Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

2.0

タイトルとジャケットのイメージと本編の隔たりがあまりにも大きすぎるし、思っていた以上に訳の分からない展開が多すぎて、疲れた。唐突に長山洋子の"春はSA-RA SA-RA"が流れ始めた冒頭がハイライトだ>>続きを読む

トッツィー(1982年製作の映画)

4.2

売れない役者が女装したらオーディションに受かってしまい人気者にのし上がってしまうドタバタ加減が絶妙に面白かった。演技に対しての熱量が凄すぎる役者マイケルが本来のダスティン・ホフマンそのものという感じが>>続きを読む

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.5

高校バスケを人生の一瞬のハイライトととして考えないで、しっかりと学生としての本分を努めさせるカーターコーチのやり方や考え方が日本の体育系の部活に特に必要なことだなぁとしみじみ思った。バスケの試合も白熱>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

子育てと仕事の両立に悪戦苦闘し、時には感情的になりがちながらも父親として成長していくダスティン・ホフマンの演技がリアルすぎてドキュメンタリーを観ているかのようだった。初めと終わりにあるフレンチトースト>>続きを読む

ある愛の詩(1970年製作の映画)

3.0

フランシス・レイが手掛けたテーマ曲が雰囲気とストーリーにぴったり。ライアン・オニールとアリ・マッグローの組み合わせは良かったが、結婚するまでの展開早すぎたので、付き合うに至るまでの過程をもう少し丁寧に>>続きを読む

エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち(1997年製作の映画)

2.2

ベニチオ・デル・トロがとにかく若すぎ。どことなく、ブラピに見えなくもないビジュアルなのに驚いた。狂言誘拐から発展するラブコメディと面白そうな響きではあるのに、パンチに欠け、臭い台詞回しが多く大分物足り>>続きを読む

1984(1984年製作の映画)

2.0

ディストピアを描いたストーリー。映画"未来世紀ブラジル"のようなユーモアなど一切なく、設定がかなり複雑になっているうえに、ひたすら閉塞感と絶望感が漂うとてつもなく暗い世界観に鑑賞後、気分がどんよりして>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.0

前科をいくつも抱えるスーパー問題児の癖に数学の難問をあっさり解いたり、ハーバード大のいけ好かない奴を軽くやり込めてしまう場面があった初めの方は良かった。しかし、ウィルの知能の高さやバックグラウンドが特>>続きを読む

いとこのビニー(1992年製作の映画)

2.5

ジョー・ペシの輩にしかみえない新米ポンコツ弁護士こそよかったものの、つかみ以上に面白い展開にはならなかった。コメディ全開ではなく、思っていたよりもストーリーがかなり真面目にリアルな裁判をやっていたのに>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.5

西部劇というジャンルでありながら、3時間近い長さが気にならずに鑑賞できた。特に、後半のアクションと展開が笑えるくらいにスピーディー過ぎた。襲撃する際に白頭巾を被るのか被らないのかの言い争いシーンがウケ>>続きを読む

ふたりにクギづけ(2003年製作の映画)

3.5

腰の部分で繋がる結合双生児を温かいユーモアで描いた作品。知的で硬派な役のイメージが強いマット・ディモンが極度のあがり症なうえに、演劇をする兄にくっついているだけで何もしないのがウケた。オスカー主演女優>>続きを読む

チャンス(1979年製作の映画)

2.2

数十年間、屋敷の外に出たことがない読み書きができない男のサクセスストーリー。コメディを期待していただけにおちゃらけた感じは全くない淡々と進んでいく社会風刺の効いた話に肩透かしを食らった感じが否めなかっ>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.5

利発でハンサムで性格も良く育った養子の母親探しから起こるハプニングを描いた作品。多めの下ネタすらもウディ・アレンワールドにおいては知性すら感じさせるジョークにさせてしまっている。リンダ役のミラ・ソルヴ>>続きを読む

すてきな片想い(1984年製作の映画)

4.0

タイトルから想像していたよりかは大分コメディ寄りの内容ではあったが、10代ならではの恋に純粋な感じもちゃんと盛り込んでいるうえに面白い効果音や笑える場面も多くあってよかった。両親に無理矢理ダンスパーテ>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.5

祖国を追われた男たちの背景を描いた前半が長く感じてしまうものの、本編のニトログリセリンの運搬が始まってからは、生死と隣り合わせの無理難題の連続にハラハラしっぱなしだった。トラックがボロボロの吊り橋を渡>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

2.5

タランティーノ監督にしてはユーモア溢れる台詞回しやインパクトのあるシーンが少なく地味な作風だった。美人だけど常にラリっているブリジット・フォンダと他の出演作品からは考えられない程ポンコツなデニーロが印>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

子供向けSF教育アニメ”ブリグズビー・ベア”が人生の全ての青年のこれ以上ない程のヤバめな奇妙なストーリーにも関わらず、良い意味で予想を大きく裏切ってくれて、独特な世界観に不思議なくらいに惹かれてしまっ>>続きを読む

悪魔のシスター(1973年製作の映画)

3.2

インパクトのあるタイトルから想像されるストーリーとは異なっていたが、サスペンスとは思えないバラエティ番組から始まるつかみや殺した時に流れるおどろおどろしい音楽など随所にデパルマ監督のこだわりが楽しめる>>続きを読む

コブラ(1986年製作の映画)

3.0

硬派でムキムキ過ぎないスマートなスタローンがカッコ良かった。敵の狂信的な虐殺集団の目的がイマイチパッとしなかったり、悪役としての魅力が全くなかった。嫌な警部役のアンドリュー・ロビンソンに目がいってしま>>続きを読む

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.0

前作同様、潜入捜査中なのにアメフトや恋愛など本当の大学生以上にエンジョイしている姿が面白かった。途中で発覚するハプニングが1番笑えて盛り上がった。続編を期待してしまう遊び心満載のエンディングまで楽しめ>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

3.5

死体入りの箱の上にご馳走を並べてパーティをする挙句、パーティに呼んだのが、死体の被害者の父や恋人たちというなかなかのイカれっぷりなのに、こうもお洒落なサスペンスになるのは流石はヒッチコックというところ>>続きを読む

ドリラー・キラー(1979年製作の映画)

2.0

電気ドリルで人を殺しまくるという設定自体はB級ホラーらしくアリであったものの、映像やストーリー、主人公の頭がおかしくなっていく過程に粗さが目立ちすぎて、何をやっているのかあまり把握できなかったし、終始>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

2.5

エンタメ要素皆無の、のっけから容赦のない残虐行為や絶望感が満載のフレンチホラーらしく、練られたストーリー展開以上に疲労感やトラウマが残る作品だった。2人の巨漢とガリガリの暴漢の対比的なヴィジュアルも怖>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.7

コメディという感じではなかったものの、タイピングのコンテストで世界一になるためにあらゆる特訓を積んでいるシーンがスポ根漫画みたいな感じで面白く、1950年代のフランスのお洒落でレトロな世界観も相まって>>続きを読む

クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

2.5

サスペンス系ラブストーリー。出だしから予測不能な展開が続き、アカデミー脚本賞受賞作品だけのことはあって、サソリとカエルの寓話を語る場面など記憶には残るインパクトとはあった。しかし、話が凝りすぎている分>>続きを読む

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.2

2人組の正反対の新人警官が麻薬捜査のため高校に潜入して、ヤクまでやってラリったりとバカやりまくるコメディアクションで面白かった。イメージとは違うクラスにそれぞれ配属されたり、予想していない活躍もあって>>続きを読む

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

2.2

若い彼女と付き合っているアンソニー・ホプキンスがバイアグラを服用するしたり、同じスポーツジムの会員にボコボコにされたりと今までのイメージとかけ離れた役柄をやっていたのに、ストーリーが全然ハマらなかった>>続きを読む

最凶赤ちゃん計画(2006年製作の映画)

4.0

小人症の男が赤ちゃんになりすます話。前半は下品なネタやブラックネタが多いだけであったが、中盤以降はカーチェイスやアイスホッケーの試合観戦中の乱闘、親子フットボールなど笑える場面が多く、主人公の夫が育児>>続きを読む

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.0

ストーカーを描いた映画としてはまだ先駆けではあるので、無駄な場面の多さや所々荒々しさが残るサスペンスとしては惜しい作品ではあるものの、スイッチが入ったら見境なくキレる、メンヘラストーカー女イブリンが印>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

1930年代のハリウッドの華やかな世界やジェシー・アイゼンバーグの業界に染まってないウブな感じ、思わぬハプニングなど前半は面白かったが、後半以降、印象に残るシーンがこれといってなく失速してしまい残念だ>>続きを読む

マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.0

少年マコーレー・カルキンの甘酸っぱくも成就することのない初恋の話かと思いきや、女の子の方が主役だったのに戸惑ってしまった。11歳の少女のストレートな純粋さと大人と子供の間で揺れ動く複雑な感情の描き方が>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

介護士のドリスが障害者のフィリップに対しても健常者と変わりなく接したり、他の人にはない彼なりの優しさにほっこりした。2人の関係や立場が危うくなるようなアクシデントが1つや2つあった方が感動したかもしれ>>続きを読む

赤い影(1973年製作の映画)

2.5

ヴェネツィアの美しい風景と終始漂う不穏な空気のコントラストや赤を使った視覚表現がニコラス・ローグ監督ならではのセンスを感じるが、想像していたよりも難解なストーリーであったため一度観ただけでは理解できな>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

2.2

無愛想で無口なうえに喧嘩っ早すぎる主役のケイシー・アフレックの淡々とした抑揚のない日常のストーリーがずっと続いて、終始重苦しい雰囲気が充満していて、これといって感動するシーンもなかった。精神的なダメー>>続きを読む

ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

4.0

ジム・キャリーの度がすきだ行動を繰り返す頭のおかしい気持ち悪い男役がハマってた。脇役もジャック・ブラックやオーウェン・ウィルソンが出ていたり、映画の小ネタも挟んでいて面白かった。家族でポルノワード当て>>続きを読む

忘れられない人(1993年製作の映画)

2.5

マリサ・トメイが“ラブ・アゲイン”の印象しかなかったなかったからえらい若くて驚いた。主演の2人の純粋な感じの役柄と見た目があまり合ってなかったうえに、ストーリーも単調気味で盛り上がる場面が特になかった>>続きを読む