hirobeyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.9

過去鑑賞記録

ジャック・ニコルソンとダイアン・キートン。そして、キアヌ・リーブス。
2003年の作品。

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

撮り溜めていた映画をまとめて鑑賞中。
タイトル以外の情報無しだった。





以下ネタバレ ↓

実話に基づく物語。
アフリカ・マラウイの少年が自力で風力発電を作り、貧困と干ばつから村を救った。
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陽のあたる教室(1995年製作の映画)

4.1

BS/CSで撮り溜めていた作品をまとめて鑑賞。

ホランド先生を演じたのは、リチャード・ドレイファス。「ジョーズ」や「スタンド・バイ・ミー」の印象がある俳優さん。

音楽教師の30年の物語。てっきり「
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.7

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの老夫婦。階段で5階へ上がる生活もそろそろ大変になってきた。エレベーターのあるアパートへ引っ越そうと、今のアパートを売ることに。

アパートの売買を手掛ける知人
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彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

3.4

1989年。
ちょうど平成になった頃の作品。

バブル臭プンプンなのも懐かしい。
"がちょーん"の谷啓さんのお姿も。

「私をスキーに連れてって」には敵わないが、全編サザン&桑田の楽曲という点は◎

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今泉力哉監督作品。
タイトルの意味を調べた。
かそけきとは、今にも消えてしまいそうなほど、薄い、淡い様子を表す言葉。
サンカヨウとは、水に触れると花びらが透明になるため、とても珍しい植物。

タイトル
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.3

ジャケット写真のイメージとは全く違って、胸糞悪い内容で驚いた。

人気のないYouTuberのゆりと、イベンターで人のいい田母神。初めのうちこそ、地味に協力して制作していくが…。

ゆりの売れ出してか
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オー!ゴッド(1977年製作の映画)

3.8

TSUTAYAレンタルにて。
ちょっと軽めのコメディが観たかったのでチョイス。情報はほぼ無し。
なんと、あの?ジョン・デンバーが主演。彼を映画で観るという想像は全くなかった。しかし、一目で彼だと分かっ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

ん十年ぶりの再鑑賞。
名作を堪能した。

バビロンのモチーフとなった元ネタとも言えるミュージカルの代表作。

ジーン・ケリー、ドナルド・オコーナーのタップダンスが圧巻。そして、雨の中で歌い踊る姿はあま
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.2

ずっと気になっていた作品。

サクッと、いいもの観たな、というのが最初の感想。

アニメの絵柄の印象を超えて、内容は重厚だった。映画人たちの熱い想いが伝わってくる。

融資銀行のシーンは面白い。

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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.7

ジャック・ニコルソンの作品ということでレンタル。

罪を犯した新兵を海軍刑務所まで護送するというロードムービー。

なんともおかしな裸の海兵の写真だし、怪しい映画かと思っていたが、アメリカン・ニューシ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.9

1920年代のハリウッド。サイレントからトーキーへの時代の変革期に翻弄される役者たちの栄枯盛衰を描いた作品。

ハリウッドの当時の大スター、ジャック・コンラッドをブラピが演じた。破天荒な女優ネリー・ラ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

別に岡田准一が嫌いなわけじゃないけれど、たまたまNetflixで韓国版があったのでこちらを選択。そもそも当地区では、日本の劇場版は上映終了してた。

さわりだけは、日本版の予告を観ていたので何となく知
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

"花様"…花の様な、"年華"…時間、年齢。
つまり、人生において、満開の花の様に煌びやかな輝いていた頃という意味だとか。

そういう意味から言えば、トニー・レオンの優しさ溢れる格好良さは分かるが、それ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.2

佐藤健、清原果耶、阿部寛の演技。
桑田佳祐の歌。
それだけでも十分に満足だったが、作品に込められた作者の思い、社会制度への警鐘も含め想像より重いテーマだった。

コロナ禍の中で作られた作品。
東日本大
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず、公開から2日目の朝イチ鑑賞、という記録のみ。
いろいろ整理してから…

*****

大筋では分かったような気もするが、ストーリー的にはもっと多くのメッセージがあったように思う。そこは消化
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

同日連観3作目は評価高めの「アフター・サン」。
これは、鑑賞後にあらためて物語を整理して、その余韻を感じる作品のようだ。独特の映像美はA24ならではかと。

どこまでも優しい31歳の父と11歳の娘との
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.2

地元小劇場での同日連観2作目は、ストップモーションと実写の合作。
とても可愛らしい貝のマルセル。キャラクターも設定もストーリーもとても良くできていて感動するが、なによりもマルセルの声を演じたジェニー・
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.8

この作品を観ることができて良かった。
ドキュメンタリーなので、純粋に映画はフィクション作品の方が好きという方には向かないかもしれない。かく言う私も、少し前まではそうだった。特に劇場でドキュメンタリーを
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.4

この名作をようやく観ることができた。
スタンリー・キューブリック監督のホラースリラー作品。

あまりに有名なジャク・ニコルソンが斧で壊したドアから顔を出しているジャケット写真。まさに見事な怪演。これぞ
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.5

前作に続けて鑑賞。

タイトルから、もしかして…と予想はしていたけれど。

地元上映館で舞台挨拶をする98歳のお父さん。

入院して認知症が進んでしまったお母さん。

寂しそうな一人暮らしのお父さん。
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

4.5

テレビデレクター信友直子さんの呉市に住むご両親のドキュメンタリー。
アルツハイマー型認知症を患った母と、介護をしながら生活を支える父。元気な頃からの映像もあるため、ご両親と子である監督の半生が浮かび上
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

これ、特に観るつもりはなかったのだけど、利用したことのある"遠州鉄道"が舞台と聞いたのでついサクッと鑑賞。

主演は「全裸監督」や「おかえりモネ」の恒松祐里だった。サトエリも久しぶり。そして大きくなっ
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ワム!(2023年製作の映画)

4.2

なんとNetflixで「ワム!」が配信されているではないか。ドキュメンタリーのようだけど、評価もまずまず。これは観るしかない!

明け方、「愛と青春の旅立ち」をCSで観たばかり。80年代の気分そのまま
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.0

テレビドラマ版から劇場版まで、ずっと観てきた好きな作品の最終章。

本作では、南仏ヴィラの遺産相続話からダウントンアビーでのトーキー映画撮影、そしてヴァイオレットの大往生までが描かれた。まさに、最終話
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

アマプラで配信していることを知り鑑賞。
改めて感動した。
これから何度も観てしまうだろう。

記録映画としても素晴らしいが、野球は筋書きのないドラマとも言われている通り、今回のWBCが最高の役者が揃っ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

さかなクンの半生を描いた物語。
想像以上にいい作品でした。

主役は、のん。
女性として登場しているのかと思ったら、男性役としてだった。さかなクンだから、やっぱりそうなのかと思いながらも、どちらとも取
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

3.9

獅子舞バトルを舞台にした中国長編アニメ。
予告が面白そうだったので仕事帰りに鑑賞。

3DCGのクオリティーは素晴らしかった。この分野でも中国の進出は目覚ましい。これからはディズニーやピクサーだけじゃ
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はざまに生きる、春(2022年製作の映画)

3.7

画家の青年と編集者との恋愛手前の物語。

アスペルガー症候群は、対人関係がやや苦手なことと、強いこだわりがあるものの、知的障害や言葉の障害はないのが特徴と書かれていた。

宮沢氷魚の演技がとても良かっ
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劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)

4.0

ドラマ版に続いて鑑賞。
ドラマ版とは、エピソードの順番を少し変更してあって、新しいエピソードやキャラクターが追加されている。
西鉄ライオンズvs南海ホークス。



鑑賞後に明太子をお取り寄せしたこと
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

filmarksでのスコアが高いので、劇場で観たかった作品。
是枝裕和監督の作品ながら、監督独特の家族の姿を描いたものとはちょっと違ったテイスト。坂元裕二氏の脚本の妙という印象だった。カンヌ脚本賞は納
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

4.0

記念すべき1000レビュー。
半分程度は、スコアのみですが。

脱北した天才数学者と優秀校の落ちこぼれ学生との交流を描いた作品。

皆さんが書いているように、アルパチーノの「セント・オブ・ウーマン/夢
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.1

NIKE起死回生のマイケル・ジョーダンとの契約までの実話に基づくストーリー。

あのジェイソン・ボーンがあんなお腹になっちゃって、もう走れないじゃん…。という感想は置いておいて。

母は強し。そして、
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

荻上直子監督繋がりで、「波紋」に続き鑑賞。

労働と報酬と人との繋がりと生と死と…。とても味のある作品でした。

マツケンは、「ロストケア」でも犯罪者役だったけれど、本作でも出所直後の元犯罪者という役
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波紋(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主演の筒井真理子が大小様々なストレスが溜まっていく主婦を熱演。
原発事故による放射能汚染問題に始まり、夫の失踪。舅の介護とセクハラ。職場での暴言客。隣の猫の侵入。息子の遠方進学。出戻った夫。夫の自由診
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.2

劇場で観たかったが、タイミングが合わず今回のDVD鑑賞となった。こういう作品がとても沁みる。そういう年齢になったのかとも思う。

信州の田舎での二十四節気とともに精進料理と死生観を静かに描いた作品。「
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