甲神山亘さんの映画レビュー・感想・評価

甲神山亘

甲神山亘

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6


ストーリーとしては、そこまで好みの
ジャンルではないものの
見応えははあるし
俳優さんの魅力と独特な世界観で2時間20分以上の上映時間でもずっと惹き付けられた。

エマ・ストーンさんが再び受賞するの
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

過去鑑賞。

ポールの「皇帝の娘を娶る」発言など
part2への伏線がちゃんと散りばめられているのはすごい。

古来からあるナイフでの攻撃しか効かないというシールドの表現が一番印象的だが
映像が全体に
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。

まず、スカルスガルド一家はそれぞれ違う味を出す俳優さんなので今後の活躍も楽しみ。

そして
これからもスターダムをのぼりつめていくであろうアニャ様、

人間離れした役をやったら右に出るも
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

ここまで自分自身、もしくは自分の親族が裁判にかけられているような気分になる作品は初めて。

半ば強引に罪を認めさせようとしてる部分もあるとはいえ
あくまで仕事を全うしようとしてる感じが強い検事の存在も
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。

死霊のはらわたシリーズのなかでは単体の映画として成り立ってないこの作品だが
「謎のダンスシーン」と「右手との戦い」だけでも観る価値がある。

サム・ライミ監督の作風と
ブルース・キャンベ
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.0

今観ても斬新だし、
現代の進化した鮮明な画面や
CGありの映像では出せない味が存分に活きており、

死霊が溶けていくシーンから伝わってくる労力と手づくり感は見もの。

スプラッターなど恐怖心を高める演
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アス(2019年製作の映画)

3.9

過去鑑賞。

おそらくこの作品が言いたいのは
「環境や立場によって性格や人柄は変わる」
ということなのだろう。
ラストシーンはただのどんでん返しだけでなくそういった意味合いが込められているのだと個人的
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(2023年製作の映画)

4.0

タイトルどおり、
スパスパ切られたり、地面に落ちてたり、宙を舞ったり
「首」がよく出てくる。

とにかくエネルギッシュな作品でとても良かった。
男たちの濃密な人間ドラマも印象に残る。

俳優さんも全員
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

設定や演出も相まって、まるでゴジラが自分の目の前にいるかのような恐怖を存分に味わえたし
俳優さんもそれぞれハマり役だった。

人間ドラマのほうはご都合主義な感じがあって気になる部分はあるものの
王道な
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

全体的な流れがほぼターミネーターで
目新しいものは特になく、
分かりやすいスパイダーマン要素も
デイリービューグルしかないから
見どころらしい見どころも特になく
全然ミステリー要素もないので
「宣伝下
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.2


過去鑑賞。

リドリー・スコット監督は凄い。

時代とかは関係ないが、現代で再上映
されるのも納得するぐらい
あらゆる場面で差別される女性の姿を描いている。

それでいて男のほうも小悪党だけでなく
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千年女優(2001年製作の映画)

4.1

リバイバル上映鑑賞。

ストーリーはあるようでない。
藤原千代子という一人の女優の力強さと魅力にただただ圧倒される一時間半。

今敏監督にしか出せない味わいが確かにある素晴らしいアニメーション映画。

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

公開日にIMAXレーザー+3Dで鑑賞。

一作目も嫌いではないが、どちらかというと今作のほうが好き。

全体的にかなりはしょっている感じで雑に感じる部分もなくはないが、
上映時間が短めなのもあって「ヴ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

公開初日の朝に鑑賞することができた。

まず、キャスティングのほうでは
ダブル木村さんと柴咲さん、國村さんに小林さんはすぐに分かった。

あいみょんさんと火野さんは言われてみて「あー!」となり、
お婆
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

7月22日にIMAXレーザーで鑑賞。

ストーリー的には確かに登場キャラたちが鍵の争奪戦を繰り広げているだけだったり、
相変わらず危険な目にばかり合うという流れでしかないのだが
映画館で見るべき作品で
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

これはかなり変な映画。
暴力的なシーンはあるが、適度に見せすぎないようにしているのには好感が持てるし、
あまりにもむごい鉄道事故を引き起こしたと思えたギャングたちに報復していってたら結局は人違いだった
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.1

6月26日、Dolbyatmosで鑑賞。

まずレゴスパイダーマンのシーンには
笑いましたし、
ヴェノムシリーズのチェンさんが出てきたのは
かなりのサプライズで感激しました。

おそらく?アース199
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.2

公開時に映画館で鑑賞。

登場人物全員、愚かで醜くてしたたかで
時には弱く人間臭くて、
とても見応えがあった。
特に、パトリツィア・グッチとマウリツィオ・グッチが別人のように変化してしまう様が印象に残
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

過去鑑賞。

出演している俳優さんたちの演技は申し分なく、坂元裕二さん脚本ならではの味も出ていて一見の価値は十分あるかと思う。

が、正直個人的にはそこまで好評価できない。
もちろん共感できる部分はあ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.7

2021年の10月に初視聴

個人的には ザ・普通 な映画。
「ナイト・ミュージアム」と同じ監督ということで映画館よりもテレビで楽しむには持って来いの作品という感じ。

設定的には、たくさんの方がおっ
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。

主人公とヒロインはまあまあ、ハンとD.K.はかなり強い存在感、
といった感じでスピンオフキャラもちゃんと記憶に残り、

パワーアップした
男たちのドンパチと美女の取り合いと
カーレースの
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

公開初日に鑑賞。

まとめ

・当然のことながらスカーレットヨハンソンさんの魅力が満載!

・キャプテンマーベルとはまた違う形で魅せるMCU版女性スパイアクション映画

・なかなかの緊迫感を感じさせる
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ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(1994年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。

ルパンが水圧で潰されかけてたのに、あっという間に元の体に戻るシーンはアニメらしさ満載の表現で最高に笑える。

五ェ門の魅力と斬鉄剣の最強ぶりもたっぷりめに堪能できるのがまた良い。

桔梗
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.8

過去鑑賞。

現実的なアクション時代のワイスピ。

バケツ×ネズミ×バーナーの拷問シーンはインパクト凄すぎるよなぁ。
あれはガチで最悪なシチュエーションなのである意味本作の見どころと言ってもいい。
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

観よう観ようと思いながら実は観れてなかったシリーズ。

これは、、、まあ一発勝負って感じの映画ですね。
とはいえネタバレなしで観れたのもあり、個人的にはまあまあ楽しめました。

豪華キャストの演技も一
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。

まさにワイルドスピード!
もうこのタイトルが全てと言ってもいい。

美男美女ともにアツくて格好いいし、
カーアクションの迫力もかなりのもの。
ここからさらにド派手に、そして人外になってい
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

4.3

過去鑑賞。

この作品も好きだなー。

警察官連続殺人事件が起こって、
ある日、佐藤刑事が目の前で撃たれるのを目撃してしまった蘭姉ちゃんが記憶喪失になってしまったあとから犯人に命を狙われ続けることにな
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

終始、面白すぎるバカ映画。

車が繋がっていくところは名シーン!

そして男同士の殴り合いでこんなに笑ったのはこの映画が初めてかもしれない。

キャスティングも最高である。

スーパー!(2010年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ久々の投稿になります。

そして、ようやく観れたー。
ジェームズ・ガン監督の代表作のひとつと言える「スーパー!」

それにしてもこの映画は「一体何を見せられたんだろう?」という感想が真っ先
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アポロ18(2011年製作の映画)

3.8

過去鑑賞。

これは地味ながらもなかなかの恐怖を放つ作品。

「フィクションではなくリアルなのではないか?」と思わせる生々しい演出はかなりのものなのではないだろうか。

蜘蛛型のエイリアンもシンプルな
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.3

過去鑑賞。

「9·11アメリカ同時多発テロ」について描いており、
後に残った音声や誤報ニュースなどを頼りにして
ユナイテッド航空93便機内でテロリストにハイジャックされるも立ち向かい
みんなの命を助
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ペット2(2019年製作の映画)

3.6

終始、ノホホンとした雰囲気で気楽に観れる映画。 

病院でわめいていた猫のセリフ・猫のマネをする犬・子犬たちのキラキラした目·崖の子羊を助けるくだり
とかのシーンは軽く笑えていい感じ。

バナナマンや
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.3

神木さんの巧みなコミカル演技があったから、最後まで何とか観れたと思える映画。

神木さんが不在だったら、多分耐えられなかったし
点数ももっと低くしてたと思う。
(もちろん出演者は皆さんそれぞれいい味を
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.8

杉咲花さんや黒島結菜さん、古川琴音さんと出演者メンバーは印象的だけど、
面白い面白くない以前に、
観ようという気合いと集中力が続かなかった作品。
とりあえずびっくりするぐらい惹きつけられない雰囲気。
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ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス(1995年製作の映画)

3.8

過去鑑賞。

正直、初めて観たときはあまり面白くない作品というイメージだったが、
改めて観返すとそんなに悪くないと思えた。
それでも地味な印象は拭えないけども。

とはいえやはり脚本の柏原さんは基本的
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

4.3

過去鑑賞。

は〜い、この作品みたいな雰囲気が個人的にはめっちゃ好きなのです。

ストーリーなんてものは気にせず、
不気味かつユニークな世界観と
独特な個性と可愛らしさを放つ人形たちの存在感で
不思議
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