ティミーさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

ティミー

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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.6

渡辺大知君が好きなので観てみたら、全くタイプじゃないけど奈緒さんの可愛いさにちょいやられた。又吉さんの原作は読んでないですが、小説を読んでるようなふわふわした感じの作品でした。あれは妄想だったのか、、>>続きを読む

この世の果て、数多の終焉(2018年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦末期のインドシナでのフランス兵士の“地獄の黙示録”
この頃のインドシナの凄惨な描写もありつつ狂気と愛も描く、、
こういう役はギャスパー・ウリエルはほんと上手い。ギャスパーのギャスパーボカ
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.6

ポーランド・イギリス・ウクライナ合作なのが頷ける内容でした。実話をもとにしているとは・・
全体的に暗めで地味でしたが、ジェームズ・ノートンとバネッサー・カービーの好演と、ピーター・サースガードの🍑にビ
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.5

パク・ソジュン、カッコよかった!
エクソシズムを題材にした作品は大好きなのでかなり期待しちゃったせいか、ちょっと物足りなさはあったかな。でも続編あったら観たい。

東京裁判(1983年製作の映画)

4.0

4Kデジタルリマスター版の再上映で鑑賞。インターバルを挟んでの4時間37分は正直長かったけど、2年半に及ぶ極東国際軍事裁判の内容を4時間に収めたということ、またこの裁判の訴因は1928年の満州での爆殺>>続きを読む

おもかげ(2019年製作の映画)

4.1

本作品のロドリゴ・ソロゴイェン監督が2017年に制作し、様々な国で評価を受け、昨年のアカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされた18分の短編映画「Madre」
(この時受賞したのは「SKIN」でし
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

公開を楽しみにしていたので10月の初日に鑑賞。
2014年に中国で起きた医療問題をベースにした作品は、ポスターの印象からは思いもよらない展開がいくつものあって、予想外に号泣しちゃいました。
この時期な
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赦し(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭 7日目鑑賞

長男に対し異常に厳格な父
寡黙な母
少年期の兄が弟に向けてしまった過ち。
過ちに至るまでのプロットはそれほど目新しいとは感じなかったけれど、音楽が一切かからないなかでの、
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国境の夜想曲(2020年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭 7日目鑑賞

先日鑑賞した“二月”のような詞的な要素の強い作品。ただし背景は全く違い、中東の紛争地帯を映してゆくドキュメンタリー。
こういった作品は公開される可能性はあまり高くなさそう
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.9

東京国際映画祭 7日目鑑賞

当初、鑑賞予定には無かったんですが、評判の良さで急遽鑑賞。座席取れてよかった😌
テーマが独特なだけあってか、展開も独特。
記憶喪失と新しい自分プログラム。
なるほどリンゴ
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家庭裁判所 第3H法廷(2020年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭 5日目鑑賞

米フロリダ州の裁判所。虐待等の問題を理由に保護された子どもたち。その子供を親の元に戻すか否かの審議の様子を映したドキュメンタリー作品。
次々に映し出される親、子供、里親、
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二月(2020年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭4日目 鑑賞

少年、青年、老年期、季節の巡りの中で
人間は生きて行く
終始静かに進む内容で、人生を見つめ直したり、何かに迷ったときに見るにはもってこいの作品なのかなぁ。
ほぼ音楽無しで
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ノー・チョイス(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭4日目鑑賞

今年チョイスしたイラン作品の2作品目
先日鑑賞した“ティティ”でも描かれていた代理母による代理出産。
代理母出産が、イランの貧困層にとっての収入機会となってることが、2作
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オマールの父(2020年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭4日目鑑賞

「オマールの父」
パレスチナ人の父親とイスラエル人女性が出会うロードムービー
かたや子を亡くし、一方、子供を宿している真逆な立場の二人。
イスラエルの医療とパレスチナの医療
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風が吹けば(2021年製作の映画)

3.6

『東京フィルメックス』のコンペティションの作品をヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞

つい2日前にアルメニアとアゼルバイジャンが完全停戦に合意した係争地“ナゴルノカラバフ”
本作品はこの地区に再建さ
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ティティ(2020年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭2日目鑑賞

昨年の映画祭で観たイラン作品の
「50人の宣誓」が好きだったので、今年は迷わずイラン作品を2作チョイス。
まず1作品目が「ティティ」
ロマ女性のティティと物理学者の出逢い。
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チャンケ:よそ者(2020年製作の映画)

3.7

東京国際映画祭2日目鑑賞
中国人の父と韓国人の母
父との確執

青春
移民のアイデンティティ

そうか、台湾のパスポートでは韓国に生まれて育ったとしても市民権は得られないのか。
韓国で生きる華僑、家
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.9

東京国際映画祭2日目鑑賞
「皮膚を売った男」🇹🇳🇫🇷🇧🇪🇸🇪🇩🇪🇧🇭🇸🇦
これまたどんな内容なのか興味津々でしたけど、面白かった。今回観た作品のなかで一番完成度の高い作品かも。
シリアの国内事情から内
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悪の絵(2020年製作の映画)

3.9

東京国際映画祭2日目鑑賞

「悪の絵」🇹🇼
犯罪者の描いた作品に罪はあるのか?
それが殺人犯の作品ならば、、
作者の名前がわからなくて、作品が好みなら認めちゃうかもな。
でも後から、作品のバックボーン
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私は決して泣かない(2020年製作の映画)

3.7

東京国際映画祭初日鑑賞。
こちらも内容がわからずのままの鑑賞でしたが、なかなか良い内容でした。
ポーランドの17才オラの青春を描いた作品。青春ものはあまり得意では無いのですが、主人公オラのキャラクター
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭初日鑑賞
前作“アンチヴァイラル”でも独特な世界観を描いたブランドン・クローネンバーグ監督の長編作品第2弾。
美しい映像に、性器の生々しさ、頬に開く穴、首にめりこむ、、どぎつい描写。。
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遺灰との旅(2020年製作の映画)

3.7

東京国際映画祭初日鑑賞
今年観ようと思っている作品は、
予告は見ずに、題名と制作国でチョイス。
なので会場で初めてポスターを目にして驚くことが多いんだけど一番驚いたのが本作。シリアス系な作品かと思って
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.4

なるほど、時間と未来をこんな風に見せるのは面白い。それを普段の生活の中のほんと身近な出来事として描いてるのは面白かった。
撮影とかも相当工夫してるんだろうなぁ。
ただ作風は自分に合わなかったかな。
T
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.8

題名もポスターもそして内容も好きでした😁

真実を知る側の言い訳と、噂の内容しか知らない側との会話のズレ感とか、
ちょい強そうな感じな風貌とめっちゃビビりな感じとの落差とか
子供の放つ無垢な言葉ほど怖
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殺人狂騒曲 第9の生贄(2019年製作の映画)

3.0

ポスターのビジュアルと題名に惹かれて、
上映回数もめちゃ少なかったので頑張って予約しました。

頑張った甲斐、、
うん、あまりなかったかなw
猟奇殺人・オカルト・ミステリー・アクション。色々なジャンル
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.4

シャイアの自伝的作品だからとずっと楽しみにしていて、
映画館で予告を観る度に泣いて、、
公開初日に観ようと決めていて、、、
公開当日になっても期待値ダダ上がりで、
こんなに期待値上げたらヤバいと思って
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.5

10/16からNetflixで配信されるので
主な出演者と簡単な感想を。

エディ・レッドメイン
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
マーク・ライアンス
サシャ・バロン・コーエン
ケルヴィン・ハリソンJr
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

4.2

「ある画家の数奇な運命」を先週末に
鑑賞してきました。
上映時間3時間9分という長時間作品で
集中力が持つかなと思っていましたが、
全くの杞憂に終わりました。

ナチス政権下のドイツ、戦後の東
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

3.8

通常版の公開時に見逃し、IMAX上映だった完全版も見逃してしまい、映画館で観たいなぁと思っていた作品。
ディレクターズ・カット版上映のタイミング合ったのでやっと鑑賞できました。
上映時間191分とかな
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.6

ニコラス・ケイジ作品を映画館で観るのは「俺の獲物はビンラディン」以来。
ニコラス・ケイジは相変わらず上手い。
特に声質が凄く好きだからか安心感があるんですよね。
作品自体は全く安心出来ない内容でしたけ
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剣の舞 我が心の旋律(2019年製作の映画)

3.5

浅田真央ちゃんが2009年、10年のショートとフリープログラムで使用した楽曲が「仮面舞踏会」なんですが、この仮面舞踏会の作曲家アラム・ハチャトゥリアンのお話しということで鑑賞。
メインストーリーは「剣
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

予告を目にする度に期待値が上がっていたものの、この少年の年代のストーリーに果たしてついて行けるのか??とずっと不安だったんです。が、そうか、90'sだった!って思ったら楽しい気持ちで鑑賞できました。>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

同じ年にドラン作品を2作も観られるのは嬉しい限り。
期待値あげるクセがついているので、本作はかなり落ち着いた気持ちで鑑賞。

人物に寄せて表情をみせるカメラアングルや美しい情景をさしこむ映像
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.8

IMAX版上映を見逃したのでドルビーシネマで鑑賞。
ドルビーシネマの映像美とドルビーアトモスの音響、素晴らしかった!
映画館で全編を観るのは初めてだったけど
これは映画館で観られてよかった。
ワルキュ
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お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.8

面白かったなぁ
会話劇の中で繰り広げられるあれやこれやに笑かしてもらいました。
まさかのまたまさかの関係とかw
こういう内容を映画にできるのドイツの懐の深さもあるのかな。
配信来たらまた観たい

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.7

リトル・ショップ・オブ・ホラーズみたいな感じを想像してたら違ったけど、
外堀からうめられてくような・・ジワジワ、ゾワゾワな不穏な空気感が好きでした。ベン君、久々に見たしな。はよQ観たいなぁ。