やっと観れた。
長かったけど面白かった。高度経済成長時代から「無敵の人」問題はあるんだなと。
「ジョーカー」とか見てても思うけど、世間では「誰も取り残さない社会」とか言われてる割に全然対策してないやな>>続きを読む
原作も素晴らしかったが映像化されたこれも非の打ち所がないほど素晴らしかった。 原作にあった「小説」というメディアでだからこそできた構造的な「仕掛け」も映像メディアでビジュアル的に再現されておりいい感>>続きを読む
これも円盤を借りて観た。ありがたや。
原作を読む前に観たけど大丈夫かな?
伊藤計劃テイストは端々に感じるが、何というかこう問題定義や問いかけや苦悩が少ないといういうか、やっぱりどこか違うような気がする>>続きを読む
うら若き乙女に円盤を借りて観た。ありがたや。
この物語の原作は今よりも発達した社会を描くことでジェノサイドや監視社会や富の分配や人間の暴力性などの社会的な問題を描くだけでなく、主人公がテクノロジーの発>>続きを読む
古典sfの映画化。デヴィッド・リンチ版は昔に見た。
とても良く出来ててとにかく壮大なのはわかる。しかし何かこうグッと来るものがあまりない。何というか個人性に寄り添っていない感じ。
まぁ続編は見るけど。
面白かったと聞いて観た。
どことなく大好きな「グッバイ・レーニン」に手触りが似ているような気がする。
イマジナリーフレンドのアドルフは日常的に話し相手になり励まし力付けてはくれるけど、手投げ弾が足元で>>続きを読む
私の知る限り、この映画を知るすべての人が素晴らしい素晴らしいというのでどんだけ素晴らしのかと思って観たらとてつもなく素晴らしかった。
ありとあらゆる相反するものの混じり合う美がじわじわくる。
これはそ>>続きを読む
昨日この映画の話をしたので感想を書いておこう。
昔々まだ私が高校生だった頃、思いっきり背伸びしたかった私はよく「親友」と言ってもいい友人と夜中の2時3時4時まで街中で遊んだものじゃ。
二人して夜中の街>>続きを読む
うーーん。色々語りすぎて鼻につく感じ。とにかく円空仏と円空本人の話だけを客観的に描けば良いのになと思う。
小物が綺麗過ぎるとか、彫り方に力強さが感じられないとか色々あるが寸劇はいらん。
シリーズ消化完了。タイムマシンがあれば続編いくらでも作れますな。
これにてエイリアンシリーズ消化完了した。
前作の「プロメテウス」は全く覚えていない状態で見たけど特に問題はなかったぽい。
面白くなくはないけど個性はあまりなく訴えかけてくるものはあまりなかった。
このレビューはネタバレを含みます
ずっと見たかったのだかいつの間にかアマプラに入っていて喜んで観た。
大体想像した通りの筋書きの想像したようなラストだが、まぁこのへんはこの系統の映画の様式美みたいなものだ。
ミーガンさんはチャッキーほ>>続きを読む
私はさかなクンが好きだ。彼の足元にも及ばないながらもかなりの魚好きで地味な淡水魚好きであると自認している私から言わせてもらえば、それほど魚に興味のない人、例えばトウヨシノボリとヌマチチブを一見して判別>>続きを読む
「感情」が疾患として扱われる世界で感情を「発症」するふたりの物語だ。
設定は「リベリオン」だが笑えるアクションもガン=カタもない。
特殊な環境であればあるほどふたりのピュアさが際立って美しく感じられる>>続きを読む
私はベートヴェンが好きだ。どれくらい好きかというとウィーンまで墓参りに行ったくらい好きなのだ。
この映画は大好きなベートーヴェンの中年からその生涯の最後までを描いたものである。
思い入れの強い題材の映>>続きを読む
革命後の混乱真っ只中のロシアで第一次世界大戦でドイツ軍に対峙する兵士の士気が著しく低下する中、軍部は志願による女性のみで構成された部隊「バタリオン」を創設して前線に送り込むことを決定する。
戦う気のな>>続きを読む
フィリップ・K・ディック原作のディストピアでサイバーパンクな世界のお話。
ひたすらアクションが続くけど、自我の根源である「記憶」の統一性を揺さぶることで人間存在を問う側面は…なかった…
全体として旧シ>>続きを読む
帝政ロシアのキーウ近郊に生まれ、ソ連軍の狙撃手となり女性狙撃手史上最高の確認戦果309名射殺という戦績を挙げたソ連の英雄リュドミラ・パヴリチェンコの伝記的映画である。
フィンランドの妖精「シモ・ヘイヘ>>続きを読む
エイリアンシリーズのエピソード0的な時系列の映画である。
もっとアホ映画的なのを期待してたけど、なんか真面目に作ってて設定も壮大だけどそこがどこかチープな感じ。
「汚物は消毒だー!!」とつよつよだった>>続きを読む
アマプラの「30日以内に配信が終了するリスト」にあるのを見て、15年ほど前に見てとても面白かったのを思い出しまた観たくなった。
映画的美男美女が出てくるわけでも、映画的エンタメがあるわけでもないけど、>>続きを読む
現在同じ水俣病をテーマにした本『苦海浄土』を読んでいて、もう読むのが辛くて辛くてこの映画でええかということで見た。
水俣病を扱ったテーマと報道写真家を主人公にした視点は良かったけど、ただひたすら大企業>>続きを読む
なかなか多才で賢いエスターはもっと普通に生きればそれなりの生活が出来ただろうに。
エスター!!後ろ後ろ!!と応援したくなった。
女子の弾ける笑顔と男子のドヤ顔が眩しすぎて「そんなpracticeで大丈夫か?」と不安になっていた私は浄化されて灰になりそうだ。いや、なった。
3分と短すぎる作品だけどこれを5分以上見せられたら悶え死>>続きを読む
今更ながら初めて観た。今から19年前の映画やったんですな。
キムタクの歩く家だった。
いかにもジブリ然とした映画でパンク味の薄いスチームパンクだった。
先日「アイム・ユア・マン」なる人間の女性が自分の理想の男性型アンドロイドと暮らす映画を見て「人間の女性がモノとしての男性に何を求めるのか?」といったテーマで映画を見たくなってこの映画を勧めてもらった。>>続きを読む
設定はSFだけど殆どSF要素のないサトラレボーイ・ミーツ・ガールだった…
大好物のアンドロイドもので、テーマはシンギュラリティでもなく、AIとの対立や共存でもなく、いわゆる「自分の理想と欲望を全て叶えて受け入れてくれるアンドロイドはどうなのか問題」を扱う映画だ。
大抵の映画>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「私たちは何を見せられているのか」
感がある。シーン切り替えが唐突でまるで人の夢を眺めているようだ。
あまり見たことのないような映像が続くけど、それは私があまりアニメを見慣れていないからかな?
そして>>続きを読む
銃撃戦がリアルと聞いて見た。
巻き添えなんか気にせず撃ちまくる悪者チームと一般市民を巻き添えにできない警官隊との「状況」は確かにリアルだった。
銃撃戦がリアルかはともかくふつーに面白かった。長かったけ>>続きを読む
シン・ウルトラマンが想像していたほど面白くなったのに引き換え、こちらは想像していたより面白かった。
冒頭の血ーブシャー!にちょっとびっくりオモロかったし、ストーリーとプロットも庵野節だった。この人は絶>>続きを読む
この映画の原作であるポール・ギャリコの『ハリスおばさんパリへゆく』はある特定の人に強く結びついた大好きな本だ。
原作では痩せて小柄なハリスおばさんもネガティブで心配性のバターフィールドおばさんも映画で>>続きを読む
アニメ版もそうだがこの映画版も綺麗に終わった。
あまり評価は良くないが私には面白かった。惑星ソラリス感あり。
時間スケールがでかすぎてワロタが、回収されそうで回収されない諸々とラストにポカーン。