まーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

まーしー

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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.6

日常のすごく大きな変化も無い中にも、生きることへの凄まじさを見せつけられます。特に女性の強さ。
モノクロならではの表現力。

恐らく細部にまで計算尽くされているであろう思われる画作りと光、カメラワーク
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.1

「鯛は頭から腐る」ということわざがあります。
会社が大きくなればなるほど利益を追求し、また他社との競争に勝ち抜かなければなりません。
そして会社という組織において人はそれぞれ重要な役割を担っています。
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いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.2

世間で言われている障がいのある人。
でもその人たちにとってはそれが当たり前で普通であって精一杯生きているだけ。

それを隅っこに追いやって生き難くさせているのは普通と思っているの自分を含めた世間一般の
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

少しネタバレ






今のトランプ政権への非難が軸となっている物語。
うまいこと作っています。

グリンチ(2018年製作の映画)

3.4

ストーリーはいたってシンプル。
俯瞰し、疾走するシーンが美しい。
イリミネーションズならではのキャラが可愛い。

天命の城(2017年製作の映画)

3.5

大臣によって翻弄される王。
朝廷自体もそれを物語っている。

戦争によって国や歴史は作られるが、その代償はあまりにも大きい。

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.6

動物園があるというのは平和という事なんですね。
ユダヤ人を次々と処分するかのように殺していくドイツ軍。
一人でも多くの命を命懸けで救おうとするとアントニーナ達。

動物を愛し、人を愛する気持ちは同じこ
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アナザー プラネット(2011年製作の映画)

3.1

ガシッとしてなくて、何となくふわふわして でも芯になる部分はしっかりあってと、掴み所のない作品。
それが面白くないわけではなく、ピントの少しずれた写真みたいで味わい深い。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.4

少しネタバレあり。





寧子までで無くとも、多少誰しもが持っている自分にだけしかわからない感覚や考え方。
自分っておかしいじゃないかとか人と変わっているんじゃないかとか思いながら生きているように
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

導入の前半からの流れからは結末が予想できない作品。

コミカルでSF要素を含めた導入部分。
小さくなり、暮らし始めてからの物語。
人々の出会いにより人生を見つめ直し、生き方を模索する様子。
と様々に色
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エターナル(2016年製作の映画)

3.3

少しネタバレありです。





今までに無いこんな哀しい物語の展開あるとは、、、、、

韓国映画では、この類のアイデアの映画はありますがイ・ビョンホンが演じるとまた違う色が漂います。

音楽といい、
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沈黙、愛(2017年製作の映画)

3.7

ややネタバレあり





こんなにも切なく悲しく愛に満ちたどんでん返しがあったでしょうか。

こうくるだろうなという想像を見事に裏切ってくれました。

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.7

少しネタバレありです。



この映画のポスターになっいるシーンが好きです。

引き繋がれていく命の尊さ。
人としての尊厳を大切に丁寧にまたとても美しく描いています。
親が子を思う気持ち、子を思う親の
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.5

なかなか凝って練ってある作りで、時々くる失笑が良いアクセントになっている。
レイチェル.マクアダムスのはじっけっぷりがまたいい。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.6

楽曲の圧倒的パフォーマンスの歌唱と多様性をテーマにした物語の核が相まって、映画自体に一層の力を与え底上げしている。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

脚本が面白ければ、万国共通 映画は面白い。

小気味良い展開とみずみずしい演技。
また緊迫感のあるシーンやカンニングシーンの連携プレイなどなど観ていて飽きささず、ラストまで引っ張っていってくれます。
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

陣治の一途な愛の中でしか、奔放で自分に素直すぎる十和子には生きられないのかもしれない。
二人の出会いが、どういった出会いなのかと思っていた頃にそのシーンが入ってきたあたりから映画の見え方が変わってくる
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.4

もう一つの結末。

前作と違う結末と知っての鑑賞。
前作の脚本が良く出来ていたから、もう一つの結末編を作ったのか、最初からこれを考えて作ったのかが気になる。

後者であるなら、完璧。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.5

人は記憶という脳内にあるハードディスクがあることにより生活や仕事ができ、生きていけるんだと思う。
そのハードディスクが壊れてしまうと、生活や仕事はおろか自分自身さえ失われていってしまう。


自分が正
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

少しネタバレありです。






三人の青年が少年時代からどういった生い立ちを経て、テロリストに立ち向かえるまでになったのかを描いた作品。

テロリストを阻止し、多くの犠牲者を出さず食い止めた事にフ
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.4

旅好きの友人が、今まで行った国の中で価値観がこれ程までに狂わされた国はないと言わしめたインド。

野犬ならね野牛、しかも死んで普通に横たわっていたり、ゴミはそこらじゅうに散らばり、何もかもがカオス状態
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.4

少しネタバレ含みます。




切れまくりのアクションを、主人公目線の絵でみせ迫力満点のオープニング。

おっ、これはアクション大作かと思わったのも束の間、サスペンス、バイオレンス、ラブロマンスと変幻
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.7

高校生から大学生、そして大人へと目まぐるしく変わる時期を描いた作品。

高校生の頃は、男子は単純で性への関心が強く多感で女子から見たらとても稚拙に見えるはず。
その分、純粋さも持っている。

憧れの人
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オペレーション・メコン(2016年製作の映画)

3.6

実話ベースとは恐れ入った。

お話のベースはしっかりありつつ、パワーでゴリ押し。
アクション満載で息つく暇なしです。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

少しネタバレあります




脳死の状態に近いと診断された時、延命治療をするか脳死判定を受けて、臓器提供に踏み切るか、、、、
まずそこでの選択に答えはなかなか出せない。

どんな形であれ娘であれば生き
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