馬宮さんの映画レビュー・感想・評価

馬宮

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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.2

中盤以降ずっと自分の顔がクロマティ高校になりながら観てた。


テンバイヤーのカス、吉井が調子に乗って荒稼ぎした結果無敵のカスたちにボコられるカスvsカスの殴り合いクライム……サスペンス……スリラー?
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

漫画をほぼ完璧に映像化するとこうなるんだ。なんというか漫画にあった魅力をそのままに「動画」と「音楽」で全てを底上げしてパワーアップした感じ。やっぱり自分音楽に感情揺さぶられるとこはあるな……。
京本が
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数分間のエールを(2024年製作の映画)

3.2

「表現活動」において己の探す【星】とは、じゃあ、なんぞや?

MV(ミュージックビデオ)をアマチュア/趣味で作る高校生男子が歌で食っていくことを諦めた燃え尽き英語教師の歌に魅入られてそのMVを作りたい
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

5.0

十数年待った最新作。正直なんかもう5以外付けられないのでレビューは参考にならないかも。
キャスト交代で色々あったりもしたが、そもそも薬売り自体のキャラデザをまるっと変えてくることで「そういう解釈か〜!
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

泣いちゃった……
荒唐無稽なホラ話と、夢いっぱいの空想話っていうのは紙一重だけど、私はやっぱりちょっと嘘が入っててもワクワクするような話のほうが好きだな。
ウィルがなんの飾り気のない話が、真実が聞きた
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソンさんは役者と芝居が好きなんだねえ。
ちなみに一周見て「わかんねえな~」になり、二回目をウォッチパーティしながら見たらなんとなく「あ~」になる場所が多かったので周回推奨です。

トン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

今まで観た中でもダントツ自由じゃなかろうか???
画としてはすごい好きだがとりあえずレビューを書くには視聴度合いが足りなさすぎる(自分の)(自戒)

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.5

すげえ〜。アイデアの勝利すぎる。
この映画はレビューも何も見ないで本当に【ループもの】なんだけど【2分間でループが繰り返すわけよ】だけを頭に入れてみんな見てほしい。自分が実際そうであったからね。

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

メッシくん!!!!!!!(役名:スヌープ)かわいすぎる。
さすがパルムドッグ賞を受賞するだけある。かわいすぎる。
CGドッグでは味わえない生ドッグの演技を堪能しました。
裁判中のシーンもずっとスヌープ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

ンヒィ~~~~~わかるよ、作者とインテリのいらんプライドと”””売れる”””ものって違うんだよな。解りすぎてンヒィ~となった。
でも、現代の大多数の人間って「解りやすく」「すぐに消費できる」ものをまず
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

これをラジー賞にノミネートするのはデーモン(確信)

やっぱ王道が一番だってはっきりわかんだね。まあつまり意表を突かれた面白さみたいなのはないようなもんなんだけど。

茶目っけのあるラッセル・クロウが
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

孤独と、精神と、疾患と、毒親の話だった。
本質的に境遇として共感『してしまう』人は悲しいことに多いだろうが、共感すると不幸になるタイプの映画だし、まあそも共感に要する解像度のレベルが高く必要だからいい
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.0

この映画、前半と後半で自分の鑑賞テンションにすごい落差があり、結果としてどう感想として落ち着けるべきか一晩考えても全然答えが出せなくて困惑している。

正直ある時点まではこの映画、め~ちゃくちゃ面白か
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.8

冒頭のダイジェスト見るまでドラマあるの知らなかったぜ。ドラマも観てみたくなるかっこよさ。医療ドラマのあるあるは大体あった(よくない官僚とか)

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

動物死ぬ描写は比較的大丈夫な自分でも猫のシーンはんオォ〜〜〜!!!って顔を顰めた。一線軽く越えすぎィ!!

"無垢"が故に子供は残酷なことをするよね……というアレを超サスペンススリラーにしたらこうなる
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

「木漏れ日」って、そういえば翻訳できない単語の一つでしたね。
だからこそこれを日本人ではない人が日本で撮ることに意義があるのかもしれないね。

前編通してほとんど会話がなく、だからこそ役所広司の表情や
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

いつも何度でもの中の「粉々に砕かれた鏡の上にも新しい景色が映される」がいつまでも好きだ。
創造と破壊は不可逆な両端ではなく、繰り返す始まりと終わりの中の一つでしかない……永劫回帰だ……とてもニーチェ的
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犬人間(2022年製作の映画)

3.6

……結構好きだったな(頭を抱える)
前情報でちゃんとホラー映画って理解してて助かった。ホラーでした(よかった)

犬として人間を飼っている頭のおかしいイケメンにひっかかっちゃって大変なことになっちゃっ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.8

久しぶりの鑑賞です。
いや、こんなに目を離す隙のない映画もないよ……。冒頭の空中散歩からもうクライマックスだもんな。

自分で決めて、自分で選んで、自分の道を切り開くこと。
単純なようで、実際めちゃく
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

心の中ででも周囲に悪態をついてわがままが言えることは、やはり愛されてきた証でもあるんですよね、多分。

原作小説がイギリス舞台ということで、これを日本にどう改変するんだ……? と思っていたけど、解りや
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

すごい久しぶりにじっくり鑑賞したけど、何回も観て自分の中のEDUも上がったからかセリフの意味一つ一つがしっかり理解できて嬉しかった〜……

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.5

なんなんだよこれ……はこっちのセリフだよ(困惑)

オレンジ農家をする相葉ちゃんの所の地元の森でなんかヤバいのが出るぜ! 以上だ! それ以上に……何も……無いぜ!!
マジでない

なぜかかつて予告編を
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ダブリンの時計職人(2011年製作の映画)

3.4

止まった時間を動かすことって難しいし、それが全部いいことになるとは限らないよな。
傷は癒えるかもしれないけどその痛みと向き合わないといけないし、身体は老いていくし……

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

すげぇ~~~~なんだこれおもしれえ~~~~~~

面白いってどこが面白いとかはなんかこう、具体的に言える訳じゃないんだけど、兎に角脚本がうめえ~~~。1時間半程度の長さにここまで綺麗に伏線と導線敷ける
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.1

初めから終わりまで諦念と未練と希死念慮たっぷり。
いわゆるなんていうんだ? 「甦り系」ジャンルではあるけど、テンションがずっと不穏だ。ホラー、…なのか? ロマンス…なのか…??
お涙頂戴感動系の演出が
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

久しぶりに見た。
もう何回見たか覚えてねえや!! パーティの始まりだァ!

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

5.0

原作は数回読破勢である。(ガチ勢ではない)
ぶっちゃけWひろし目的で鑑賞しに行ったのと、事前期待のクオリティと乖離があったらどうしよう……と思ってたが、杞憂だった。掛け値なしに面白かった。2時間が秒で
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.4

ユートピア……誰もが優秀で幸福で、飢えも不幸もない幸福な国
三日月型をした……
……つまり……同志!?!!!?

デェェェーーーーン!!!!!!!

(🎵ソビエト国歌🎵)

ソーニャって名前のロボッ
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.5

映画を見ていて「主役」に感情移入する人は多いと思う。実際自分がそうだし、やっぱり没入することで得る臨場感があると思う。
群像劇はどうしても他視点の状況もクローズアップされがちで、感情移入がしにくいから
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

えなにこれめっちゃおもろいやん…………………………
まさかマリオがブルックリンの子供部屋おじさんになってるとは思わないし、所々の小物やBGMが原作からひっぱられてきてるのもいい。
いきなりハバネラが流
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

アナ・トレントと飼い犬可愛すぎる。

ビクトル・エリセの新作が2月に上映ということでエリセの予習のために鑑賞。
なんというかかなり寓意的な映画を撮る人だな、と思った。
"個人的な"感想だが、正直めちゃ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.1

いや面白いな〜。コワルスキーさん萌えキャラがすぎるだろ。魔法生物いっぱい出てくるのも楽しい。
ただ町並みとかはどうしてもハリポタの"魔法"!!って感じの空気感のほうがファンタジー感があって好きだなあ。
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