せ方
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.5

個人的にすごくよかった。イカれたカップルのなかでもかなり好きな方だと思う。

見せ場をいくつもつくっていて、アクションも悪くないし、悪役好きなら割とハッピーになれるオススメ映画。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

変な映画。好き。

ラストがどうなったのか、というのは、デヴィッドが「ロブスターになりたい」とはじめに言ったその理由と、それまでの行動でなんとなく予想はできると思う。

独身は動物にされるのはなんて理
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

普通に泣いた……。

冒頭から明るくはない不思議な空気。しかしその雰囲気が逆にアニメのエッセンスを取り込めている気がして好き。

クリストファー少年期がダイジェストすぎて残念だったが、プーの表情やら発
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グリース(1978年製作の映画)

2.0

サンディの変身からのダンスシーンはよい。こういうの見るたびに中高はどの国でも割と地獄だなと感じる。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

2.8

話の本筋じゃないところがいろいろと面白かった。

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃいい話だった。ユニコーンTシャツをドウェイン・ジョンソンに着せたことに対して感謝しかない。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

人間社会の実態が、自然の過酷さによってあぶり出されるような巧みな描写。重い。カット割りも素晴らしい。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.5

すごかった。
多くは語れまいが、冒頭のカツラを我慢した甲斐があった。

シングルマン(2009年製作の映画)

4.5

まだ一本も観ていないのに「トム・フォードは絶対にクる」となぜか確信していたが、やっと鑑賞した『シングルマン』を観て改めてその思いを深めた。

恋人を亡くした男の、長い1日の話。終始画面に漂う緊張感、主
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パディントン(2014年製作の映画)

2.8

イギリス人はしゃべるクマがいてもちっとも驚かないらしい。
イギリス文化に疎いので、パディントンが何者なのかまったくわらからなかった。まぁペルーから来たただのしゃべるクマなのだろう。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

トムヒ、トムハ、といろいろいるが、やっぱり「トム」はトム・クルーズしかいない。息巻くアクション超大作。短くない上映時間だが暇しない。100%楽しむために総復習してから臨むことををおすすめする。

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

2.5

めちゃくちゃ下品な社会派映画。下ネタ耐性に自信がない人は観ない方がいい。

意外な展開で少しびっくりしたけど、本当にそれすらどうでもよくなるくらいに下品。アメリカすごい。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8

世の中には本当に、踊ることでしか生きられない人たちがいる。
そういう人たちがダンサーになるわけなのだけれど、ビリー少年もまさにそのひとりである。

母を亡くし、炭鉱夫の父と兄はストライキに命をかけてい
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