ホッソさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

ホッソ

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幸せのちから(2006年製作の映画)

2.0

この手のヒューマンドラマはちょっと上げて落として最後に上げるっていうのがお約束だと思うのですが、いくらなんでも落としすぎです。もはやフリーフォールです。
貧乏を否定する訳じゃありませんが、見てて辛いシ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

2.0

実話を元にした映画。しかしながら、どこまで実話なのか??
良いところはディカプリオとトム・ハンクス出てるところくらい。あと主人公が結婚しようとした女の子が可愛かったところ。
ルパンととっつぁんの関係み
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.9

この映画の良いところは人生で生きていて絶対に手を出さないようなジャンルにお互い挑戦しているところですね。
先入観や偏見などに惑わされず、新しい自分の一面を見つけることの素晴らしさを描いた、見ていて気持
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

2.1

戦争映画に美しさ・尊さを求めるな、という皮肉なメッセージを強く感じる作品です。戦争映画ではかなり異端な作品でしょうか。かなり好みが別れる作品だと感じました。
極限状態に追い詰められた人間の弱さを描いて
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メメント(2000年製作の映画)

4.7

推理小説のなどでよく使われる手法、信頼できない語り手。
この信頼できない語り手を主人公にしたのが本作メメント。かなり短いスパンでしか記憶できない設定なので、主人公自身何をしたのか、何が起こったのか分か
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

夢への潜入を題材にしたインセプションと設定が似ている(パプリカの方が古いのですが笑)アニメ映画です。
インセプションが理詰めでロジカルな路線なら、今作のパプリカは独創的でアート志向です。
同じ夢への潜
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.5

前情報一切無しで見たので、ピアノを弾いて戦争を止めるロボットアニメのマク〇スみたいなものかとタイトルから勝手に想像してました笑
とにかく悲しい。比較的ハッピーエンドなのですが、そこに至るまでが悲しい出
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.5

かなりいい意味でB級映画なのですが、前作と比べると勢いというか尖った感じは弱まった気がします。
前作は1度見たら忘れられない衝撃があったのですが、今作はマイルドというかパンチがあまりなかった気がします
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.7

日本サブカル X タランティーノっていう映画でした。
タランティーノといえば、大筋のシナリオは破天荒で荒唐無稽ですが、細かい設定や言動などはリアル志向で何故かリアリティを感じてしまう作品が多いのですが
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

やっぱりこの映画のベストな所は銃撃戦がかなり良いですね。特に音。腹に響くいい音響です。
シナリオは前情報一切無しで見たので、別にこれイラク戦争じゃなくてベトナム戦争でもよくね?って思いましたが実話だっ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとご都合主義感が強いですが、お年寄りに対する見方が変わる作品です。歳をとって時代についていけなくても、人間的に光るものがあれば人生は上手くいく、そういったポジティブなメッセージ性を感じました。>>続きを読む

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

武士道や日本人の在り方を問いかける内容なのですが、外国人であるネイサン(トム・クルーズ)を主人公に置いてることでより日本文化の美しさ・尊さが際立っています。
特によかったのが、小雪演じる、たかという女
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

証券会社が舞台なのですが、小難しい金融知識などは一切なくとも見れるエンターテインメント作品。ディカプリオはお金持ちキャラが本当に似合いますね笑
とにかく客に株を買わせる。現金化させるくらいなら煽って再
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.6

物語の大筋としては、戦争により政府かひっくり返って祖国が消失し、パスポートが失効して空港から出れなくなったある男の物語というものです。
このように見ると感動もののように見えますが、シナリオの進み方がコ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.4

大まかなシナリオとしては西部劇人狼ゲームでしょうか。
クエンティン・タランティーノ監督の荒唐無稽なB級シナリオとなぜかリアリティを感じてしまう演出・表現は相変わらずです。ジャンゴ〜繋がれざる者〜でもそ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

イングロリアスバスターズ。
直訳すると、不名誉なクソったれ。登場人物が何かしらどこかクソな要素があります。(褒め言葉です)
ストーリーは5章からなる章仕立てで、ドイツに潜入したユダヤ系アメリカ人とブラ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.8

前作がオーソドックスな少年漫画風な冒険物だったのが、今作は王の在り方・民主主義について考えさせるテーマで非常に見応えがありました。
正直、前作より面白いのですが、それでいてきちんと前作もおざなりにせず
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

インド映画はこれが初めてですが、非常に良かったです。
ストーリーはThe少年漫画の冒険物で王道of王道でシンプルです。
2人の王子の関係がNARUTOのナルトとサスケみたいでした。あれも確かインド神話
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フューリー(2014年製作の映画)

2.0

ナチスを肯定するわけではないですが、いくら何でも連合軍側に忖度し過ぎです。輸送車とは言え300人近くの歩兵隊をキャタピラの壊れた戦車1両と5人でここまでいい勝負する訳ありません。第二次世界大戦を題材に>>続きを読む

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

1.9

原題はFear,and Loathing in Las Vegas。日本で人気のピコリーモバンドの名前の由来の映画です。
シナリオはラスベガスで一稼ぎしに行くというシンプルなものですが、行き当たりばっ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.9

かなり新しい映画なのですが、西部劇のダサかっこいい雰囲気をきちんと大事にしています。もちろんダサかっこいいは褒め言葉ですよ?笑
映画は見てて楽しいから・気持ちいいから見るという、当たり前のことを再確認
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

本作冒頭20分のノルマンディー上陸作戦の映像は阿鼻叫喚で本当に圧巻的です。
焼ける死体、吹き飛ぶ肉片、血で染まる海。戦争をエンターテインメントではなく、あるがままの地獄として描いています。この映像部分
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.4

アニメから引き継ぎ、相変わらずの超展開&荒唐無稽なシナリオなのですが、本編の半分近くがミュージカル仕様になっていて、非常に耳に残る作品です
アンクルファッカーやカイルのババアはスーパービッチなど、つい
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

ドイツナチスの使っているエニグマの暗号を、天才数学者が解き明かし戦争を終結させるというのが本作の大まかなあらすじです。
この手の作品は普通、解読するまでが面白いのですが、本作はエニグマを解き明かしてか
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

とにかく家族を殺された女の子役のナタリーポートマンの演技が凄いです。
親子なのか相棒なのかはたまた愛人なのかよく分からないこの2人の間の空気感がたまりませんね。。台詞回しも非常にユニークで良かったです
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

とにかくTheヒャッハーのビジュアルと砂漠のマッチ感がたまりません。
それ意味ある?っていう機能が逆にこの世界ではかっこよく見えてしまいます(ギターの先から出る炎など)
中身が無さそうなシナリオに思わ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

本当に面白い、怖くて引き込まれるサイコサスペンス。
恐ろしいけど続きが気になって見てしまうといえばこの映画です。
グロやエロに耐性ある方は是非見て欲しい作品。
ラストは拍子抜けなのですが、それを差し引
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

知的なSF設定と荒唐無稽なカンフーアクションの塩梅が非常にいい感じです。
キアヌ・リーブスも今のような大物オーラがなく、いい意味で垢抜けれてない感じが非常に主人公像にマッチしています。
余談ですが色々
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.0

銃を撃つこと、すなわち人を殺すことの重みをこれでもかと堪能できる作品。
表紙はモーガン・フリーマンですが主人公はクリント・イーストウッドです笑
ただ惜しいのが、主人公自身が許されざる者として裁かれてい
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

大自然の圧巻の映像美・演出。これに尽きます。
生肉を食らうシーンはこちらもえづきそうになりますし、吹雪いてるシーンは寒気を感じるほどの臨場感。
しかしながらシナリオは復讐への再起一辺倒でかつ、台詞が少
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.9

前作よりアクションがパワーアップしていて見応えがあります。
テンポの良さは前作から相変わらず。サクサク場面切りかえしてくれます。
わりとどこシークバー持っていっても銃撃戦やってる感じですね
ただ、敵の
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.7

ストーリーや設定がシンプルなのもありますが、とにかくこの作品はテンポが圧倒的にいいです。
見てて途中でだれるってことは一切なくサクサク見れる作品です。
合間合間に入るキアヌのアクションがスタイリッシュ
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トップガン(1986年製作の映画)

2.8

プライドを傷つけられて不貞腐れたり、
子供みたいに喜んだり、おどけたり、
年上の女性に恋をして夢中になったり、
親友の死を心から悲しんだり、
色々な若きトム・クルーズの表情が見れる作品です。

ドッグ
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで虎の子のように大事に守ってきたジョン・コナーがターミネーター化し敵になるという超展開で、カルピスを水で薄めた3やシリーズの補完の4より退屈せずに見れます。
ですが、セリフ回しやシーン選びがとにか
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

2.7

ナンバリングというより外伝に近いです。
けっこう世間では過小評価されていたので、ふつうに良作って感じでした。
世界観が完全に荒廃したポストアポカリプスなので、過去作と比べると似たような舞台ばかりで映像
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

2.3

黒歴史というほど悪くは無いです。良くもないんですけど笑
前作はA.I.の脅威と可能性の両面を描いていましたが、今作は脅威という側面でしか描写されていません。
そのため、前作に比べてるとメッセージ性が非
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