これを当時見た観客達は本当に失禁モノだったんじゃないだろうか。
鉄の扉がありえない速度で閉まるとことか怖すぎる。
なぜか最後には哀愁が漂うのとかもモダンな着地で斬新。
序盤の展開が悪魔のいけにえ&死霊のはらわたまんま。
からの〜からの〜と行った具合に過去のホラー映画アーカイブの乱れ打ち。
さらにそれをメタ的な構造でハックするやり方はまさに禁じ手ともいえよう。>>続きを読む
昔取った杵柄(凶悪)…とはならなかった映画。
白石監督ってめちゃくちゃ良い、上手い作品撮るなぁと思うと、本当に同一人物が撮ったのか疑いたくなる作品もあったり一体どういう理屈なんだろう。
韓国ノワールって本当に凄いなこれ。
途中から観終わるのがもったいない感覚に陥るくらいに最高。
アメリカスプラッター映画からブルーベルベットからJホラーから大作ノワールのエッセンスまで色々な要素打ち>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ドゥニヴィルヌーヴは、舞台のフィールドが広がってもあくまで限られたコミュニティでの人間関係を主題としていたように思うけど、この作品はさらに舞台も狭まって自分の半径何キロメートルが舞台。
なんなら登場人>>続きを読む
ドゥニヴィルヌーヴ監督作品の中では、
プリズナーズに続いて好きな作品。
セリフから何かが起こるタイミングを想像させ、全てがそれよりも前に起こる事による緩急のつけ方や、全貌が見えないのに知ったかぶりす>>続きを読む
全く宗教リテラシーはないけど、
常日頃思っている、
人が「恐れ」を抱くのは、
「理解不能な存在」だという事だと改めて思った。
沈黙する神への信仰心のために死ねる人々は、当時の日本人にとっては理解不能>>続きを読む
雄と雌の話。
ビジネス的観点から観ても面白い。
ある一つのコミュニティのヒエラルキーの中で上に上がれる人間といつまでたってもつかわれる側の人間。
牙を抜かれた社本よりも雌の方がよっぽど逞しいのは>>続きを読む