冒頭から暗く、重い。
人間が持つ様々な感情があぶり出されていて妙な胸騒ぎがした。何が正しくて何が間違っているのか。今も考えさせられる。
いくら何でも観る側に投げっぱなしすぎやしないか。
光が射したのか何とも言えない。
結構衝撃を受ける作品だった。
人が互いの趣向を理解し合うことは結構難しい。誰しも思いが伝わらないということはあるしそういった意味で共感できる部分もあった。
何かいろいろ放ったらかしの設定があったり背景が分かりづらかったりと入り込めない感じがした。
この映画も細かい部分には目を瞑って展開を楽しめるかどうか。
ラストはもう少し何とかならなかったのだろうか。
細かい部分まで作り込まれていて独特の世界観を醸し出している。こういうタイプの映画で切なさがあるのが良い。
非常にシンプルなストーリーが進んでいくが画作りが見事で音楽もカッコイイ。
殺し屋を淡々と描きながらも恐怖感と緊張感がある。
理不尽な現実に押しつぶされそうになりながらもがく姿は清々しい。
登場人物の掛け合いが見事で最後は心が温かくなる。
監督の心意気を感じる作品だった。
かなり長いがストーリーに緊張感があり全然退屈にならない。
人間の悍ましさや弱さが容赦なく描かれているが演技の素晴らしさもあってこれらが際立っていた。
ぶっ飛んでいた。変人しか出てこない。
コメディとシリアスが絶妙な塩梅だった。
地獄から脱出するため、生きていくためになりふり構わずの姿はエネルギーに溢れていて気分爽快。
安藤サクラの演技が素晴らしすぎて引き込まれた。
正直言ってこの映画の面白さは私には分からない。
解説を読んで色んな意味があることを知ったがそれでも釈然としない。
ラグビーを通して南アフリカの歴史を知ることができる。
ただ長時間になるからかもしれないが流石に色んなところを端折りすぎな気がする。
元の才能がずば抜けているのは間違いないと思うが自分の感性を信じて突き進む姿が清々しい。
これはハマらなかった。
伏線を回収してもスッキリしないし、恐怖を煽る効果音が無駄に多い。
ちょっと詰め込みすぎかなと思った。焦点が定まってない感じで肝心なところがぼやける。
リメイク版だがこちらも良い。
人の繋がりの温かさを感じながら優しい気持ちになれる。
徐々に引き込まれる。設定がミステリーの王道って感じで観やすい。不安を煽る音楽が良かった。
ボクシングシーンは素晴らしいので胸は熱くなる。
ただ人間ドラマは結構薄味でちょっと古くさい演出もあり勿体ない。
こういうちょっと変わった愛の形をしっかりと描ききったのが凄い。
グロい描写はあれどちゃんとした純愛映画になっていた。
随分とごちゃごちゃした映画だ。70年代の映画だけについていけないところが多すぎた。
思ったよりも楽しめたがストーリーは流石に都合が良すぎる感じ。
女性陣の衣装は素敵。
コメディかもしれないがテーマは結構重い。戦争は虚しくて悲しいものなんだと改めて思わされた。
こういう発信をできることは素晴らしい。ただやっぱり実話ベースなので何か工夫がないと物足りなさを感じてしまう。