夜空のパンケーキさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

夜空のパンケーキ

夜空のパンケーキ

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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.3

大阪アジアン映画祭にて鑑賞。
ぬいぐるみと話すサークル「ぬいさー」での人間模様が描かれています。
ちょっと話が唐突に飛んでしまうシーンが多く、普通に観てたら??ってなることも。
京都を舞台に穏やかに描
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深夜のドッジボール(2022年製作の映画)

3.6

大阪アジアン映画祭にて。
ドッジボールは香港では日本ほどメジャーではないらしく、周りも邪険に扱いギャップを感じます。
スポーツものというよりは、香港が抱える闇みたいな部分を多々描いています。
笑える部
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デブリーズ(2023年製作の映画)

3.5

★若手映画作家育成プロジェクト(ndJC)による短編上映会にて。

こんなSFの世界観を低予算とは思えないクオリティで作れるんだと感服。
『鉄男』を彷彿させる無機質感が凄い!

牧大我監督による舞台挨
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サボテンと海底(2023年製作の映画)

3.9

★若手映画作家育成プロジェクト(ndJC)による短編上映会にて。

めちゃくちゃ面白かったし、プッと吹き出してしまう笑いもあり。
役者の卵が主役を掴むが次第に脇役へとシフトされてしまう切なさがおかしく
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ラ・マヒ(2023年製作の映画)

3.3

★若手映画作家育成プロジェクト(ndJC)による短編上映会にて。

女子プロレスに目覚めた女性の裏側の舞台に迫る話。
実際のプロレスシーンはなかなかの圧巻‼️

成瀬都香監督による舞台挨拶。
実際に監
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うつぶせのまま踊りたい(2023年製作の映画)

3.4

★若手映画作家育成プロジェクト(ndJC)による短編上映会にて。

俳句と詩を作る女の子たちのぶつかりと葛藤を「音」を通じて上手く描いていました!
ちょっと説明くさいシーンがあったので、その辺りを削ぎ
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I AM JAM ピザの惑星危機一髪!(2022年製作の映画)

3.9

辻凪子監督、活弁士の大森くみこさん、ピアノは天宮遥さんによる生活弁公演🎤🎹
無声映画だからこそ観ている側も第六感を働かせながら観てしまうから映画の中に参加しているような感覚に…。
客の様子に合わせなが
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.2

何も語る事ないくらいに酷い作品だった。
こんなCGでよく公開したなぁって。
仮面ライダーが戦うって言ったら、あそこの採石場行かなきゃ…って誰も言わなかったんかな。

Winny(2023年製作の映画)

3.8

天才すぎると一般常識が疎くなるんかな?
まっすぐすぎるプログラム開発者を演じた東出昌大はさすがだし、弁護士を演じた三浦貴大も上手かった。

実際に起きた裁判がベースなので、真実味にあふれているしちょっ
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ささくれ(2022年製作の映画)

3.8

女優の里内伽奈さんがプロデュース、脚本、出演した『誰のための日』と併映。

『誰のための日』・・身内のお葬式で偲ぶべき人の話は一切せずに姉妹の関係がこじれていく話。
短い中に人間関係の嫌な部分が出てい
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

思ってた以上にお下劣で笑いました!
さすが『スイス・アーミー・マン』の下品さを引き継いでます🌬

マルチバースをこんな感じに使うのか!ってツッコミどころはあるんだけど、色彩とかは抜群でした。
前半(エ
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.0

さすが吉沢亮太脚本。
しっかり泣かせていただきました😢

信仰宗教や北朝鮮をディスった感じの大人な内容といつもの友情を上手く絡ませていて、考えさせられるところも多々ありました。

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.4

おおさかシネマフェスティバルで上映。監督賞と脚本賞を受賞した。

高橋伴明監督が久しぶりに怒りを解放したという作品。
孤立社会の生きづらさや非正規雇用の儚さを描いている。
爆弾であの建物を爆破するのは
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明るくなるまでこの恋を(1999年製作の映画)

3.5

「おおさかシネマフェスティバル」で大森一樹監督を追悼して上映された作品。
『暗くなるまで待てない』のアンサーシネマ的な作品。
宝塚の映画館「シネピピア」オープンに合わせて、シネヌーヴォを舞台に百万円で
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暗くなるまで待てない!(1975年製作の映画)

3.4

「おおさかシネマフェスティバル」で大森一樹監督を追悼して上映された自主作品。
まだ医学生だったころに素人として制作されたのだが、めちゃくちゃ映画愛に溢れていて、とてもゴダール。
ロベール・アンリコ監督
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.2

予告が良かったので観に行きましたが、僕的には睡魔との戦いでもありました…。
ロシアの広大な土地を途中下車しながら行く旅は楽しそう(ボロさや寒さは辛いだろうが)。

二人が少しずつ意気投合していく姿は高
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.4

スピルバーグ監督の半生を描いていると思って観に行くと少し肩透かしを食らうかも知れません。
根っからの映画少年ではありますが、宗教格差的なものがテーマになっているように感じました。

ジョン・フォード監
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ippo(2022年製作の映画)

3.4

柄本佑さんのトークショー付きで鑑賞。

今までに監督として作った短編3本をまとめて上映。
独特の間が観ているうちに癖になります!
僕は渋川清彦さんと柄本時生さんの『約束』が響きました!
ダメな兄の威厳
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ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

3.6

『1秒先の彼女』の監督による初期作品。
愛って何?とか恋心っ何?というのを説教くさくなく自然に広がっていく…。
微妙に全ての話が繋がっていて面白かった。
ポケベル懐かしいなぁ。。

茶飲友達(2022年製作の映画)

3.9

新聞に「茶飲友達募集」とうたい高齢者のコールガール斡旋していた事実を基に描いた作品。
老後の性活を生々しく描き、それを斡旋する若者の生きづらい現代も同時に描いていきます。
ラストの渡辺哲さんのシーンに
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マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.8

エキセントリックでぶっ飛んだ映画だが、割と好み。
爆弾テロをたまたま顔を見ていたレイプ犯がモンタージュを作成して捕まえようとするって話だけど、この時代ならではのモラル無視な警官が渋いんだよな〜👮
やた
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.9

朝井リョウさんの原作は既読。
短編連作集だからどう描くのか楽しみで初日に観てきました!

この作品は「好き」って表現があまり出てこないんですが、それでも4人の女子高生の溢れるばかりの「好き」が詰まった
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.6

75歳以降はお金をもらって死を選ぶことができる国の制度に翻弄される人々を描いた作品。
倍賞千恵子の演技が素晴らしすぎる。
暗い話だけど、自分だったらどうするだろう?って考えさせられた。

ぱん。(2017年製作の映画)

3.8

監督、主演を務めた辻凪子さんがアルバイトのパン屋をクビになった実体験をヒントに作ったファンタジー短編。
明るいティム・バートンみたいなぶっ飛び感で面白かった‼️

多分ここは阪元監督が作ってるんだろう
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この街と私(2019年製作の映画)

3.8

お笑い好きなテレビのADが一歩踏み出す物語。
葛飾を舞台にインタビューをしていくうちに大切なものに気付いていきます。

監督の実体験がベースになっているそうですが、主演の上原実矩さんの表情の変化に魅力
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霞立つ(2018年製作の映画)

3.7

YouTuberでもあるめがねが主演の女子高生リアル。
辻凪子や大井真已らが脇をバッチリ固めていて面白かったー。

特にYouTubeを始める挨拶(アドリブらしいです)が次々と繰り出されて最高‼️
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くさいけど「愛してる」(2015年製作の映画)

4.0

永井和男監督の上映会にて鑑賞。
とにかく笑いました!劇場も笑いの渦に。

口の臭い彼女に言うべきかどうか…。監督もパンフレットで書いてましたが、純愛って口が臭いかどうかではないんですよね。
見かけでは
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コーンフレーク(2020年製作の映画)

3.9

こんなに夜の大阪を美しく艶やかに描いている作品は稀ではないだろうか?
普通にありそうなカップルの倦怠期を夜と酒のせいにして身を任せたいけど、ブレーキをかけるのがこの映画の良いところ。

『アーリーサマ
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光復(2021年製作の映画)

3.9

深川栄洋監督が自主制作で作り上げた第一弾。
主演は妻でもある宮澤美保さん。
今作は『火光』のSideAに対してSideBとして位置付けられている。

とにかくヤバい作品だとだけ言っておきます。
『火光
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42-50 火光(2022年製作の映画)

3.9

深川栄洋監督が自主制作で作り上げた第二弾。
主演は妻でもある宮澤美保さん。
今作は『光復』のSideBに対してSideAとして位置付けられている。
読み方は「かげろい」。

約8割が事実から着想を得て
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お元気ですか?(2016年製作の映画)

4.0

これ凄い隠れた名作だと思う。
タイトルの意味が予想していたよりずっとずっと素敵な使い方で、ラストは感嘆した。
あまり話すとネタバレになってしまいますが…💦
普段あまり映画を観ない娘がずっと最後まで真剣
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ぬけろ、メビウス!!(2022年製作の映画)

3.8

単純に面白かった!
本当に気まぐれな大学生の流されてしまう生活にリアルさを感じたし、僕的には嫌悪感はなかった。
田中偉登演じる帰国子女の方が異様に感じたし。
藤田朋子さん演じる母親役がひょうじがコロコ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

Dolby atmosで鑑賞。
とにかく3時間を駆け抜けた映画でした。
チャゼル監督の映画愛に溢れていて、ゴジラの音楽やターミネーター、月世界旅行にアンダルシアの犬までいっぱい出てきます‼️
ラストの
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.0

#エゴイスト

うーん。あまりに日常を淡々と描きすぎていて、いい意味でリアリティだけど作品としてはちょっと飽きてしまう。
でも鈴木亮平さんのゲイの仕草はさすが!だなと。
阿川佐和子さんの演技も自然すぎ
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.2

レスリーチャンの幽霊が素敵!
全く福が多いようには見えないけど、本人は幸せなんだと思う。
コメディ強めかと思いきや、割とシリアスでした。