夢里村さんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

夢里村

夢里村

映画(1440)
ドラマ(0)
アニメ(0)

風の中の子供(1937年製作の映画)

-

まるで幽霊のように消える爆弾小僧。子どもは固定され得ず浮遊する。帰ってきた父との相撲感動

100%の女の子(1983年製作の映画)

-

ラブホテルのベッドに佇むねこちゃんイカすうー!

ガラスはジャズる(1958年製作の映画)

-

いい意味であほっぽく、労働と映像の本質的な誇りがある。

倫敦(ロンドン)から来た男(2007年製作の映画)

3.9

退屈そうな印象持ってて避けてるひとは、軽い気持ちでいいから見てみてほしい。フツーにおもしろいしかっこいい。
ショットのひとつひとつや音楽がすげーノスタルジー刺激してきた

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

-

みんな何もできずに何かを待ってるの、わかっちゃいるけど、いったいなんなんだろう? まじで恐ろしいのは、バスを待ってるのが老人だということだ。単なる死の象徴かもしれないけど、うじうじしてるスティーブブシ>>続きを読む

M/OTHER(1999年製作の映画)

-

すげーこわいいぬが一瞬出てくる。基本的に数秒しか出てこず何も掬い取れないいぬは無視してるけど、これは存在感があった。
画面には潰れた身体が映ってるのみでも、そこには雄弁な動作が確かにある。距離のとりか
>>続きを読む

H story(2001年製作の映画)

-

ぬるい長回しの中で、たばこを吸えない手持ち無沙汰な身体はいぬを撫でる。言葉が通じないから一方的なコミニュケーションをいぬにも求める。フェンスにぶつかり自転車を揺らすいぬ。

ユキとニナ(2009年製作の映画)

-

セミの声がいつからしてたかわかんなかった、鳥肌たった
『エクス・マキナ』を彷彿とさせるトラウマオヤジダンス

イタリア旅行(1953年製作の映画)

-

ぼくはまじで奇跡が起こったと思ってほんとに感動した。『天井桟敷の人々』や『自転車泥棒』のような群衆もあれば、こんなのもあるってのがおもしろい。
車の移動をしてたくさんのオブジェクトと遭遇してくれた。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

-

強い風と日光がつくる影の中たくさんのさくらんぼが実ってるカットで神が降臨した。映画としてごちゃごちゃしすぎな感はあるが、それを差し引いても良かった。

ドキュメンタリー作家はどうしようもなく残酷な人間
>>続きを読む

隣る人(2011年製作の映画)

4.0

本当におもしろい。びっくりした。こんなにも近いはずの全然知らない世界があった。全然知らないものが動いてた。起きていることに目が離せなかった。ちょっとペドロコスタのやってることがわかった気がした。

忘れられぬ人々(2000年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

わかっていてもぶっ殺しやってくれて嬉しい
そこまでが長い

少年(1969年製作の映画)

-

おもしれー!! シネスコロードムービー最高!!
チビが壊れたおもちゃみたいに「アンドロメダ」っていうとこうけた

ホース・マネー(2014年製作の映画)

-

この作品の、病院から出るショットみたいなのが撮れたとしたら、全てに満足してしまいそうでこわい。あの建物の巨大性、空の切り取られ方と色、カメラは一体どんな場所にあったんだ……

人々へのまなざし、いぬに
>>続きを読む

青春H ゴーストキス(2010年製作の映画)

-

幽霊だと部屋一発でもいろいろできるってことがわかった……
でもカメラつまんねーなー

四月の永い夢(2017年製作の映画)

-

『恋は雨上がりのように』と同じく、ひとやすみの映画。前に進むということを風景と主体を混ぜ合わせたことによって表現したのと、部屋で燃えてる手紙のショットはよかった。
しかしおもしろくねー!!

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

-

なにかを見ている人を、いつも誰かが同じフレームの中で見ていた。ラストに、あれ2人はすれ違わないんだ、と思ったら、2人をそれぞれ正面から捉えた切り返し。すごかった。しかもここで小松菜奈のバストショット。>>続きを読む

汽車はふたたび故郷へ(2010年製作の映画)

-

ちっちゃい、部屋のいぬ、ピアノ前を横切りまくる大量のいぬたち(でかい!) 、フィルムの中のいぬたち

紅葉狩(1899年製作の映画)

-

日本映画史の一頁目!!

早稲田大学演劇博物館はスクリーンの上に紅葉を垂らすな

ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

-

モノローグしちゃうとかいうダサさをちゃんと回収されてしまった! やられたー
どこから来てるかわからない無線とどこから来てるかわからない自分の声が錯綜するシーンはわからないなりに苦しかった気がする。声と
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

-

『リトル・フォレスト』ですげー嫌いになった松岡茉優……こんなことになるなんて…………………………

こんなレビューは最初で最後にします。松岡茉優

石の微笑(2004年製作の映画)

-

動かないいぬ登場。少し映画のことを気にかけてそう。地味に脚本の中にも滑り込む。
石像は何を眼差すか?

海辺の暮らし(2015年製作の映画)

-

『おそろし村』はほんとにおそろしい作品だったけど、こちらはふつうに秀作。
カウリスマキや一部のヌーヴェルヴァーグのような演者の遅さが、この狭い世界とギャグにハマってていい。

愛の犯罪者/ラヴ・イズ・パーフェクト・クライム(2013年製作の映画)

-

映画が始まって間もなく、主人公の運転する車の前をいぬが横切り、視線を交わし合う。主人公がいぬを再び目にしたとき、その罪を予感する。

おちんぽ侍を取り巻く性欲爆発女しか出てこない映画。

幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

4.5

理由もわからず泣きました。
椅子で寝るシーンの反復は、いぬもきちんといつもの場所にいてかわいらしいんだけど、何十年後かにはもちろんいなくなるんだよな……。痕跡の現出とでもいうのか、本質は何も変わってい
>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

-

ださすぎる 狙ってやってるって少し冷めたかんじがまたださい

ミッキーの移動住宅(1938年製作の映画)

-

ファンタジアを除けば唯一記憶に残っているミッキーマウス
楽しいとか嬉しいとか思うことって日々あんまりないけどそれは全然耐えられなくはなくて、そもそも生活それ自体が、どこか喜びそのものであるからではない
>>続きを読む

ヴァンダの部屋(2000年製作の映画)

-

自分もいつか絶対に家を壊したいと思わせてくれる。映画が終わってしまう瞬間になんかさみしくなる。どうすることもできないくらい突き放されて遠い余韻。

昨日からの別れ(1966年製作の映画)

-

爆睡かましたがいぬたちが放射状に散開するシーンで覚醒した。

ウルトラミラクルラブストーリー(2009年製作の映画)

-

とてもおもしろかった。好きな人に近づくため儀式を経て幽霊になっていく松山ケンイチ。農薬を撒くヘリコプターの轟音と、心音の停止。直接耳をあてて胸の音を聞くと、靴が見える。その足は彼岸に向かって歩いていく>>続きを読む

エロス+虐殺(1970年製作の映画)

-

カットの前後関係がかなり異次元でふざけてるのかと少し思ったけど、すべてのショットの強度も異次元だった。
画面の埋め方がイカしすぎてる。カメラの位置だけで人も建築も風景も豊かになってた。

216分の長
>>続きを読む

ウェーブ 98(2015年製作の映画)

-

ぼくは絶対こんな簡単に逃避的に宇宙と接続しない!!