きのぐらすさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

きのぐらす

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6




自分の心を削り取って30歳までに何もなくなってしまう 与えるものがなくなってしまう



夏に始まった恋は秋には終わるっ、、、

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.3


最高潮の高揚感を維持したまま物語は進む

没入できる、
サントラも好き、

原石を自らの手で輝かせる、その過程の楽しさが画面越しでも伝わる👠

昔観たときはセックスワーカーというヴィヴィアンの職業に
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8


ルッキズムはいつの時代だって蔓延って。
もうどうしようもないのは分かるから、せめて目の前の人の生まれ持った容姿を否定するのは、それくらいはやめませんか?

ルッキズムというより優しさとかそういう話だ
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美女と野獣(1991年製作の映画)

5.0

小学生の頃から好きで、大好きで、たまらない。人生ではじめて、好きになった映画。

美女と野獣グッズは未だ集めていて、映画も今でも繰り返し観ている。

ベルとビーストのダンスシーンで毎度泣く。律儀に泣く
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フランス映画の名作。

全編が歌だけで進行する映画。アヴァンギャルドな手法であるし、台詞がない、ということに最初は躊躇するけれど、その映像と音楽の美しさにすぐに同化してしまう。

ストーリー。戦争とい
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

映画の舞台は1920年代のアメリカ。景気の良さを代表するかのような煌びやかなファッションやパーティー、様式美。豪華絢爛とはこのこと。たくさんの派手で美しいお洋服やジュエリーたちが画面に散りばめられ、息>>続きを読む

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ふんわりとした暖色を基調とした映像がステキ。おしゃれで、妖艶。甘美な映画。触覚と視覚に絡みつくような官能性。だから、この映画が大好きなんだ。
愛や幸せを得るということは、同時にそれらを失うリスクを得る
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ユベール・ジバンシーによるエレガントなファッションセンスが生み出したゴージャスな魅力がこの作品には全てある。
それだけでもう充分。視的感覚でいうとこれ以上なく。

主人公ホリーは、「自由奔放な女性」で
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.8

文句なし!120%楽しめる大傑作。

まさしく身も心も「ホット!」な気持ちになる。


大好きなマリリン・モンロー。

お熱いのがお好き、は、マリリンが亡くなる3年前の作品。マリリンの儚さはこの頃が
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ひそひそ星(2015年製作の映画)

3.7

邦画<<<洋画
だけれど、これは別格。

とんでもないものを見てしまった、と映画がはじまって5分で感じる。

30デシベル以上の音を立てると人間が死んでしまう恐れのある“ひそひそ星”。

突飛なテーマ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

7年の歳月を経て実現に動いていた製作チーム。7年もかけてできた映画、大作に決まっている。

何も考えずにアヒャアヒャ見られる暴力的な映画、、、

驚くほど何も考えないでいられる時間。
考えごとばかり抱
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

湖×ボートはロマンスの香り。

予定調和のハッピーエンドが、不意をつく突然の悲劇によって成就される。

喜びと悲しみが同時に湧き起こり、心が麻痺して軽い放心状態になるラスト。その混乱の中でも、2人の間
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

冒頭、世界観への導入の仕方が秀逸。

万人受けするような映画でないことは、あらすじや予告からも推測できたけれど。

大人のダークファンタジー。
エロもグロも交えてのR15指定。
純愛のようで純愛ではな
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