クリキンディさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

クリキンディ

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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.2

いろんな人がいる世界で…。
普遍的なものなんて、何も無いのかもって思いがちだけど。。。

セルヒオおじいちゃんの
優しさ。

彼の長い人生にだって、きっといろんな事があったはず…
でも、失う事なく育ん
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ともしび(2017年製作の映画)

3.5

シャーロット・ランプリングの存在感や演技力なしには成り立たないという評価には、全くもって同感。
このような作品だから、受け止め方も人それぞれだろうと思う。

私個人の感想としては…
アンナの背中、背骨
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

人生の長い旅。
痛む脚を引きずってでも、何としても逢いたいのに、
いろんな想いが交錯して…会うのも、会えないのも怖い。
そんな胸の詰まる想いに、共感。

長い年月が経っても、昨日の事のように鮮明にフラ
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.4

美術商としての人生の終わりに、全てを投げ打って、賭けに出る…

美術品鑑定に係る映画は、ちょっとミステリー要素でハラハラさせつつ、という点は似てたりするけど、どちらかというと、
親娘孫の三代の家族のこ
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.7

この時代の裕福な人達の恋模様には、なかなか共感する部分はないが…。
重たい映画の後には、純粋に楽しめます。

キャロル(2015年製作の映画)

3.7

女性達それぞれの異なる魅力。
どちらも、素敵です。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

優しくて素敵な夫や家族…安定した生活。
どんなに恵まれた環境に思えても、自身のアイデンティティを喪失したかのような、虚ろな時間。

同じような体験をした訳じゃないけれど、共感せずにはいられないほど彼女
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

30年くらい前の時代は、まだこんなだったか…。
粗暴極まりない刑事たちや、野卑な農村のリアルさ。

ポンジュノ監督の作品は、
黒めのユーモアが、どうにもやるせないストーリーに、独特のアクセントを与えて
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.9

宮澤賢治・イーハトーブの世界観は、読んだ人それぞれで描いたイメージがあると思うが、
ますむらさんの絵、細野さんの音楽で、見事に描いてくれる。

『銀河鉄道の夜』
子ども時代に出会い、大人になって価値を
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.6

王道のハッピーエンド。
こんな時代だからこそ、孤独な日々の中で運命的に素敵なパートナーに出会えちゃう映画は、安心して楽しめます。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.2

テロの映画は、いつも思考がグルグルしてまとまらず、さらには適切な言葉も見つけられず、どうにも感想が難しい。

宣伝文句の『奇跡の脱出劇…テロに立ち向かった…』。
そうなんだろうけど。。

私には、そこ
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.7

ベタなお伽話なんだけど、
理屈ぽく死生観とか考えずに、
ロマンティックなストーリーとして、ついホロリ。

ミツバチのタイツや妖精のパンプス…個性的なファッションがあまりに似合ってて、愛らしく、幸せな気
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

映像的に素晴らしいとの評価も高いが、個人的には、心惹かれる美の類ではなかった。

欲望や執着等では、永遠に満たされることのない虚ろな世界。
そして、脆さや危うさに、
惹き込まれたら、恐ろしい。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

若草物語は、忘れかけていた
多感で生意気盛りだった頃の遠い記憶を呼び起こす。
何度もリメイクされてきた作品だけど、これがいちばん好きだな。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

何もかも、究極美しい。
年齢も性別も関係なく、
胸の高鳴りや切なさに共感してしまうのでは…。

観直す度に、スコアを上げてしまうほど、この作品の世界に没入してしまう。

ナインハーフ(1985年製作の映画)

2.0

ミッキーロークも、キムベイシンガーも、それぞれセクシーな俳優さんですが…。
映画のストーリーはあまり記憶に残らず。。。

ロリータ(1997年製作の映画)

2.1

演技も素晴らしく、キャスティングもハマってると思いますが…。

だからこそ。の生理的な拒絶反応も否めず。
たとえ人の性だとしても。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.8

なんて大きな人間愛あふれる
誘拐事件でしょう。
このところ岡本喜八

殺人狂時代(1967年製作の映画)

4.0

随所に粋な仕掛けを盛り込みつつも、軽妙でテンポ良く、
シュールなオトボケ感がたまりません。