誰が観ても目の保養になる。
天使姿のクレア・デインズは反則。
レオ氏は男前というより美しい。
とにかく主演2人が眩し過ぎます。。
一方物語は現代設定で古典感を軽減。
古典のままの台詞は独特で奥深い。>>続きを読む
世界は音に溢れている。
この演出が巧みで心地いい。
特に月光が照らす連弾場面は見事。
一方、人物像は浅いなぁ。。
言葉より演奏を重んじたためか。
映画的だが感情移入が難しい。
そして松岡茉優さん。
冒>>続きを読む
時空間を自在に操る魔術。
多彩なアベンジャーズの中で、
この能力が1番欲しいな。
マントの人間味もいい感じですね。
人にとって大切なことは、
何をしたのかではなく、
何のためにしたのか。
命懸けの男の言葉は重い。
地図の空白部を明確にする。
手薄な登頂装備と精神論を糧に。
先人達の偉業に頭が下がる。
何気なくある山>>続きを読む
ケセラセラの中毒性は凄いなぁ。
鼻歌や口笛も全てこの歌に上書き。
一瞬で脳に浸透する名曲ですね。
一方、物語はコメディ要素が意外。
登場人物がどこか抜けてて憎めない。
良い意味で緩さがあり新鮮だ。
そ>>続きを読む
何よりエンドロールが気に入った。
視覚アイデアに秀でた斬新な演出。
監督の漫画への深い愛を感じた。
一方内容は典型的なジャンプ構成。
つまり友情、努力、勝利。
この三原則をしっかり踏襲。
懐かしく、計>>続きを読む
人生の彩りは自分次第。
描く夢でどんな色にも変えられる。
そんな希望でキラキラしていた。
実にフランスらしく愛らしい。
この世界観の作り込みは見事。
公開当時何となく敬遠していた本作。
映画も食わず嫌>>続きを読む
危機感の薄れた平和ボケ。
根拠のない自分は大丈夫という過信。
渋谷の場面は割と深刻な問題ですね。
爆弾よりある意味この群衆が怖い。。
一方、話は全体的にかなり駆け足。
私のポンコツ頭では人物把握が大変>>続きを読む
言葉の大海原を航海するための舟。
それが辞書、大渡海。
いい名前ですねぇ。
思えば学生時代の一部だった辞書。
当然だが簡単に作れるはずがない。
長い制作過程と作り手の熱い想い。
本作を観て辞書を引きた>>続きを読む
静かで何となく不気味。
終始得体の知れない不穏さが漂う。
物語はなくドキュメンタリー的。
校内のリアルな日常が淡々と続く。
一方、カメラワークは斬新で詩的。
相変わらずのセンスが光る。
クラシック音楽>>続きを読む
笑いは必要なのか。
戦時下に娯楽は必要なのか。
コロナ禍の不要不急と重ねてしまう。
会話で綴るシンプルな2人芝居。
押し問答がやがて喜劇愛へと変わる。
そのコミカルな過程が何より面白い。
密室に2人と>>続きを読む
人を信じて後悔するか。
人を信じずに後悔するか。
考えるほど自らの弱さが試される。
人間に執拗に迫り、深く、抉る。
この監督の手腕に唸ってしまう。
監督の演出に応えた芝居もお見事。
ただ観終えて尚ドン>>続きを読む
観ない訳にはいかない。
贔屓の森見先生の小説が原作なら。
アニメ化に際しどんな絵になるのか。
少々心配したが杞憂に終わる。
森見作品にピッタリの絵で嬉しい。
強過ぎる個性が躍動的でニンマリ。
小説もそ>>続きを読む
謎に包まれた孤高のデザイナー。
本作を観ても印象は変わらない。
得体がやはり分からないから。。
クリエイティビティとビジネス。
孤独とWe。作品と製品化。
様々な切り口で実体に迫るものの、
逆に彼の神>>続きを読む
遺言のようで少し寂しい。。
笑いより前向きなメッセージを優先。
彼の熱い人生論がてんこ盛りの内容。
激動の時代を生きたチャップリン。
思えば彼は変化に滅法強かった。
急転した暗く不安定な世界情勢や、>>続きを読む
らしさが変わった作品。
お茶目な動きや表情は鳴りを潜め、
意外にもシリアスなチャップリン。
変わらないのは真っ直ぐな風刺だ。
笑いを抑えてでも伝えたかった、
ダイレクトな反戦メッセージ。
当時の社会情>>続きを読む
すごい覚悟ですね。
この時代にこんな大胆で痛烈な風刺。
怖い怖い…よく消されなかったな。。
と思うのは映画の見過ぎだろうか。
まさに私財を投じたから撮れた作品。
当時の心境に興味が高まるばかり。
本作>>続きを読む
幸せとは何か。
今一度考えてみたくなる作品。
資本主義と機械化に支配された社会。
その姿を軽快にコミカルに描きつつ、
大切な事を浮き彫りにしていく。
惚けた表情の裏にある真摯な想い。
このギャップがた>>続きを読む
映画の醍醐味が詰まった作品。
面白さと切なさの絶妙な匙加減。
これ以上のバランスはないのでは。
そして本当にいい顔するなぁ。
煮込んだ革靴を食べる時も。
パンとフォークで踊る時も。
大晦日の夜に家の灯>>続きを読む
三谷作品で1番好き。
笑いの質、緩急のテンポ、物語。
どれもがよく練られ完成度が高い。
特に時間や空間が制限された設定。
これと三谷節の相性が抜群だ。
ドタバタが次に何を生み出すのか。
噴出する課題に>>続きを読む
あの彼に似てる。
孤独と鬱が延々と続く。
物語はないに等しい。
一方適当に見せかけた映像は美しい。
相変わらずのセンスが光る。
だがそれ以上でもそれ以下でもない。
かなぁ。
殺さず助けるだけ。
この信念を貫く事が如何に難しいか。
タフとパワーの象徴の米国陸軍で。
40年代の軍隊ともなれば尚更だ。
一方、現代ならどうだろう。
当時に比べ遥かに進んだ多様性。
個人の主義や宗教>>続きを読む
5時間くらいかな…
自分のポンコツメンタルが保つ時間。
それ以上は諦めて死亡確定です。。
しかし127時間は長い。
自身の半生と向き合った127時間。
生きる選択肢を掴み取る迄の127時間。
きっと世>>続きを読む
予測不能な闇鍋みたいな映画。
全力のバカバカしさが清々しい。
ヲタク用語は殆ど分からなかったが、
振り切った芝居の数々に十分笑えた。
時を忘れて夢中になれる趣味を持つ。
これは本当に素敵なことですね。>>続きを読む
静謐で詩的なSF作品。
宇宙船内に入る迄の序盤が特に好み。
不穏感を煽る重低音もお気に入り。
ただ異星人の造形は普通でしたね。。
互いの文字を通して意思疎通を図る。
その過程を丁寧に描いていく一方、>>続きを読む
映画設計が巧みで今観ても斬新。
古いのに新しく感じるから不思議。
特に、物語の設定が上手いなぁ。
作り込んだ舞台セットにもニンマリ。
また話に余計な説明がないのもいい。
ある程度は皆さんで想像してね、>>続きを読む
やっぱりいいなぁ。
ゆっくりと丁寧に人間を描いていく。
是枝作品が今の自分に沁みる沁みる。
テーマは、深く重め。
家族に必要なのは、血か時間か。
これをシリアス過ぎず、軽過ぎず、
絶妙なバランスで切取>>続きを読む
ファッション業界とは縁遠い。
だが華やかで煌びやかな業界の裏側、
ものづくりの現場に興味があり視聴。
本人はやんちゃな悪ガキ少年のよう。
如何にもイタズラ好きな顔だ。
一方針を縫う姿はお婆ちゃんみたい>>続きを読む
北海道プレゼン映画の第三弾。
オジサンたちが楽しそうで憧れる。
夢中な姿はオジサンだって素敵だ。
青春に遅過ぎることはないですね。
ただ意味深に登場した本上さんが、
過去に触れられず謎のままで怖い。。
想定外に重く壮絶で驚いた。
一方心を揺さぶる温もりもある。
人間に迫るパンチ力が強烈な作品。
家族愛に飢えた師弟が躍動する前半。
まさに女性版ロッキーの様で爽快だ。
だがそんな王道路線で終わらない。>>続きを読む
よくこんな作品名にしたなぁ。
奇をてらった意味深なタイトルだが、
米ソ冷戦を皮肉った悪ノリコメディ。
その皮肉が攻めに攻めてます。
だがノリが合わずあまり笑えない。。
ただ人間の愚かさを終始描く一方、>>続きを読む
三谷節がいい感じ。
物語が王道な分、小ネタが冴え渡る。
これぞ待ち望んだ三谷作品だ。
三つ子の魂百まで。
そう簡単に人間変われない。
だが子供の頃に抱いた夢を思い出し、
オジサンが変わってみせる。
そ>>続きを読む
友情は美しい。
それが南北朝鮮兵士の間のものでも。
境界線を超えて友情が芽生えても、
境界線は揺るぎなく存在する。
結局は南と北、人と国。
これが分かっていてもやるせない。
だが危険を冒して育まれた友>>続きを読む
オードリーの魅力が満載だ。
訛りが酷く口の悪いじゃじゃ馬娘。
それが素敵なレディーへ成長する。
品に欠ける面から上品な面までを、
実に幅広く演じ魅せてくれた。
ただ発音悪く俗語を話す姿からは、
少々無>>続きを読む
歳を重ねても素敵なアステア。
かつての高速ステップは流石になし。
だが身のこなしの優雅さは顕在だ。
スタイルがよく何より華がある。
正真正銘のスターですね。
一方、物語に特に秀でた面はない。
ありがち>>続きを読む
質が落ちてしまった最終章だ。
コルレオーネファミリー感が薄い。
馴染みの古参幹部の不在が原因か。
前作までに粛清が少々過ぎたか。
せめて兄トムには出て欲しかった。
そしてすっかり毒が抜けたマイケル。>>続きを読む