保守的な田舎町でゲイの自分を恥じていた少年ジョナサン・グロフがメルヒオール役を演じ、ありのままの自分を受け入れ生きていけるようになる物語でもあって涙…。
ソウルメイトのリア・ミシェルは色々あるけれど>>続きを読む
原作未読で本国版も観れてないけど、ハリウッドリメイクなのに設定がスウェーデンのままで驚いた。
デヴィッド・フィンチャー監督なんだしアメリカに移し替えるべきでは。
女性への暴力やミソジニーがテーマで>>続きを読む
作者も異なり監督・役者一新でミステリーからアクションに変貌。
恋愛要素ほぼゼロでミカエルとの絡みが少なく悲惨な過去の清算と姉妹メインの話なのは割と好みだけど、あまりに単純化し過ぎ。
社会問題を真面>>続きを読む
現代(1979年作品)のお伽噺かと思ったら、強烈な風刺映画。
ニーチェのツァラトゥストラはかく語りき(交響詞のアレンジ曲が流れる場面は印象的)が下敷きで、コメディではないけどピーター・セラーズの可笑>>続きを読む
映画音楽の発明者、分野を超越した先駆者と称えられる偉大な巨匠エンニオ・モリコーネが波瀾万丈の人生を自ら語る。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が徹底取材し、錚々たる顔触れ>>続きを読む
前作から23年ぶりの続編!
ニワトリ版大脱走からミッション:インポッシブルへ。
養鶏場から最新鋭の要塞工場にスケールアップし、アードマンらしいユーモアと皮肉がたっぷり。
鶏肉大好きなだけに、動物福>>続きを読む
シカゴの紳士服店で起きた一夜の出来事。
ワンシチュエーション舞台劇でも飽きないのは、場を支配する名優マーク・ライランスのいぶし銀の演技と魅力ゆえ。
英国の仕立て屋もとい裁断師で、堅実な語り口と丁寧な>>続きを読む
スティーヴン・ソダーバーグ監督の作風が個人的に全く合わず、期待した程楽しめなかった。
最もセクシーな行為は同意、望みは二者択一じゃ無いと女性の解放を謳い上げる舞台自体は良かったし、チャニング・テイタ>>続きを読む
車も街も人命も理屈も全て吹っ飛ばす!
壮大な後付け設定で無限に増えるファミリー。
ジャスティン・リンからルイ・レテリエに監督交代、10作目にして一番酷い出来。
ぽっちゃり悪魔ジェイソン・モモアちゃ>>続きを読む
ディスコの女王のHBOドキュメンタリー。
娘のブルックリン・スダーノが共同監督ということもありホームビデオなどプライベートな映像や家族のコメントも多めで、複雑な素顔に迫る。
革新的で踊れる大ヒット>>続きを読む
全くイケてないレズビアン2人が憧れのチアリーダーとヤる為にファイトクラブを結成する、とんでもなくアホな話。
倫理観無さ過ぎで流石に引いちゃうギャグもあったけど、クィアが主役のバカバカしいコメディが作>>続きを読む
カズオ・イシグロ原作は未読ながら「生きる~」と同じく我が身を振り返る普遍的な話だった。
人生で失った時間は取り戻せない。
感情を押し殺し主人に仕える忠実な執事アンソニー・ホプキンスと有能で物怖じせ>>続きを読む
1952年の黒澤明の「生きる」は10代の頃観てピンと来なかったけど、役所の事なかれ主義や責任逃れに国民の無関心などを戦後日本に対し鋭く切り込んだ作品だと今ならわかる。
その批判が2023年にも変わら>>続きを読む
ジョン・ファブロー監督(出演もしてる)の出世作で全米大ヒットしたクリスマスコメディ。
20年前なので気になる箇所はやっぱり多いし、記号的キャラばかりであまり楽しい気持ちになれず残念。
若いウィル・>>続きを読む
アキ・カウリスマキの短編。
冷戦時代の愛国的大ヒット作「ロッキー4」を揶揄した白黒パロディ。
レニングラード・カウボーイズのPVでもある。
工場労働者が昼休みに映画を観賞する姿が強い印象を残す『Va>>続きを読む
イギリスらしい皮肉たっぷりのユーモアもあり、大人も子供も笑えて楽しく、ちゃんと心も温まる。
さすがアードマンは高品質。
台詞一切無しでしっかり物語を伝える脚本と演出が秀逸だし、活き活きしたキャラク>>続きを読む
前日譚のホリデースペシャル短編だけど、声優陣が全く違うの残念過ぎるし、監督と脚本も交代、子供向けにしても単調なストーリーでつまらなかった。
全体的にもう少し頑張ってクオリティ上げて欲しかったな。
愛憎渦巻く泥沼劇を21世紀の架空のロンドンを舞台に映像化。
軍備や服装が現代で台詞や世界観がシェイクスピア時代のままなのは絵的に面白いけど、期待した程活かせてなくて残念。
アンソニー・ホプキンスの>>続きを読む
壮大な世界観の小さな家族のラブストーリーで、バカバカしく下らない奇妙な映画だった…。
アジア系だしクィアだし胸が熱くなるけど、作品自体は評価され過ぎかも。
ミシェル・ヨー、ステファニー・スー、キー>>続きを読む
ハリウッドのみならず映画業界を永遠に変えたNetflix。
私の生活も確実に変わった。
このドキュメンタリーがNetflixには無くてU-NEXTでしか観れない皮肉。
現在の動画配信の話ではなく、>>続きを読む
アートを巡るミステリーコメディに期待したものの、ゆるいノリで話もゴチャゴチャしてるし今一つ。
軽薄で胡散臭くて憎めない探偵気取りの記者役ジョン・ハムはハマってた。
マッドメン組ジョン・スラッテリーも>>続きを読む
年齢差別や女性蔑視されがちなスポーツを主題にした作品において元気な老女4人組のシスターフッドがメインで痛快。
実話に着想を得たのも良く、アメフトの知識殆どゼロの私でもトム・ブレイディは知ってるし、豪>>続きを読む
楽しくてぶっ飛んだシーンもあるものの、そこまで面白味を感じなかった。
有害な男らしさの解放がメインで女性より男性に優し過ぎる気も…。
終盤のアメリカ・フェレーラの演説はスカッとした。
ロマンスに着>>続きを読む
前作ほどの斬新さは無いものの、脚本の出来は負けず劣らずで面白かった!
デジタルネイティブの主人公がサイトやアプリを駆使して母を探す。
PC視聴が1番没入しそうだけど、私はアナログ世代で基本TVでしか>>続きを読む
原作のカートゥーンアニメを観たことが無く、ワーナーの税金対策でお蔵入り(酷すぎ)したCoyote Vs. Acmeと同じルーニー・テューンズだと勘違いしてた。
元はMGMで買収を経てワーナー作品に。>>続きを読む
HBO製作のドキュメンタリー。
コメディアンとして役者として観衆を笑わせ楽しませた彼はステージを降りると物静かで自尊心が低い人だった。
頭の回転が速くジョークを飛ばした後の寂しそうな表情が印象的。>>続きを読む
ロッキーもアポロも関係無い独立したアドニスの物語は、単調で新鮮味無く何も心に響かず。
製作に名前はあるものの方向性の違いとプロデューサーのアーウィン・ウィンクラーとの対立によりシルヴェスター・スタロ>>続きを読む
ビートルズ“最後の新曲”の短編ドキュメンタリー。
地味だし特別良い歌じゃないものの、50年以上の時を経た完成は感慨深い。
いかにもジョンのメロディで、最新技術を使ったクリアな声の抽出は個人的に許容範>>続きを読む
シルヴェスター・スタローンの作品はロッキーシリーズ以外あまり観たこと無いけど、映画史に残る偉大なアイコンなのは間違いない。
半生を振り返るドキュメンタリーで主に語られるのは、父親からの過酷な虐待によ>>続きを読む
移民の家族の物語且つ直球のラブロマンス。
異なる元素で触れ合えない、火と水の化学反応の映像が芸術的で美しい。
両親の犠牲に報いる為自分を捧げようとするエンバーの姿は健気で切なく、怒りは心が何かを訴え>>続きを読む
シスターフッドものの快作で楽しかった!
もっとぶっ飛んだコメディかと思ったけど、意外にドラメディ寄りでほっこり。
愛しのサンドラ・オーは最高だし、オークワフィナのクイズオタクぶりも良い。
全く違う姉>>続きを読む
デンマークの木工所から始まった世界的な玩具ブランドLEGO。
私はドイツのプレイモービル派で子供の時レゴで遊んだ記憶は無いけど、大人のファンイベントやブリックフィルム、現代アートにレゴ療法まで、有限>>続きを読む
ダグの日常シリーズはダグが可愛いしほっこりして微笑ましいんだけど…。
最愛の亡き妻エリーを気にしつつも、満更ではなくベタな想定でデートに備えるカールの姿に違和感。
新しい冒険と捉えて前向きなのは良>>続きを読む
話す代わりに歌うワニがNYに越してきた家族と出会う、児童書原作ならではな世界観のミュージカルコメディ。
ショーン・メンデス好きだしライル可愛いし曲も良かったけど、子供向けにしても話が雑だった。
コ>>続きを読む
ケネス・ブラナーの二次創作第3弾。
1日過ぎちゃったけど「ハロウィーン・パーティー」が原作。
時代背景もあり多くの人の死に向き合うポアロだからこその優しさは沁みるものの、殆ど別物な仕上がり。
ジャ>>続きを読む
せっかくラキース・スタンフィールド堂々主演作でティファニー・ハディッシュ共演なのに、子供騙しな脚本と間延びしたテンポが冗長で眠くなる出来。
ディズニーランドのアトラクションと曲は大好きだからお金がか>>続きを読む