まーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

まーしー

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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.7

高校生から大学生、そして大人へと目まぐるしく変わる時期を描いた作品。

高校生の頃は、男子は単純で性への関心が強く多感で女子から見たらとても稚拙に見えるはず。
その分、純粋さも持っている。

憧れの人
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オペレーション・メコン(2016年製作の映画)

3.6

実話ベースとは恐れ入った。

お話のベースはしっかりありつつ、パワーでゴリ押し。
アクション満載で息つく暇なしです。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

少しネタバレあります




脳死の状態に近いと診断された時、延命治療をするか脳死判定を受けて、臓器提供に踏み切るか、、、、
まずそこでの選択に答えはなかなか出せない。

どんな形であれ娘であれば生き
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.7

安藤忠雄の建築物目当てで、観たけどこれが大当たりの作品。

近未来SFのジャンルにおいて、感情を抑制するという設定は既視感はあるものの、シャープでエッジの効いた映像と対比して主人公2人の感情の様が起伏
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ピクサー作品は、どれも愛と優しさが溢れていますね。

今作もそれにもれず、愛と優しさがあります。
誰にでも起こりうる老いと世代交代という問題。
それプラス今作は、マックイーンの成長と今までの経験を生か
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.1

悲劇やテロ、戦争等々いつの時代もアメリカはヒーローを探し追い求め、壇上に上げようとする。

それは決して悪いことではなく、そのことにより勇気づけられる人がいたり、国やその被害にあった地区を
団結させ
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.8

よく作り込まれてはいるけど、それがあざとくなく程よい振り幅で、緊張感が途切れる事なく見入ってしまいます。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5



今年一番楽しみにしていた映画。

少しネタバレを含みます。






バンドが全盛で多彩で魅力的な音楽を放っていた時代。
ロックのジャンルにとらわれず実験的な音楽をしていたにも関わらず大成功を収
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

期待していなかった分楽しめました。

新規事業や莫大なお金が動く時、必ずや政治の影ありき。
異常気象然り、その時の情勢をうまく差し込むあたりさすがハリウッドですね。

ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

自分に起こった事象は、自分が嘆こうが絶望しようが変わらない訳で、それを受け止め、受け入れるか。

それを受け入れた時に、周りが全力で力を尽くし、またその姿が主人公に生きる勇気と希望と喜びを与え相互に支
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ミルク・マネー(1994年製作の映画)

3.4

髪をとかしてもらっている少年が、メラニーグリフィスに向かって
「お母さんが生きていたら、こんな気持ちなんだ」って言うセリフにやられた。

皆がキュートで優しく逞しい ハートウォーミング作品。
最近は
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.4

相手の事をよく知らないでつながってしまうネットの世界。
それはそれでいい面もあるし、危険なケースもある。

顔が見えず、遠くて近い存在だからこそ本音も話せたりできる。
危惧するだけで無く、それはあくま
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犯人は生首に訊け(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

血生臭い、少し湿気を帯びた韓国映画。

何かがずれている感覚はあるものの淡々と物語が進行していき、後半から不穏な様相に変わっていき、表から見ていたものが裏から見せられる、、、、が、ラストにええあああ
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.4

何でしょうね?
このじわじわと後からやってくる感は。

結婚して子供にも恵まれ、夫は仕事に精を出し、他所様から見たら何不十分なく生活しているようにみえてるものの、自身はといえば何事にも完璧を求め過ぎる
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チップス 白バイ野郎 ジョン&パンチ再起動!?(2017年製作の映画)

3.0

本国アメリカではこういったのがウケるんでしょうね。
面白いのか面白くないのかがわからないのが、面白い。

心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

3.3

記憶を手繰り寄せる中盤から、俄然面白くなってくる。
罪を告白することで、娘を失った心の穴を埋めようとしていたのかはわかりませんが、その真相に触れ、記憶が蘇る事で新たな事実がわかってくる。
償いのための
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幸福の罪(2011年製作の映画)

3.1

家族ドラマと思いきやサスペンスタッチになりクライムサスペンスへと行先を変えていきます。
中盤あたりから揺らいでいる感じがずっと続いてその揺らぎが大きくなっていきます。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

プー達マペットの作りが絶妙でピグレットの毛玉具合のディテールだけで、作り手の愛を感じます。

ディズニーにもブーさんにも特に思い入れはないものの、2人が大きな大地で横に並んで座っている姿だけで、、なぜ
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

無理に感動さそうと振り切らずに、いいさじ加減で進むテンポが2人の距離感を表しているようで心地良かった。
余命わずかな男を温かい眼差しで見守る友。言葉は少ないが寄り添う様が沁み入る。

ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

やられたら、やり返す。
そうなりますよね、元カノの方が一枚上手でしたね。
ラストから、さて彼がどう考えるか、、余韻を残しての終わり方が秀逸です。

愛を歌う花(2016年製作の映画)

3.4

時代に翻弄されながら強く生きていく二人の女性の物語。
妬み、友情、誇り、覚悟、女性の真の美しさをみた。

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

人間更生と悪行退治。

前作より物語と人物像を深め、少しトーンを抑えているのが返って主人公の心の奥底の心情を表しているようでmに思える。
また、その映画のトーンが要所要所にあるアクションを際立たせてい
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アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)

3.1

女性の脚本家らしいお話。

その一言で、気付かされ今を見ていなかった主人公。
変わらないってことは、成長してない事とイコールでは無いけど、何か新しいものを見つけるためには変わろうとする努力も必要なのか
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タイムシャッフル(2014年製作の映画)

3.6

面白かった。
水滴がぼとん、ぽとんと落ちるように少しずつ少しずつ話が進んでいきながらも歯車が違う歯車に噛み合う時にかみ合わなくなりずれていくような感覚。
それはトリップものならではの落とし穴があるが故
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.4

オリジナリティ溢れる作品。
愛にも溢れている。

ホラーと思いきやそうではない。
本作よりリメイクされた韓国映画「時間回廊の殺人」観てオリジナルの存在を知って鑑賞。
韓国版も脚本をうまく肉付けされてい
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

時代的には「タクシー運転手」の7年後。

まだ独裁軍事政権下にある韓国。
オリンピックを翌年に控え、アカ狩りと称して政府に反する因子は根刮ぎ潰していく巨大権力。

悪い奴はとことん悪いが、自由と平和を
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ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

3.1

ある戦争.暴動(事件、出来事)の一部を切り取ってドキュメンタリータッチで観せられている感じ。
これはこれで成立しているんでしょうが、もう少し展開があると楽しめたかな。

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.6

広瀬すずに高校生をやらせたら文句のつけようがない。
劇中によく「えっ?」っていう広瀬すずの台詞がありますが、このシーンだけで心を掴まれる。

高校生の一途でピュアな恋心を受け止める生田斗真の煮えない態
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.3

ラストの音楽が素晴らしい。
後半からの謎解きと前半の回収がお見事で家族愛にもつながるスリラー作品。

脚本が面白いだけに前半の少し間延びした感が惜しい。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.1

いきさつを見届けている側になる観客。
被告のあやふやな供述に苛立ちをを隠しきれない弁護士。

その策略にまんまと嵌められていく弁護士とそれを観る同じ立場の観客。

獄中でのアクリル板を挟んで対峙するこ
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.4

ヒョンビンとユ・ヘジンの即席バディ映画。
タイトル通り二人が共助しあいながら物語が進んで行きます。
最初はぎこちないが、お互いを信頼し合いながら裏切った上司を追い詰めていく。
韓国映画で北と南をテーマ
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