どなべさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

どなべ

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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

1.0

ひとつひとつのアクションパートが長すぎる上に、冒険感・ワクワク感がない

いまさらインディジョーンズに期待する方が悪いんですけどね..

赤線地帯(1956年製作の映画)

1.0

「溝口健二が女性を徹底したリアリズムで描いた」という評を読むたび、本当に見た?と言いたくなる
この映画に出てくる女の描写も1から10までしょうもなく、群像劇であることも相まってその浅さと言ったら形容す
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

1.0

かなり悪い
ナレーションベースで話が進むうえ展開に抑揚がないため、何を見せたい映画なのかというアジェンダがそもそも定まっていない「スコセッシ的」な作品になっている
俳優も、70年代のギャングをやるんだ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

2.0

前作は「行方不明の娘の痕跡をSNSからたどる」というストーリー上の構成と「pcとスマホの画面だけで映画をつくる」というアイデアがよく機能していたが、今作は普通の行方不明事件なので、じゃあ普通に撮れば?>>続きを読む

母親支援(1942年製作の映画)

3.0

デンマークはシングルマザーにこんな支援をしていますよ、という宣伝映画
ひとつのナショナリズム、とっても興味深い

ろくでなし(1960年製作の映画)

2.0

ボンボン放蕩息子の犯罪映画
フランス映画の影響は確かに受けているが、「勝手にしやがれ」や「太陽がいっぱい」もこの映画と同じ1960年に公開されているようなので、ヌーベルバーグとはほとんど同期と言ってい
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エリック・クラプトン アクロス24ナイツ(2023年製作の映画)

1.0

オーケストラとロックを組み合わせたライブ
まともな映画用のカメラを使っていないから映像としての感動は特になく、YouTubeの映像をでっかい画面で見てるくらいのレベル
音響はもっと酷い(これは映画とい
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靴みがき(1946年製作の映画)

3.0

貧しい少年たちの犯罪映画なんだけど、ネオレアリズモというよりクラシックな左派ポピュリズムって感じがする
自転車泥棒とかウンベルトDからパーソナルな印象を受けたのとは逆

こういう政治的な意図を持ったポ
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乾いた湖(1960年製作の映画)

-

この時代の若者の政治活動はファッションってことですかね?

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.0

変なとこは何もないけど2時間超えてることが考えられないくらい中身がない

風船(1956年製作の映画)

5.0

す、すげ〜〜全部の会話、全部の所作が日本人的な心の機微を完璧に演出している!アメ公には撮れない映画だあ
50年代の妖しい風俗や、高度経済成長へ向かう生々しいロケからは川島雄三らしいリアリティを感じるし
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.0

子供の頃にパパといったバカンスを思い出すという話

全体を通して演出がアジアっぽい というか台湾ニューシネマっぽいと思った(どこがと言われると難しい)

同世代の男の子とキスをしちゃうっていうエピソー
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ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

2.0

小説原作があって、ところどころ朗読が入るタイプの映画

幻覚を映像化するにあたって、いろいろ個性的なショットが多い
崖の上の逆光のショットよかった

ただ小説の映像化って意味ではあんま上手く行ってない
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

今風と違う、20年くらい前の雰囲気のあるアクション トランスポーターシリーズとか、ボーンシリーズみたいな細かくて速いカット

トーキョードリフトくらいまでしかまともに見てなかったので、RX-7もランエ
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青空娘(1957年製作の映画)

3.0

靴が出てきたあたりでシンデレラのオマージュと気づいた

恵まれない状況でも心に青空を持ちなさいということらしい

ちょろっとロケがあるのが魅力かなあ、といっても都心なので戦後っぽさはそんなにない

都会のアリス(1973年製作の映画)

3.0

チャックベリーがめちゃくちゃ黒いこと以外そんなに印象に残らない映画

どう見てもショットありきの映画なのでストーリーにあれこれ求める気もないけど、どんな話だったかすらほぼ忘れた

車から外を見るショッ
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美しきセルジュ(1957年製作の映画)

3.0

シャブロルのデビュー作
けっこう荒々しいカットが多く、おおヌーベルバーグってやつだ〜ってなるような気がする
映画館で集中して見たいなと思った

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

1.0

似せてるのか知らないが、「大人は判ってくれない」のプロットとやたら似ている
ドワネル少年が自分の未熟さを知るが故にあれだけ無口だったこととは逆に、この映画の男の子はすぐ泣く、すぐ叫ぶ、すぐ文句を言う
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ウィリーが凱旋するとき(1950年製作の映画)

-

渋谷シネマヴェーラ名物、どんなに小さいギャグにもとにかくでかい笑い声を出して"笑いどころわかってますよ感"で周囲を威圧する映画オタク

TAR/ター(2022年製作の映画)

2.0

孤高の天才がスキャンダルによって精神崩壊していく、みたいなどっかで見たことある話

新しいところはジェンダーの話を絡めてるところだが、最近ではそれも珍しくないし、監督が果たして何を撮りたかったか不明だ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

-

なんか「みんな違ってみんな良い」系多すぎて、アメリカ人も自分にそう思わせるため日々頑張ってるんだなあと思いました

だとしたら日本に欧米式の道徳を押し付けるのやめてほしいけどね、ほんとに

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.0

想像以上に普通の子供向けアニメだったのと、64世代があんま大事にされてないなと感じました

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

4.0

若者4人組がアマゾン奥地に住むという食人族の撮影に向かうがその後行方不明に 人類学者はその後を追い、ロストフッテージとなったフィルムを回収して見てみるという話

白人は多様な文化にリスペクトを持たない
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EO イーオー(2022年製作の映画)

4.0

サーカスではたらくロバのEOくん、動物愛護団体に引き取られたことをきっかけに転々と旅をする

動物虐待とか狩猟、バードストライクみたいな出来事が次々に起こるので啓発要素の強さはあるんだが、とにかくそれ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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子供向けアニメが大人向けに作り直される時代に、コナンだけが年々アホくさくなっていくのが俺の救いだよ

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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見てるときはなんとなく良いような気がしてたけど、一晩経って考えるとあんま覚えてない
アメリカ住んでないとわからない価値観が多いからだと思う
例えば、恋人が死ぬ前はあんま太ってなかった設定だけど、写真見
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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「資本主義一発勝負!オニツカ裏切り物語」はやらないの?

生きる LIVING(2022年製作の映画)

2.0

志村喬は50くらいだからいいのであって、ヨボヨボの爺さんがガンですって言われてもまあそうかとしか思わんかったわ

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

ほどよい怖さとほどよいB級感のバランスが良かった
ホラー映画には映像的な暗示がわりと大事だと思ってるけど、そのへんも綺麗に一貫性があってグッド

こういう佳作を見るたびにアメリカ映画の層の厚さを実感

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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浜辺美波がパパ活してるみたいなゴシップが頭から離れなくて集中できなかった

RRR(2022年製作の映画)

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これでいいんだよ系なら90分に収めてください..

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

映像もテーマもトレンドなので、時世を反映したいい映画と思う
80年代ごろにタイムトラベル系のSFが流行ったように、今はパラレルワールド(メタバース?)モノをよく見る VFX技術の進化でノーラン風のシュ
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ビキニの裸女(1952年製作の映画)

3.0

ブリジットバルドーファンとしてはビキニ着てくれたので満足

映画としてみてみると、良いのはロケと音楽かな
まあロケと言っても海辺でばちゃばちゃするくらいだし、音楽はいいけど音源にノイズ乗りまくりでスト
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光に叛く者(1931年製作の映画)

3.0

髭剃りのシーンや囚人の中を歩くシーンなど、緊迫感のある演出が完成されていてよいかんじ

庭に大人数の囚人がいるシーンが何度かあるが、かなり大きなセットで遠くから撮っているのでサイレント期っぽい

大き
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白痴(1951年製作の映画)

2.0

よくない
原作のナスターシャはもっと不健康に痩せこけて幸の薄いイメージだったが、原節子は縦にも横にもデカすぎる

そのくせ原作の意味不展開は結構そのまま残していて、知らん人がはじめて見たら訳わからない
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

原作についてはバスケ漫画ということ以上の知識がないので、ひとりひとりの背景や動機にかなり無理を感じた

結局弱いチームがなぜ強いチームに勝てたのか、という理由もあいまいで、少年マンガの域を出ていなかっ
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