giさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.4

衝動も破壊も止められない。
その凶暴さが怖い。
100パーセントで生きてるだけがこんなにも重苦しい。

砂の器(1974年製作の映画)

4.7

最近のミステリーといえばサイコパスのような猟奇的なものが多いけど、やっぱりサスペンスはこうであってほしい。
悲しいけど、幼いながら感じた惨じめさ・寂しさが人生のエネルギーになっているんだと思うと涙が止
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

顔立ちもそうだが未成熟な少年期であることと、彩色美が相まって残虐性すら美に見えてしまう。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

ライオンのふさふさの毛や、マンドリルの肌の質感、動物がサバンナを歩く度に飛び回る羽虫など、一つ一つが細かくリアル!!

あまりにもリアルだから本当に自然界を覗いている気分になり、アニメで何回も観たはず
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.8

カメ止めの上田監督が脚本担当。そしてポスターデザインやアオリで期待していたけど...

予告でドンデン返しを謳ってたので、ストーリーは大方予想がついてしまう。かと言ってメッセージ性が強いモノでもない.
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

当たり前の愛がもらえなかったかわりに、当たり前じゃない才能を開花させていく様は、シンデレラストーリーのように見えるけど欲しかったのは成功じゃない。

「君を愛している」で救われた

天気の子(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

流石、映像は綺麗だし設定は面白い。
ただストーリーが進む度に疑問点が増えてきて少しモヤモヤ。

家出の理由がありきたりすぎるので今作の壮大さに釣り合わなく感じるし、ヒロインが自己犠牲してしまうほどの理
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凶気の桜(2002年製作の映画)

3.2

これだから窪塚洋介はアウトローがかっこよくみえちゃって困る

メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

青春×バイオレンスに銭湯を掛け合わせる発想が面白い!

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.0

水原希子の恐るべし可愛さ...
あんだけ吹っ切れてる性格ならさぞ人生楽しいだろうな。

個人的に映画は冒険・希望・救い・絶望の4種類で分けてるけど、今回のは絶望だった。

仕事が順調でもなりたい自分に
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.2

主人公にとってブリクズビーは世界を教えてくれた存在。
彼に突き動かされて映画作りに夢中になる主人公のそれは才能であり愛であり、これから彼自身として生きていくうえで大切なもの。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.6

冒頭からちょっと切ないけど、必ずいつかは時期がきてしまう。

当たり前のように永遠を考えてたけど、ウッディにだって例外はない。
だけどそこで腐らないのがさすが。

1・2・3あってこそ描くことができる
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

ずっと反芻してる。

彼らの絆は本物より確かにみえた。
だけど、大切なものも欠けてる。

お金がなくても幸せ
だけどお金がないと心が蝕まれる

現代社会とその人間をよく映し出していた。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

テル子のマモちゃんへの執着さは一体なんなんだ。
イタくて怖くてこの子はちゃんと生きていけるんだろうかと心配になってくる。

だけど終盤らへんから不快ではなくなった。

登場人物全員がどこにでもいるよう
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.7

ラブストーリーのようなヒューマンドラマ。
柳瀬のことをもっと深く掘って欲しかったけど、今作はあくまで「男女の友情は成立するか」を主人公視点で進んでくストーリー。

こちら側から見ると、「いやもう恋だよ
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

か わ い い
町田くんに振り回される猪原さんも、初めての感情に戸惑う町田くんもとにかく可愛い。

そして前田あっちゃんのキャラがとても好き。最高。

ただ、最後のファンタジーで少し冷めてしまった。
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.6

とにかくアニメーションがすごく綺麗。

色彩も動きもとにかく綺麗でずっとアクアリウムを見ているよう。
海の広さや海洋生物の迫力も素晴らしく、まさに映画向きのアニメ。

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像の綺麗さは流石ディズニー。
字幕版で観たからアニメのイメージで最初観ているとちょっと物足りなさを感じたけど、中盤のジャスミンの気高さMAXで一気に変わった。

アニメ版と変わらない芯の強さと賢さ+
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手紙(2006年製作の映画)

3.4

差別でつらい思いもしたけど、側に優しい人たちがいてくれてよかった。

何がつらいってお兄さんが優しい人であること。
もちろん犯してしまったことは許されないけど、そうなってしまった原因が原因なだけに..
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.3

お洒落なポスターと斬新な演出に惹かれて観に行ったけど...

期待値が大きかったのかあまり響かなかった。

動機がそれだけ?っていう
本当に若気の至りというか馬鹿だなって。

実話を基に脚色した方がよ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

ピアニストとして活躍するが人種差別により孤独を抱えるドクと、決して裕福ではないが幸せな家庭を持つ少し野蛮なトニー。

正反対な2人が共に旅をすることによって互いを知り、影響され合っていくシーン(特にケ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

グレーで終わる映画は基本的に好きだけどこれはちょっとわからなかった。

再会の仕方とか家を開ける間に猫の餌やりにきてとか、手慣れとるわ...

案の定主人公は勝手に振り回されるし。

だけどそこまでの
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スウィッチ/素敵な彼女?(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

死ななくてもよかったんじゃ...

でもそうするとラストの「どっちかは決められない」には繋がらないのか

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

つらい。
とにかくつらい。

そばにいてほしいだけなのに。
愛してるのに。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.6

友達のなかでもあの子とあの子では見せる顔が違う。

チワワちゃんはそういう振り幅が大きい子で、たとえ同じ顔を見せても受け取る側によって見え方はそれぞれ。

どれがその人の本質で、何が印象操作か。

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