にゃんパパさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

にゃんパパ

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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

あれ…間違えたかな?
そう思って一度止めてしまった。
確認してみたが正統な続編。
それぐらい前作の面影がないです。
好きなテイストだったのに…。
前作から何を変えないで、
何を変えていくべきか。
続編
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

あなたならどうしますか?
あなたなら大丈夫ですか?
常に問われてる感じのストレスが…。
なかなか意地悪な監督さんですね。
そして謝ればいいのに謝らない。
この頑なな姿勢が面白い。
プライドというかエリ
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海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

3.4

多くを語らない。
だから何かを読み取ろうとする。
短編が心に残りやすい理由ですね。
思いがけない流れに乗れるか。
突然の予定外の出会いって、
結構忘れずに覚えてたりする。
ノリって大切ですね。
そして
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.7

穏やかで心地よいです。
そしてご飯がとても美味しそう。
食器やインテリアの素敵さもあり、
丁寧な暮らしっていいなぁと、
しみじみ癒されました。
一方、内容は親子2世代の青春もの。
やりたいことは何か。
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

どこまで明らかにするか。
どのくらい謎を残すか。
このさじ加減が見事ですね。
こういう理解でいいのかな。
と解説を無性に探したくなり、
好奇心を大いに刺激されました。
特に序盤から中盤にかけて、
魅了
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劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

2.9

あの技師たちが帰ってきた。
それだけでありがとうですね〜。
恒例のワチャワチャした感じと、
このチームワークに和みます。
ただ内容は詰め込み過ぎかも…。
問題が発生してもあっさり解決。
話が次々変わっ
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

3.9

変化し続けた人だなぁ。
自分の求める音楽が変わっていく。
無理に変えようとした訳じゃなく、
同じ音楽じゃ飽きてしまうから。
そんな印象を受けました。
また穏やかな物腰と柔和な表情で、
晩年も音を楽しむ
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.5

このカオスに憧れます。
ただ住みたくはないなぁ…。
この矛盾を抱えながら観てました。
そして寮は残してあげたい。
建物は古いが寮のルールは斬新。
様々な自由がまた面白い。
京都に行く機会があったら、
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

たらればを空想する。
結構楽しいから困りもの。
でも結局時間の無駄なんですよね。
人生は一度きりの選択の連続。
これからを良くしていくために、
いまやるべきことは何か。
これを壮大なカオスと愛で描いた
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.8

心地よい作品ですね。
終始穏やかなのに印象的。
相反する魅力に惹きつけられます。
そして建築が素敵だなぁ。
緑の多いコロンバスに映える。
中でもガラスの銀行がお気に入り。
またカメラを固定した定点撮影
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

考えてしまいますね。
妙に現実味があって…。
こんな社会はイヤだなぁ。
合理的で効率的なことは好きだが、
これは違ってほしい。
選択肢を奪い死に追い込むって、
ほんと残酷で観てて辛かった…。
そして会
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

雨の日には、雨の映画を。
期待を上回る映像美でした。
水の描写の細かさに笑ってしまう。
雨が苦手なことを忘れて観てました。
一方、物語にファンタジーはなく、
新海誠監督の新たな一面を見た感じ。
尺は短
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

デヴィッド・フィンチャーですね。
どこを切り取っても。
彼が作る得体の知れない気味悪さ。
これが本作と抜群に合う。
猟奇作品で彼の右に出る者なしです。
一方、やはり1番怖いのは人間。
何食わぬ顔した歪
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.3

1話がよかったです。
携帯がない時代の待ち合わせ。
当時はきっとすれ違いもあったはず。
だから会えた時の喜びや価値が、
今より大きかったのかな。
遅れても待ってくれているだろうか。
相手のことを想う時
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.5

活気と高揚感が気持ちいい。
単にシェフと客の構図に収まらず、
様々な立場から多角的に描かれる。
これが話の展開を読みにくくして、
独特な作風の一因になってますね。
そして多忙な厨房っていいな。
エネル
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

澄ました顔して歪んだ人間。
これが1番怖いですね…
女性だとさらに怖く感じたのは、
僕が男性だからでしょうか。
そしてもう1つ怖いのが世論。
不意の笑顔を切り取り印象を操作。
バズり目的のメディアも酷
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.4

疲れたら休んでみる。
大切なことですね。
仕事なんてどうにかなりますから。
人生の節目には休みが必要だなぁ。
人は人に疲れる。
けど人から元気をもらう。
そして人から刺激を受けて変わる。
だから出会い
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.6

初めて読めてしまった。
肩書きが怪し過ぎでしたね。
もう一捻りあってもよかったかな。
とは言え安定の面白さです。
いつもの三人に丸くなった赤星。
キャラが相変わらず躍動的。
またジェシーとスタアへの言
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.4

胸の奥が重い…。
小さなため息が止まらない。
そんな気まずさで息苦しい作品。
男らしさ、女らしさ。
そんな定義は薄れていく。
そう思ったが意外に根深いのかも。
頭に刷り込まれた固定観念。
考え方を変え
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.6

これぞガイ・リッチーですね。
らしさ全開でシュッとしてます。
情報が多くてテンポが早い。
なので忙しくて大変です…。
ですが話が読めたと思わせて、
さらに二転三転していく展開。
騙されるって面白いです
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.3

帰ってきてくれてありがとう。
お馴染みの3人の登場に胸熱です。
前作から9年も経ったとは。
懐かしさと共に堪能しました。
ただガリレオらしさが弱い…。
暗くて重たいのはよいのですが、
犯人像が薄っぺら
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劇場(2020年製作の映画)

3.6

夢を叶えたい。
こんなに強く願う夢がある。
なんだか羨ましくなってしまった。
僕にそんな熱い夢は無かったので。
気分の浮き沈みは激しいですが、
病的な熱さで輝いてましたね。
一方、周りを全く見ていない
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

食べっぷりがいい。
重たいテーマを中和するような、
生命力を感じる対比が印象的でした。
短めの上映時間もぴったり。
遺骨を抱えたロードムービーとは、
斬新な設定で面白かったです。
一方、主役の芝居に無
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.8

みんな大人になりましたね。
それぞれの道を歩んでいく。
成長が頼もしく嬉しいと同時に、
やはり寂しいなぁ。
ドラマからずっと観てきたので、
感慨もひとしおです。
またドラマを1から見直そうかな。
そう
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

面白い。
細かいところまで設定が見事。
隅々まで目が行き届いていますね。
庵野秀明氏のフィルターを通ると、
こんなに物語が化けるとは。
物事を見る視点が違うというか、
これはもう才能ですね。
特に、名
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.7

観た当時は最高。
けど今観ると、ん?アレレ…。
たまにありますよね。
思い出の作品こそこれが怖い。
でも本作は大丈夫でした!
主役の愚痴に親近感がわく。
そしてやりたい放題で爽快。
中学生(当時)と中
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

意外にも気に入りました。
3時間を余すことなく堪能。
物静かで抑揚は小さめですが、
先が読めず惹きつけられました。
また作品を流れる空気感がいいな。
文字通りドライブ感も気持ちいい。
日本的なグレーな
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

グラント博士がいいなぁ。
恐竜と人間が共存する世界で、
今もなお化石発掘に精を出す。
俺は本物を知りたいんだ。
そんな研究者の背中が素敵です。
一方、物語は粗く薄味ですね。。
そしてイナゴじゃないんだ
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レイディオ(2020年製作の映画)

3.6

シンプルで力がある。
先の展開が読めてしまっても、
物語は衰えなかったですね。
ラジオで聞く最後のメッセージ。
ピュア過ぎて破壊力抜群。
涙腺はすぐに決壊です。
人を変えるのは人。
だから出会いは大事
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余命10年(2022年製作の映画)

3.9

期待を超えてきました。
物語は切なくて予想通り。
だって作品名が余命10年ですから。
でも、胸にグッと来ちゃう。
わかっていても来ちゃうんです。
ありきたりの話と決めつけるのは、
もったいないと思いま
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.9

仲がいい。
本当に素敵なことですね。
お互いを想う気持ちに溢れている。
だから何気ない日常が幸せで豊か。
この温もりがたまらないなぁ。
でも優しいだけじゃない。
コメディやシリアスな要素も。
これらの
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(2017年製作の映画)

3.5

語られることは少ない。
でも伝わってくるのが本作の魅力。
2人の過去を想像しながら観る。
これが楽しい。
短編作品の醍醐味ですかね。
そして漂う和風な色気。
影というか妖艶さがあり上品。
雨上がりの夏
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.1

舞台設定がいいですね。
ホテルや空港が好きなんです。
非日常を感じられるから。
いろいろ事件が多そうですが、
このホテルに泊まってみたいな。
一方、内容はあっさり。
豪華なキャストが渋滞してて、
内容
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

心から好きなものがある。
それだけで人は素敵になりますね。
やはり大切なのは内面だなぁ。
見どころはルビーの家族。
物語の意外性は少なめですが、
その分家族をしっかり描写。
型にはまらない愛情が温かい
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

空気感がいいなぁ。
心にすぅっと沁み込んでくる。
邦画だけが出せる味で好き。
出会いから別れではなく、
別れから出会いを描く。
順番を逆にしたことで、
色々な感情が浮き彫りに。
こんなに心を掴まれると
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.5

メール1つが嬉しかったなぁ。
当時は今より色々不便だった分、
メール1つ1つにありがたみが。
冒頭の回線音が懐かしくて、
思わず遠い目になりました。
内容は方程式のようなラブコメ。
しっかりツボを押さ
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