偉業は誰しも認めると思うが、かなり偏った人間だし、あまりの長期独裁で、権力や組織を私物化してないか、と以前からどうにも不思議だった。
でも、彼に生涯を捧げた人達がいるということは、傲慢な独裁者というだ>>続きを読む
大昔、全部は観れなかった…
生理的に無理、と諦めてました。
とはいえカルト映画の金字塔なので、改めて観直しにチャレンジ。
暴力性と残虐さ、さらにはそれを快楽と感じる人間の本質のえぐり方は容赦ないが>>続きを読む
白石作品を観ると…
否応なく人間のおぞましさ、闇を見せつけられる。
正義や綺麗事の踏み潰し方が容赦ない。
元気な時じゃないと、ちょっと厳しい。
このシリーズは、スマートな推理よりも、ド派手でハチャメチャなアクションが過ぎる…と敬遠してたが、別モノと割り切ったら、楽しめた。
若い頃に観た時…
ジェーン・バーキンの唯一無二の魅力にどのシーンもあまりにキュートで目を離せなかった。
と同時に、悲鳴をあげるラブシーンや裸で置いてけぼりのラストシーンは、どうしても芸術<サディスティ>>続きを読む
インパクトのあるラスト。
スカッとするのかな、とじらしといて…そうくるのか。
あんなクズ野郎達のために、人生を無駄にしないでよ。
あんな馬鹿どもはほっといて、賢く逞しく生きて欲しかった。
キャリー・>>続きを読む
久しぶりにゴダール作品を観る。アンナ・カリーナは魅力的。
でも、個人的に、女は女であるあたりには、あまり賛同しないかな。
ファッションは素敵。
ジャンヌ・モローが、ほんの一瞬のちょい役って…無駄に贅>>続きを読む
ジーン・セバーグその他、ゴダール作品のフランス女性は心底可愛いし、ホンモノのオシャレさん。
ベースが全く違うとわかってるのに、ついつい真似してベリーショートにして、取り返しのつかない悲劇が起きるのも頷>>続きを読む
丁寧に多感な少年達の日常を描いている。
やたらにお金をかけて、凄いキャストやスタッフを揃えた、これでもか、というド派手な作品も良いけど…こんな、誰しもが通り過ぎて来たであろう思春期の繊細さを描いた作品>>続きを読む
レオス・カラックス、素晴らしい俳優陣、音楽はスパークスって事で…一応観ておこうかな。というくらいの軽い気持ちで鑑賞すれば、そこそこ楽しめるかもしれません。
アダム・ドライバーは雰囲気のある素晴らしい>>続きを読む
上辺だけ整っていても、愛のない空虚な家庭は多いのに…。偶然出会った3人はとても素敵でした。
ゲイや障害者等に対する差別や偏見について公式では否定されてる現代でも、その前段階の無意識の嫌悪感とか、自分>>続きを読む
自分ならどうするだろう。
主人公の内側に没入することで、
強がってても、本当は弱くて情け無い自分が露わになり、気持ちの立て直しに、しばし時間がかかりそう。
死や老いも同様…まして必ず訪れる事は確か。そ>>続きを読む
インド映画のテンポと、ノリの良さ。
楽しい音楽とコメディタッチで、
わかりやすく、直球のストーリー展開に見せておきながら。。
ところどころに、奥深い言葉も散りばめられてて…油断すると、胸にドスーンと>>続きを読む
とにかく明るくとぼけたナイスガイ達なので、重苦しいニュースに疲れた時に。。
全力で誰かを愛し抜いたといえる人生ならば、それは平凡な人生ではないでしょう…
そういうパートナーに出会えない者にとっては、羨ましい限りですが、そんな出会いは、報われるかわからないのに全力で愛せるような>>続きを読む
我が子の思春期はとうに過ぎたので、ゆったり落ち着いた気持ちで観れたけども…。
どの登場人物も、言葉にあらわせない、自分でもうまく整理が出来ないような、いろんな複雑な感情があって。。。
理解しあうって簡>>続きを読む
カラックス作品は、若かりし頃に3部作を観て以来、数十年ぶり。
ポンヌフ等…私の人生に、鮮烈な印象を残したけど、どうしてか、しばらく遠ざかってた。
が、音楽がスパークスでキャストも良い新作『アネット』が>>続きを読む
何という安心感でしょう…
名優ロバート・デ・ニーロが、こんないい感じのおじいちゃんに…
よくあるストーリー展開でしょうが、キャスティングや演出の素晴らしさで、のびやかな歌声が胸に響き、素直に、感動できました。
『エール!』の方も観たい。
背中から伝わる歌。
観客達の表情から伝わる歌。>>続きを読む
イタリア系の、ガチャガチャした密度の濃いファミリー感に、救われる。
ハグしてキスして喋り倒して。
よく食べよく飲み、喜怒哀楽の感情丸出し…
コロナ禍でひきこ引きこもりが続く中、人恋しくなる良い作品。