esewさんの映画レビュー・感想・評価

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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.5

2024.3/7

アメリカ在住ロシアンマフィア3人組のドタバタコメディで爆笑必至。

ラストシーンでやっとピースがつながった、つながったらそこはやっぱりショーンベイカーだった。心と体とお金、アノーラ
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レベル・リッジ(2024年製作の映画)

2.5

2025.3/3

町の警察が組織ぐるみで汚職を隠蔽しようとしてるという話。BLMの原因でもある警察の有害なマスキュリニティが画面いっぱいに充満していて、終始黒人側の視点でその理不尽さと高圧的かつ差別
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

3.5

2025.3/1

序盤怒涛のアトラクション10分+怒涛の喋り倒し10分にマーヴェル以降の作品の進歩を感じた。また息をつかせず展開していくくストーリーテリングが子育てそのものの即興性と強迫性を語の構造
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

2.5

2025.2/27

ほお、こういう感じかとなるラストだけど、終わった後に父親だけスルーされてることに気づき失笑してしまった。中年過ぎた男の家族内の重要性ってそんな感じ、それまでに好き勝手やり過ぎてて
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.5

2025.2/19

おばあちゃんの逝去の仕方の表現がめちゃくちゃ良かったし、お葬式もめちゃくちゃ良かった。

一見数奇な貝殻モンスターとの交流ファンタジーに見えるが、実際は孤独な男性(離婚ないしは別
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.0

2025.1/25

珠玉の小品的ないい映画。画面構成、セリフ、演技、スコアで大した出来事のないストーリーも飽きさせない監督の卓越した手腕。

「人生は鶏小屋のはしごのように短くクソまみれだ」
学食の
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

2.5

2024.12/17

前半は極才色の艶やかな書き込みで押しすぎてて演出がTVシリーズよりだいぶダサい。ずっと喋り倒しててモノノ怪シリーズのスリルと緩急を失ったように感じた。キャラが無駄に多くて扱いが
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ペドロ・パラモ(2024年製作の映画)

2.5

2024.11/13

フアンルルフォの幻想文学を映像化。に失敗したチャレンジ作品。

エンタメ性はありません。コマンという街のある金持ちの一代記。主人公はその金持ちの非嫡出子で母の遺言をもとにコマン
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愛なのに(2021年製作の映画)

2.5

2024.11/4

「群を抜いて下手です」

全男性即死魔法。

親が来たあたりのセリフが残念だった。そこはパンチラインを持ってきてほしかった。愛を否定するなとかプライバシーとか、安っぽいセリフにし
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

2024.11/4

80年代ファンタジー映画のスケールの大きさがありつつ、懐古趣味に陥ることなく、豪華と言えなければ(vsマーベル)十分ではある予算に作家性がついてきた稀有な作品だった。前作のリブー
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

2.0

2024.11/3

ロボットエイリアンとの地上戦CGアクションは悪くない。逆に、2011年でここまでCGできてるなら2020年代のSF映画の進歩微妙ではないかなと感じた。空中戦の宇宙船は動きに物理的
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.0

2024.10/31

Metacriticで批評家の点数が低かったので期待しなかったが十分に面白かった。ざっと評に目を通したところ、軒並み評価の低いエンタメ誌と評価の割れた高級紙で総合して低評価にな
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

3.0

2024.10/29

シリーズ3作目としてはぜんぜんアリ。クワイエットプレイス的世界で撮影された普通のヒューマンドラマ。スリラーやモンスターパニック要素は舞台袖や後景に引いている。カットが美しい構図
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

2024.10/23

つまらなくはないしこういう法廷劇をあまり見たことがなかったので新鮮だけど心理と内省の物語なのか法廷闘争の弁舌と論理の物語なのかどっちつかずで未消化感が残った。

当事者でないな
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.5

2024.10.11

ホラーやスリラーの手法をつないでつないで、ローバジェットでも飽きさせないリアルめのSF。

話のスケールのデカさとの対比で画的なチープさが過剰にならないようにラストバトルまで持
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.0

2024.10/5

ジャケット詐欺!中年タクシードライバーがパリの乗車客に悪態つくコメディかと思ったら老人ホームにこれから入居する90歳のおばあちゃんの人生を振り返る重めのヒューマンドラマだった。
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.0

2024.9/26

住民運動を移民が団結して成功に導く成功譚かと思いきや、早々に解体のための調査報告書で老朽化とアスベストが理由に出てくるために10代の主人公の修繕努力や取り壊し反対運動は挫折すると
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

2.0

2024.9/23

劇中劇としての『消えた女』はどこに行ったのか。『消えない男』になったからなんなのか。あらゆる設定がつながらないまま家族ドラマになって終わった。

豪華な役者陣の演技力に頼りすぎて
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

2.5

2024.9/19

初っ端からナレーション10分を穏やかに喋り倒しててうんざりした。

「炭酸飲むのやめてくれない?」で爆笑してしまった。

PSMとパニック障害の2テーマで混交させるには厳しかった
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きみの色(2024年製作の映画)

3.0

2024.9/15


中年が思い描いた理想の青春ぽかったことを指摘するのは少しにしておこう。そう、ボーンスリッピーお前のことだ。

テルミンのところで爆笑した。バンドやろうって声かけるやつがテルミン
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あんのこと(2023年製作の映画)

2.0

2024.9/15

虐待母の描き込みが少なくて母親が主人公に執着する理由がイマイチよくわからなかった。おそらく中年にさしかかって身体を売って生計を立てることが難しくなったので子である若い主人公に売ら
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.5

2024.9/13

脚本が圧巻。それに尽きる。ほとんど喋り倒してるだけで飽きることがない。

心理学や神経科学方面のリサーチもすごく詰めてそうな一貫性がある。コンセプト、リサーチ、会話劇の怒涛。逆に
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.0

私小説×幻想文学を現代日本を舞台に丁寧に描いた秀作。

複数のキャラクターの心理的葛藤と不完全ながらの成熟を描いており作品づくりへの真摯な情熱を感じる。

音楽で始まるけど音楽映画ではない。

新海誠
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好きでも嫌いなあまのじゃく(2024年製作の映画)

1.5

2024.8/2

古着屋の兄弟あたりから脚本が無茶苦茶。

序盤はなんとなくそれっぽいエモいシチュエーションを脈絡なくつないだ物語の仕組みになっており、ストーリーを物語ること自体が下手。

後半の展
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

2024/6/21

コンピューターグラフィクスがポリゴンポリゴンしててみすぼらしいけど、そこにフォーカスされないようにあの手この手で上手く手を入れて精度を上げているところに職人気質というか作品への自
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(2023年製作の映画)

3.0

2024/7/1

たけしらしい庶民派の思想に基づいた戦国コメディなんだけど、随所に画的に美しいシーンがあって満足度が高い。史実的にもそこそこ要所を押さえた物語構成になっててハチャメチャすぎる感じもそ
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

2.5

2024.5/10

圧巻!というわけではないけど現行のすべてのシリーズもの映画の中でも最も安定した質を保ってる作品群。

人間がほぼ出てこない前半はかなり新鮮でCGの進化とそれに合わせた作品世界の構
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

2024.4/24

原子爆弾の父としてのオッペンハイマーを期待して観に行ったけど、ロバート・オッペンハイマーとしてのオッペンハイマーを提供されてコレジャナイ感の濁流に飲まれた。

審問会の攻防がラス
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

2.5

2014.3/8

日本人によってこそ語られるべきクルド人の物語だった。この主題をしっかり映像化してくれたことに心揺さぶられた。

なぜ難民申請が許可されないのか。なぜ一時的な就労許可を出さないのか。
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恋は光(2022年製作の映画)

3.0

2024.2/24

話の筋にツイストが何回かあるので飽きずに見れるのがいい意味で邦画邦画してない。漫画の実写化のようだがキラキラエフェクトと画商の件以外は漫画っぽくもない。西野七瀬以外知らない俳優た
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.0

2024.1/28

メインキャラクター3人から見た同一の出来事を3幕で1人1幕ずつ見せていくというわかりやすい構成。

最終幕、満を辞して登場するレイプされた側の女の最初から最後までの地獄を生きてる
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

2.5

2024.1/22

映像は綺麗で余計な音楽もあまりなく格調高くて静謐としているが、話の核心となるSFギミックがテキトー。なんでそれが成立するの?って思っちゃう。たぶん映画じゃなくて小説だったらスッと
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

1.5

2024.1/20

こんな気色悪い映画見たことない。なんぼなんでも、SFだとしても、アニメだとしても、現実の道理から乖離している。世界観やSF設定よりも、人間というものの捉え方が根本的にぶっ壊れてる
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終わらない週末(2023年製作の映画)

2.0

2023.12/18

ぜんぜん面白くなかった。

なんか示唆してる風のカメラワークや出来事や音楽、会話、セットや小道具があって最終的に何も説明してないしラスト近辺を予想できもしない。仮に予想できても
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

2023.12/12

顔を出して泳ぐゴジラの雰囲気が素晴らしかった。

脚本と演技が臭い。ビジュアルは十二分に頑張った。話の展開のつなぎが下手で、その状況に置かれた人間はそうは動かないのではないかと
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