甲神山亘さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

MEMORIES(1995年製作の映画)

4.4

確か中学生のときに一回だけ観た映画。
改めて鑑賞。

まず一本目の「彼女の想い出」。
ホラーっぽさもある正統派のSF作品。
何故か知らないが全体的にどこかで見たことがあるような雰囲気を感じさせられる。
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

5.0

何度か観ている映画で改めて鑑賞。

まず最初に松田優作さんのように鍛えて逆三角形の体型をした若い水谷豊さんの貴重な姿が見れる。

ストーリーとしては息子が両親を殺したという実際の事件をモデルにしている
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

皇居前での無茶苦茶なゲリラ撮影が冒頭にあり、とんでもない映画だというのがわかる。
今の邦画では出来ないことなんじゃないだろうか?

沢田研二さん演じる主人公の理科教師がなぜプルトニウムを盗み、原子爆弾
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.8

家にあるDVDで少し久しぶりに鑑賞。
映画館で再上映されている「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」を鑑賞したのでどうしてもまた観たい気分になった。
個人的に宮崎駿監督作品で「もののけ
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

5.0

第一弾の「ベルヴィルランデヴー」もそうだったけど、こちらものほうがさらに不思議な雰囲気で絵のタッチや背景の描写などがとにかく細かくて美しい。セリフも少ないがキャラの容姿や表情、動きなどでそれぞれどんな>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

去年映画館で、年明けにレンタルで、そして今回はwowowで鑑賞しました。
映画館で一回観たときは期待値が高すぎたせいなのかそこまででもなかった印象だったけど観たあとは確かに変な感情が沸き立っていたし、
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

去年、公開初日に映画館で鑑賞して10年間MCU作品を追い続けてきてよかったと心の底から思った。思い出が次々と溢れてきて感動し、思わず泣いてしまったあの感覚は今までにはなかったので一生忘れられない貴重体>>続きを読む

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)

3.4

とりあえず勢いと無茶苦茶さで乗り切ってる感じの作品で楽しい。
特に必要ない性的シーンにも地味に力はいってて笑えます。
最後の「俺も!」「私も!」みたいなノリでいろんな人たちが大事故が起きてるのも無視し
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

4.8

「これぞ日本のよき映画!」という感じで好きな作品。
劇団にいた遠山さんと貞子のひとときの青春が彼女を恐れる人たちの行動によって悲しい最後をむかえるのが切ない。ラストシーンはまさに絶望そのもの。
誰一人
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リング(1998年製作の映画)

4.8

意外に今観ても古びた感じがしない人間の心理を上手くついた傑作ホラー。
小学校低学年のとき、貞子がテレビから飛び出てくるワンシーンだけ目に飛び込んできてトラウマになった。その時は何の映画なのか理解できる
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

4.0

かなり変わった映画。役所広司さんの一人二役というだけでも十分楽しめるのに、最初は想像してなかった面白おかしい展開で話が進んでいくのである意味なかなか濃い内容。
ホラーかと思っていたから「意外だな。」と
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。

轢き逃げしたうえに人を死なせてしまったと知ったらどんな心理状態になるのか考えながら描写された前半、
加害者と被害者とその関係者の苦悩が交錯する展開に友人の歪んだ妬み(想いもまじってる?)
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メメント(2000年製作の映画)

5.0

次にどうなるのか、真相は何なのか、分かっていてもこの映画は何度も何度も観てしまう。
逆再生だからこそ成り立っている面白いストーリー構成が本当によくできてるのはもちろんだけどそれだけではなく視聴するたび
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

4.1

過去鑑賞。

思ってたよりは普通でちょっと物足りない気もするけど、よく言えば無難にまとまった王道ホラーで最終的にはなかなか面白かったと感じた。
主人公の少女と少年たちのキャラもいいですし、そんなに怖く
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カル(1999年製作の映画)

4.3

やはり雰囲気的には「セブン」に似ていますが、韓国映画ならではのまた違う趣向で魅せるこちらもかなり濃密な内容。モヤモヤするポイントがたくさんあって視聴したあとに推理させるような作り方をわざとしているよう>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.8

ブラピ演じるスタントマンが最後ヒッピーを退治する展開は爽快で最高であると同時にシャロンテートの命が奪われなかった、二人の友情が今までと同じように続けていけるかもしれない、リックダルトンが彼らとの出会い>>続きを読む

回路(2000年製作の映画)

4.7

数が増えすぎたあちらの世界から溢れてきた者に消滅させられるのが生きる希望を完全になくしている人だというのが斬新なホラー映画感ある。
えげつないけど理不尽な感じはそんなにしないのでけっこう観やすい。ゾン
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LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.1

評価低めにするし意味不明だけど嫌いではない映画。今の安達祐実さんにはぜひまた幽霊役をやってほしいと思う。

(2006年製作の映画)

3.9

役所広司さんは刑事役とロングヘアーがよく似合いますね。そして黒沢清監督の世界観にピッタリとハマる。
内容としてはなかなか独特なホラー映画かも?
儚い感じの小西真奈美さんと赤い服をまとった不気味な女役の
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こちらも映画館で観たのはだいぶ前で改めて鑑賞。
もうね、何ていうか最高に面白い。視覚的にも聴覚的にもめっちゃぐいぐい来て気持ち悪いんだけど何か美しい。(ただ裸の女性に囲まれて彼氏が性行為しちゃうシーン
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

DVDで久しぶりに視聴。
とにかくシュールさを味わうぶんにはめちゃくちゃ笑える快作。ストップモーションアニメとしてのレベルも高いと思います。寿司調理シーンとか手術シーンが斬新すぎる(笑)

まあ外国人
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館で鑑賞したのはだいぶ前でamazonプライムビデオで改めて観ました。
韓国映画·ドラマを見まくっている自分としては物足りない部分もありましたが、
身分の違いを目に見えるよう上と下で、そして匂い
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.9

リバイバル上映ということで「もののけ姫」に続いてこちらも映画館で鑑賞しました。
テレビ画面で観ても素晴らしいけど、やはりスクリーンだとさらに圧倒されました。
まず個人的に大好きな場面で千尋が怯えながら
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.9

個人的にはジブリ映画で一番すきかもしれない「もののけ姫」今回リバイバル上映ということになり、映画館で鑑賞しました。
やはり当然だけどテレビで見るのとは全然ちがう。
テレビ画面では伝わりきらない細かい描
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