eigajikouさんの映画レビュー・感想・評価 - 177ページ目

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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

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ミア・ハンセン=ラブ監督とイザベル・ユペール様の強力タッグ。女優の老いた姿は見たくないと多分現実世界でもモラハラ発言してるであろう男性の呟きなどモノともしないユペール様のしなやかで圧倒的存在感。老いて>>続きを読む

アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

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ピーター・サースガード似合った役。権威への服従を(偽)電気ショックを使ったテストで証明した博士。被験者でジョン・レグザイモ、故アントン・イエルチン登場。ネットを介した権威への服従とポピュリズムが進む現>>続きを読む

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

4.5

ロウ・イエ監督 南京を舞台に盲人が働くマッサージ院の赤裸々な人間模様。ロウ・イエらしい容赦のない描写。映画に出て来る障碍者は健気な良い人ばかりで違和感という人は特に観るべき。見えないことを見せる工夫に>>続きを読む

汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

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パキスタンで母親たちが不衛生な水を使って粉ミルクを作る事を承知の上でなりふり構わぬ販促を行なった多国籍企業を告発したセールスマンが主人公。映画化する企画会議から作品に織り込んで一瞬ネスレの実名も出る攻>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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待ちに待った公開。米文明批判ピリッと。大好きな『モスキート・コースト』想起。でもヴィゴ父さん変人だけど破滅はしない柔軟さが魅力。ヴィゴと子ども達の息の合った演技に釘付け!

ゴンドラ(1987年製作の映画)

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キネカ大森 伊藤智生監督と切通理作氏トーク。35ミリフィルム上映。フィルムではワイルドで生っぽさがあると切通氏。監督は人の心象風景を撮りたかったと。孤独な少女と青年の交流。音を映像化した稀有な作品と感>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

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流行りのクールジャパン系?なのは苦手だけどアニメは好き。これは面白かった。大学生今っぽくなく監督同年代じゃないかと思ったらやっぱりそうだった。京都で過ごした学生時代を懐かしみながら、前日見た暁斎の春画>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

1910年代英国で女性参政権のため闘った人々。洗濯工場で7歳から働いてきた主人公モードが運動に関わっていく。『標的の島 風かたか』を想起した。権利を主張すれば叩かれる今の日本だけど、当り前の権利の為に>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

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プレミア吹替版を試写会当りジャパンプレミアで。上映後吹替キャストによるライブパフォーマンスがありこれが素敵なステージで正直映画が吹き飛んでしまった(苦笑)。豪華かつ繊細に作り込まれた映像でエンタメ性た>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

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なぜデヴ・パテルが助演男優賞枠か気になってたけど主演はサニー・パワールくんだからか。評判良いのでヘタなこと言えないけどインドを外から眺めた「感動の実話物」。ラストそろそろこういう演出やめて欲しい。監督>>続きを読む

(1985年製作の映画)

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大分忘れてしまっていたのだが仲代達矢さんのメイクと原田美枝子さんが怖かったのは強く印象に残っていて。今回も原田さんはやはり怖くて流石と思った。根津甚八さんがカッコ良かったなぁ。せっかくの4Kデジタル修>>続きを読む

リトル京太の冒険(2016年製作の映画)

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東北大震災の日から防災ずきんを脱げなくなった京太。5年かけて撮影の京太の成長、子供の不安、心配を丁寧に描写。英単語で震災を記憶しておこうとする京太と小森はるか監督『息の跡』の英語で震災を記録する佐藤さ>>続きを読む

わすれな草(2012年製作の映画)

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ダーヴィット・ジーヴェキング監督父マルテさんQ&Aに質問続出。自分で全部やれると思ったが助けを得てできた介護と。渋谷哲也氏マイナードイツ映画発掘講座で観た大学生の娘がとても良かったと言い是非観たかった>>続きを読む

母の残像(2015年製作の映画)

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ヨアキム・トリアー監督。戦場カメラマンだったイザベルの自動車事故死の真相を残された夫と2人の息子が各々抱えて葛藤する姿にイザベルの生前の様子、苦悩が織り込まれ、多面的な視線、描写で予想以上に味い深く心>>続きを読む

パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒(2016年製作の映画)

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一緒に暮らした監督の祖父ドアノーの人生、制作の秘密などをまとめた興味深いドキュメンタリー。激動の20世紀を生きたドアノーの知られざる人間ドラマが浮かび上がる。クレモンティーヌ・ドルディル監督と堀江敏幸>>続きを読む

『知事抹殺』の真実(2016年製作の映画)

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国策の原発推進に逆らえばベテラン知事も消されるというマスメディアで報道されなかった事件の裏側を描く。異論も出るだろうし、映画は佐藤栄佐久氏側の主張と捉えるが、お上に逆らうな同調空気が醸成されている日本>>続きを読む

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

4.0

「ブルーム・オヴ・イエスタディ」でも好演アデル・エネルが主人公で抜群の存在感。今回もオリヴィエ・グルメいいしジェレミー・レニエのダメンズ演技は益々磨きがかかり。ミステリー物というより観ててそこに一緒に>>続きを読む

サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

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『サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ』ジャック&ベティ スペインアンダルシア地方グラナダのサクロモンテ地区伝説のフラメンコ・コミュニティの貴重な記録。大ベテラン世代から孫世代へ受け継がれている迫力>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.0

『イップ・マン 継承』ジャック&ベティ で嬉しいロードショー!チョン・ティンチ役マックス・チャンとの対決は息を詰めて見入った。ド迫力!カッコ良すぎ。癌闘病する妻に寄り添うのは史実とは違ってもドニーさん>>続きを読む

ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.5

試写会で鑑賞。
社会背景描写や、登場人物についての説明は殆どなく、
実はあまり重要ではなかったりする。
もちろん背景にはメキシコ麻薬戦争とアメリカ側の国境警備自警団を追ったドキュメンタリー映画『カルテ
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