千さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

千

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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.5

子どもの頃のストームやサイクロップスを見られたのが嬉しかった。彼らはウルヴァリンに助けてもらったことを覚えてるのかな。
デッドプールは名前くらいしか知らなかったので、めちゃ強くてびっくり。デッドプール
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.9

愛と憎しみは紙一重というか、人間の感情が微妙なバランスの中でなんとか整理されているのだと実感させられた。
暴力的なシーンのはずなのにどうしても官能的な雰囲気を感じてしまうのはそういうことなのかな。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

劇場鑑賞以来2度目の鑑賞。
最初に見たときは原作を読んでいなかったけど、原作を知ってから見るとさらに良い。
原作はほとんどエリオのモノローグで描写されている部分、最初からオリヴァーに夢中なのに普通に振
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5

気楽に見られて元気になれる映画。
知らない人との出会いが自分を変えるってすごく素敵なこと。
クズ男にキッパリ別れを告げるシーン、アイリスと一緒にガッツポーズしちゃうくらい良かった。

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.0

前作からの繋がりがあまり感じられず。ナイトクローラーとかどこに行った?
あまり集中せず見てたせいかもしれないけどストーリーが散漫としていてとりあえず戦ってたくさん死んで終わり!感が拭えなかった。

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.8

前作よりアクション、CGともにパワーアップしていて良い!
それぞれのキャラクターや関係性も分かってきたし、この先が楽しみ。
ヒュー・ジャックマンのアップになると付け髭のテープがはっきり見えることだけが
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

シャロン・テートの事件が絡んでいると知ってから見るべきだったととても後悔。
解説などを見てようやく色々理解した。
ヒッピーたちに対してオーバーキル気味に感じたのもそういうことだったんだなと。
何も知ら
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X-メン(2000年製作の映画)

3.8

某ドラマの流れから慌ててX-MENを履修中。
20年前なので流石にアクションやCGの迫力は劣るけど、普通に面白かった。
それぞれの能力がかなり特殊で一人で戦うのは難しいので、力を合わせて戦う感があって
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

まさに爽快カーアクション。
銃声、爆発音の音ハメが最高すぎる!
リリー・ジェームズがとにかく可愛い。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.5

見る人によって受け止め方が異なる映画だと思った。
ヘドウィグの半生が音楽を通して語られるけど、とにかく全てがかっこいい。
ずっと片割れを探し続けていたヘドウィグが自分自身を受け入れて歩いていくラストが
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

ロレンソ・フェロのルックスと演出がとにかく良かった。
ガソリンの飛沫で煌めく中を歩くカルリートスの美しさ。
カルリートスのラモンへの執着が静かに爆発へと繋がっていくのが感じられた。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

メルヘンな色合いとノンストップで展開していくストーリーのなかでどんどん人が殺されていく独特の世界観。
グスタフとゼロの上司と部下、親子、兄弟、親友、いろんな関係を丸ごと一緒にしたような関係性がとてもよ
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

事実を元にした映画だけど、全体的にコミカルな雰囲気を崩さずに作られていたので飽きなかった。
時折入るモンタージュによって現実に引き戻される。

ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

繰り返し行われる人格否定や罪の意識の植え付け、とにかく見ていて辛かった。
母親がジャレッドの味方でいてくれたことがとにかく救いだった。
自分のセクシュアリティを受け入れられないが故に強烈なホモフォビア
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

時代設定を確認して少し驚き。田舎とはいえ2002年ってこんなに価値観古かったか?と違和感を覚えたけど、もう20年前だもんね。
自分の育った街や、そこにいる自分が好きになれない気持ちは多くの人が持つもの
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ホールディング・ザ・マン -君を胸に抱いて-(2015年製作の映画)

3.5

散々指摘されている通り高校時代は全く高校生に見えなくて、本筋よりそこが気になってしまう。
見ているうちに慣れるし、二人がずっと一緒ということを強調するために役者を買えないのも理解はできる。

70〜9
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.8

リアリティショーにお決まりな展開をこれでもかと詰め込んだヴァンパイアモキュメンタリー。タイカ・ワイティティらしい笑いと皮肉がたくさんで面白かった〜!

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.0

思っていたより良い作品!
正体不明のパワーを手に入れた主人公が最初にやることがATM強盗、というところがすごく好き。友人も家族もいない薄暗い生活をしていた主人公がパワーを手に入れて、鋼鉄ジーグに心酔す
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デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.0

しくじって左遷された兵士と戦闘アンドロイドという設定は凄くいいのに、ストーリーがなんだかパッとしなかった。バディものでも無い。今までドローン操縦士として戦争に関わりながらもその実感を持っていなかった主>>続きを読む

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.5

教養や成功は人を豊かにもするし、空っぽにもするものだと思った。エレナと出会って文学や教養を知ったマーティンはかつての自分と同じような人たちを見下すような発言もする。今まで見えていなかったものが見えてき>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

誰かの好意を確実に自分のものにするのが好きな大伴と、自分のものにならない大伴が好きな今ヶ瀬。2人の気持ちは向かい合っていても、一緒にいることですれ違っていくのが悲しかった。
個人的には大伴みたいな人間
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アラジン(2019年製作の映画)

3.5

アラジンについて断片的なことしか知らなかったので、新鮮に楽しめた。
ナオミ・スコットが本当に綺麗。

ポイント・ブランク -この愛のために撃て-(2019年製作の映画)

3.0

短いしサクッと見られるかな、と思って鑑賞したが、臨月の女性が人質に取られるのでずっと心臓に悪い。アンソニー・マッキーとフランク・グリロはいつも通りかっこいい。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

今まで何度も映像化されている名作をまた作る意味を知りたかったので、原作を読んでから見たほうが良かったかも。
結婚だけが女の幸せではないのはもちろんだけど、結婚が幸せな女ももちろんいる。
自立する女性ば
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

映画館以来2度目の鑑賞。
びっくりするほど計算し尽くされた映像で社会の階層を描きながらも、全く飽きない展開。
何度見ても面白い。

オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.7

シャーリーズ・セロンがかっこいいのはもちろんだけど、ストーリーもすごく良かった!
何百年も共に生きる彼らの間には愛情や友情を超えた強固な関係があるということを強く感じられた。特にジョーとニッキーの関係
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マ・レイニーのブラックボトムが映画になるまで(2020年製作の映画)

3.5

映画への理解がかなり深まった。
「チャドウィックが亡くなって寂しい。でも、映画でいつでも会える」という言葉で泣いてしまう。

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.5

戯曲が原作ということを踏まえると見やすかった。限定的な舞台の中で役者一人一人の演技力と説得力が試されるようだと思った。
不愉快なほど尊大で厚かましいマ・レイニーは、自分の才能を振りかざして譲らない態度
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

誰かのために信念を持って行動し続けられる人が成功するのだと思った。
「このナプキンで女性は2ヶ月生きられる」というスピーチがぐっときた。
インド映画は1から10まで全てを描いてくれるので長くなってしま
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

どんな人でも自分らしく輝ける場所がある。展開やメッセージは王道だけどパフォーマンスがとにかく素晴らしい。

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

冷静だけど自信過剰のソロと有能なのに短気なイリヤのコンビがすごく良い。そこにギャビーも加わって画面がずっと華やかで派手。
エリザベス・デビッキはこういう役回り多いんだけどすごく似合う。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

パラサイトを見てからこっちを見たので、ポン・ジュノ監督の「描きたいもの」を知っている状態で見られたと思う。
カーティスの独白シーンがとても辛く、彼が今まで抱えてきたものや今までの彼の態度に一気に納得で
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

どんなシリーズも一番最初が一番面白いものがほとんどだけど、これは3が一番良かった。1から積み重ねてきたことを全部回収して、とても綺麗に終わってくれて素晴らしい。シリーズを通して「未来は自分が作るもの」>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

演出と色彩がものすごくかっこよかった!「説明するね」で毎回わくわくしてしまう。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

自分と親友だけの会話のリズムとか言い回しとか、そういうのを繰り返すのが楽しいというのがすごく伝わってきた。そういうのあるよね。
自分たち以外を見下して一線引いてるけど、それってほんとは他人が自分より優
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

誰に何を言われてもやりたいと思えることと出会えるって幸せなこと。それを支えてくれる存在がいるというのはもっと幸せなこと。
音楽がとにかく良くてずっとテンポよく見られた。