ウフさんの映画レビュー・感想・評価

ウフ

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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.0

予備知識無しで鑑賞。めちゃくちゃ好み!パルプフィクションのような新鮮味がありました。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ザンドラ・ヒュラー演じるサンドラがなぜフランスで母国語(ドイツ語)を使わず英語を使うのか、息子が犬にアスピリンを食べさせて実験してみる件あたりから実は目が見えてる?とかシークエンスがたくさんあって回収>>続きを読む

リリー・マルレーン 4K デジタルリマスター版(1980年製作の映画)

4.0

ハンナ・シグラの決して上手くはない「リリー・マルレーン」がいつまでも耳に残ります。ヴィリーの煌びやかさの後ろにあるハーケンクロイツがとてもグロテスクに映りました。ファスビンダー作品はホントにハマります>>続きを読む

自由の暴力 デジタルリマスター版(1974年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

喋る生首芸人が急に大金を手にして、外面だけ金持ちの男に貢いで貢いで貢ぎまくり、感謝もされず愛されもせずバカにされる。別れを切り出せばあっと言う間に自宅の鍵を付け替えられ、お払い箱とばかりに捨てられる。>>続きを読む

いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.5

マギー・チャンとトニー・レオンの夢の共演でウォン・カーアイと来ればスタイリッシュな映像を期待したのですが、予想外に義理モノでした。

風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.9

猜疑心強めな私ならば、疑いまくるだけで何もせず、結局主人公夫婦と同様になっていく将来が目に見えます。

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

モナの旅、関わった女性が皆羨ましそうなのが大変印象的。作り上げた殻を破って外に飛び出す事を厭わない彼女が私も眩しく見えた。羨ましい、けど怖い

ノー・ホーム・ムーヴィー(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アケルマンの遺作。どこかよそよそしいアケルマンと母親の会話(テーブルを挟んでの会話が面談っぽく思える)、自分の感情を表現するのが上手くない母娘の姿が我が事のように思えてならなかった。
最後、アケルマン
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日仏学院で鑑賞。長い。デルフィーヌ・セイリグ演じるジャンヌの1日が、日を追う毎にどんどん崩れていく。生きてるとこんなついてない日ってあるよ…の積み重ねがある日沸点を超えてしまう時、私はどうなってしまう>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

キレイに咲いた花に被せられるかすかに聞こえる叫び、発砲音…この映画は音が重要な作品だと思うので、ポップコーンを頬張っていた席近くの人は反省して欲しい。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.6

機内で鑑賞。コンシェルジュがあっという間に殺されたので最後誰が残るんだろうと思っていたら…
さすがに次は無い、のかしら

罪と罰(1983年製作の映画)

3.9

スープを啜るマッティ・ペロンパー…彼が出てくると緊迫感が和らぎますね

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マッコールがスプーンを忘れる日が来るなんて。

フェラーリ(2023年製作の映画)

3.5

finairで鑑賞。アダム・ドライバーも好きな俳優ですが、本作は何てったってペネロペ姐さん。終始ボサボサの妻役でありながら愛人よりも遥かに華がある。さすがエンッオの妻って威厳がすごかったです

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エマ・ストーンの服装に見惚れてしまう。パリで政治集会に出る時の服装が個人的にお気に入り。絶対真似出来ないけど、やってみたい!

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.8

ジャン=ピエール・レオの瞬きしてない感じが狂気っぽくてすごくいい。

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.1

憎めない男達、特にロドルフォ役のマッティ・ペロンパーのうだつの上がらなさが最高。何だかんだでめっちゃ一途な彼の背中に流れる「雪の降る街を」…シビれます。

ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

4.1

アマプラで鑑賞。女戦士がめっっっっちゃカッコよくてシビれました!劇場で見たかった〜!!

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.7

カウリスマキの映画では、食事に行ったり映画を観たら=結婚になるところがホントに微笑ましい。ホラッパにはマッティ・ペロンパーの面影を探してしまいました。
救いようのない世界の中でほんのり灯った幸せを感じ
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

4.0

マッティ・ペロンパーの怯えた子犬のような瞳にやられた!フェリーに乗り込んでタバコを勧めたのはアドリブなのか、いつものマッティらしくなくて更にヨシ。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

マッティ・ペロンパーの魅力にイチコロです!あんなプロポーズされてみたい!

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.1

カティ・オウティネンの静かな狂気がめちゃくちゃハマる!マッチが出来るまでの映像は全く飽きない。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

アマレス協会30人の予約、めっちゃ楽しみです!

過去のない男(2002年製作の映画)

3.9

マルック・ペルトラは「かもめ食堂」のコーヒーマシン泥棒でお馴染みですが、カウリスマキ作品にこれほど馴染むとは!敗者3部作でも全然敗者じゃない!

街のあかり(2006年製作の映画)

4.0

コイスティネンの「ここでは死なない」と本当に愛するべき女性を見つけた瞬間が嬉しかった。敗者3部作初体験ですがカウリスマキみ満点!

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

このところのキャリー・マリガンはすごくいい。ほうれい線も悪くないなと思う。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

ウェス・アンダーソンらしさ満開。目新しさはさほどなかった(物語の構成も含めて)けれど、年に1回は観て癒されたい気持ちになります。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.5

レスリー・チャンの美しさの前ではコン・リーでさえも凡庸に映る。初見は30年近く前だったか今でも最高の映画の一つ。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.3

絶対ハマらないと思っていたティモシー・シャラメ沼にハマってしまいそうな予感。母親のクロエ・セヴェニーが怖かった。

(2021年製作の映画)

3.7

「オオカミの家」と同時上映だったが、こちらも全くの事前学習無しで観てしまって大変後悔。1901年に発見された作者不明のフィルムなのにハイメ・グスマンの顔が現れたりと混乱してしまったが、最初から最後まで>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

事前勉強無しに観てしまった私が悪い。チェコアニメのシュールさを期待していたら更に上を行く政治的な不穏さを感じてめっちゃ後悔。

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.0

若い移民を演じたエル・へディ・ベン・サレムの眼差しの暖かさに救われる。実際の彼の最期を知ると大変惜しいと思う。そして時おり挟み込まれる四角い入口越しのショットはハマスホイの絵のような見事な瞬間だった。

X エックス(2022年製作の映画)

3.0

いつまでも抱かれたい婆さんの想いが切なくて。加齢による諦観なんざ一切ナシのパールの最期のセリフが「腰が…」だったのがシュール。それにしてもミア・ゴスは只者ではないと思います。

大いなる自由(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自由になったハンスがわざと窃盗し、逮捕を待ちながらタバコを吸うシーンがすごくよかった。ネガティヴではない、本当の愛を見つけたと思った瞬間。