シリアルキラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

かくれんぼ(2013年製作の映画)

3.7

団地が舞台の変わったホラー?サスペンス?

一定の緊張感を持ちながら最初から最後まで飽きずに見れた。

意外と展開が読めない部分があって面白い。

そんな事ありえないと思えるような部分もあったが、細か
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ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.2

監督らしい、テンポの良い展開と、古典的なホラー映画を意識したと思われる表現に胸が熱くなる。

ストーリーもしっかりとしており、適度な緊張感で最後まで飽きさせない。

「サプライズ」の作風とか、良い意味
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コースト・ガード(2001年製作の映画)

3.7

キム・ギドクの作品の中では個人的にわかりやすい話だった。

一見、兵役の話で、日本人が感情移入しづらそうなテーマだが、民間人を撃ってしまった主人公の苦悩は想像に容易い。

狂気としか思えない男女の姿と
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

パク・チャヌクは天才。

刺激的な内容で人を選ぶし、誰かと一緒に鑑賞するのも気がひけるが、とにかく面白い映画。

裸には興奮を通り越して美しさすら感じてしまう。

久々に衝撃的な大作。

ベテラン(2015年製作の映画)

3.8

使い古されたはずの刑事ドラマが何故か面白い。

最初はコメディタッチで入りながら、徐々にシリアスな話に。

またチョ・テオの見事な悪役ヅラには恐れ入る。

最後のカーチェイスは画面の中の事と知りながら
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気まぐれな唇(2002年製作の映画)

3.0

起伏を期待すると平坦な恋愛の話で肩透かし。

韓国の田舎の風景は美しいし、女性達の心情に理解は示せても、それ以上でもなんでもない。

後半の主人公は気持ちはわからないでもないが、ただのストーカーだ。
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.7

開始早々に事件が起こり掴みとテンポが良い。

1つの映画内にいくつものストーリーが出てきて詰め込みすぎ感もあるが、研究所も含めた世界観の作り込みがすごい

CGを活かしたド迫力の鮫と美しい画面に圧倒さ
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ランボー(1982年製作の映画)

3.8

名前は知ってるけど、実際にどういう話か知らずに見た。

街をフラフラしてただけでこんなに酷い目に合うのかと思うが、シナリオもしっかりした内容。

アクションシーンが充実してるのは勿論だが、美しい大自然
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the EYE 2(2004年製作の映画)

3.6

想像以上に評価が低くてビックリ。

ストーリー的な繋がりがないから、単独で見ても問題ない。

ただ全体的な雰囲気は前作と共通している部分があると思う。

シナリオは個性的で良く出来ており、ホラーとして
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.5

セクシーな女性型のエイリアン(?)による話。

案外、エッチなシーンはなく、シナリオ重視。

良く練られたSFホラー。テンポの良い展開で、あっけなく終わる。

好みは選びそうだが、人気が出るのは頷ける
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極秘捜査(2015年製作の映画)

3.8

派手なアクションや凄惨なシーンで目を引くわけでもない。

ただ全般に漂う緊張感とテンポの良い展開で最後まで観れてしまう傑作。

ラストには賛否両論あるだろうけど、事実を映画にした作品なんだから、仕方な
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.6

よくも、1時間半ちょっとの映画に、これだけの話を詰め込んだと思わされる。

シナリオにはただただ関心するばかり。

ただ序盤は人間関係が複雑で理解しづらいの。

また警察学校時代と、今とで役者の顔が変
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のぞきめ(2016年製作の映画)

3.3

前評判を知って期待しないで見たからこそ、意外に面白く感じた。

聞いたことのないような絶叫や、誰がどう見てもCGの「のぞきめ」に違和感を覚えつつも、テンポの良い展開で最後まで見れた。

板野友美は演技
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サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

3.7

シナリオもよく練られてるんだけど、それ以上にアクションシーンに目が向く。

カーアクションは、あまりの派手さに笑っちゃうぐらいだ。

春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

3.2

なんとなく湖の上のような景観は「魚と寝た女」を思い出した。

四季と共に1人の人間の一生を描いたであろう作品。多少難解に感じた。

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.5

イ・チャンドンの初期作にして、既に監督の世界観が確立された一作。

美しい田舎の風景とは裏腹に、主人公の過酷な人生が描かれる。

ソル・ギョングはオアシス以上に感情的にな演技をしているように見えた。名
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シュリ(1999年製作の映画)

3.2

何回も行われる騒々しい銃撃戦に辟易するが、シナリオ自体は斬新。

2000年以降の韓国映画の傑作に比べれば練り込みの甘さも目立つものの、ラストは涙なしでは見られない。

若かりし日のソン・ガンホが見ら
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大統領の理髪師(2004年製作の映画)

3.0

他国の昭和の様子を見るのは不思議な気持ち。

大統領の理髪師をテーマにした映画も珍しいだろう。

映画を見ながら韓国史を学んだが、韓国史に対する基礎知識が元からあるならば。評価も違ったかもしれない。
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

緊張感あふれる展開で、アクションが目に見えて派手ではないにも関わらず、止めどころを失い一気に見てしまった。

全体を覆う退廃的な雰囲気も魅力的な傑作。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

シリーズ第一弾を踏襲しつつ、現代的な要素を取り入れた快作。

前作がサスペンスやホラーに通じる緊張感があった中で、今作は笑いあり、ラブストーリー有りで、良い意味で気軽に楽しめる内容だ。

アクション要
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クロッシング(2008年製作の映画)

3.7

救いのない話。

展開が早くストーリーに惹きつけられるため、一気に見てしまったが、ひたすら暗く重い話であった。

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.5

前半は人間関係がよく理解出来ず少し退屈だが、中盤以降は一気に見させる内容。

色々とモヤモヤしたところがないわけではないが、登場人物の魅力で押し切る。

良質な佳作。

アジョシ(2010年製作の映画)

4.5

退廃的な世界観にすぐに引き込まれる。

先の気になる展開で気付いたら画面から目が離せなくなっていた。

アクションシーンも秀逸、男でも惚れ込むようなイケメン揃い。

期待値を裏切らない映画だった。

愛しのゴースト(2013年製作の映画)

3.4

日本で観れる数少ないメー・ナーク・プラカノンの物語の映画。

タイのお化けに関して知らないと、少し?と思う部分があるけれど、

笑いあり、恐怖あり、そして愛のドラマありと、バラエティ豊富な内容。

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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.8

北朝鮮工作員の話。

自分とは遠い世界の話だと思っていたけれど、テンポがよく惹きつけられる展開で感情移入できた。

ラストでは泣いてしまった。政治的なメッセージ性も強いが、普遍的な家族愛の話でもあると
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冬の小鳥(2009年製作の映画)

3.5

キム・セロンの仕草や表情など、細かな演技力が圧巻。

テーマだけを見ると重いが、意外と爽やかな気持ちで見終わることができた。佳作。

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.3

タイのピピ島を舞台にした映画。

ジャンル分けが難しいが中盤からの展開なんて完全にホラー・サスペンス。

島の美しい景色が、逆に不気味さを際立たせる。

メッセージ性はあれど、そんなに気負いなく楽しめ
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.0

一級品のサスペンス。常に緊張感が続き、2時間20分という時間を感じさせない傑作。

ストーリーがやや分かりづらい点だけがマイナスで、全体的な完成度では前作「チェイサー」に軍配があがるが、見て後悔なしの
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魚と寝る女(2000年製作の映画)

3.0

個人的にはファンタジー映画と評したい。

意識して見てもストーリーや描写は難解で、私の理解の範疇を越えた部分があった。加えて痛々しいシーンが見る人を選ぶ。

ただ幻想的な風景や、全体を通した雰囲気が妙
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輪廻(2005年製作の映画)

3.0

清水 崇らしい斬新さとユーモアに溢れた作品。主演女優2人の美しさにも目がいく。

輪廻というテーマや、恐怖のアクセントに人形を使っていたりと、まさにJホラーと言うべき内容。

ただ「呪怨」に比べるとイ
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鬘 かつら(2005年製作の映画)

3.5

テンポが良くて展開に引き込まれた。緊張感も適度にあり、約100分という長さも適切。主演の女優さん達が綺麗。恋愛沙汰がシナリオに組み込まれているのは韓国映画らしい。