Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.7

半年で35回もクビになる気性の荒い自由な感じのラテン系のヒロインのカルメンが良かったし、サクッと観れて、ラストまで楽しめる作品だった。トム・ハーディがあまりにも3枚目役すぎて終盤になってようやく気がつ>>続きを読む

ドアーズ(1991年製作の映画)

2.5

ジム・モリソン役のヴァル・キルマーやその恋人役のメグ・ライアンはよかったが、内容が大衆向けというよりかはドラッグでトリップしている場面が多い、少々カルトチックであったため、ドアーズを良く知らないとのめ>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

天才少女のメアリーが学校でトラブルを起こすも普通の学校や生活に馴染んでいく感じに話が進んでいた方がよかった。親権の裁判がメインになってからは”アイ・アム・サム"とやたら既視感があるなぁと思いながら観賞>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

5.0

タイトルからは想像もつかない程の重厚なSFサスペンスなうえに、序盤からクライマックス並に盛り上がって、ラストも最高だった。そして、何よりも父と息子の親子愛の描き方が素晴らしい。息子の呼び方が”チーフ”>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

2.2

ヴァンパイアを取り扱ったお洒落な作風ではあるもののホラーとしてもコメディとしてもいまひとつだった。シュール方面に全振りしすぎたせいで、最初から最後までゆる〜い感じで話が進んでいき、インパクトが足りなか>>続きを読む

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

2.0

オスカー主演女優賞受賞者が3人も出演しているのだが、三者三様のストーリーがどれも暗く重たく、どの女優も心に闇を抱えた人達ばかりだったうえに、イマイチ繋がりがよく分からない難解な映画で観ていてしんどかっ>>続きを読む

ヘンリー(1986年製作の映画)

2.2

せっかく、実在するシリアルキラー、ヘンリー・リー・ルーカスを扱っているわりには淡々としたストーリーで、惹きつけられるシーンが圧倒的に不足していて残念だった。相棒のオーティスの気持ち悪さの方が目立ってい>>続きを読む

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.7

インド映画のサスペンスは初めてで苦戦する部分もあったが、地下鉄で無差別毒ガステロが発生するつかみからしっかりとしたストーリー展開でラストまで見応えのある作品だった。美しいヒロインと心優しい警官のコンビ>>続きを読む

9か月(1995年製作の映画)

3.5

カッコいいけど父親になる自信がないヘタレの主人公はヒュー・グラントにピッタリだった。ロビン・ウィリアムズのロシア人の変英語がデタラメの変な医者役もよくて、病気に向かうまでのドタバタ劇の場面が印象に残っ>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

2.5

主役のワシントン・ポストの記者を演じるダスティン・ホフマン、ロバート・レッドフォードは華があるものの、ウォーターゲート事件についてあまりにも無知すぎたため、事件に関わっている者の名前が大勢出てきて1度>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.7

入れ替わりものらしく、コメディの方が強めではあるが、ホラー要素もしっかりあって、期待通りの面白さだった。ブギーマンを彷彿とさせるヴィンス・ヴォーンのデカイ体格を生かした殺人鬼役はハマり役だったが、キャ>>続きを読む

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

2.5

ロビン・ウィリアムズの良い人だけど精神的に病んでいるパリー役は適役てはあったものの、カルトチックな独特な世界観をテリー・ギリアム監督に期待していただけに、ファンタジー感はあるが全体的に普通な感じの今作>>続きを読む

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

2.5

主人公の少年ジョシュのチェスの才能が突然開花するつかみこそ良かったが、ジョシュとジョシュの父とのチェスに対する気持ちの温度差が出始めてから暗い雰囲気になってしまったため、自分が求めていた感じと隔たりが>>続きを読む

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

2.2

想像していたよりも派手なアクションやあっと言わせる展開もなく、淡々とした会話劇がひたすら続いて実際の上映時間よりもとにかく長く感じてしまい退屈だった。ヴィンス・ヴォーンはコメディの方がやはり合っている>>続きを読む

最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

3.7

前作に引き続きブラックの効いた国際ジョークが相変わらず飛び交っていて、それぞれ別の国へ移住宣言した婿たちをフランスに留めるためにあらゆる手段を講じる今作も楽しめた。一度、生ハムの原木ごと購入してみたい>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

ファッションモデルと強すぎる暗殺者の2つの顔をもつヒロインが魅力的で、特に前半のレストランで大暴れの戦闘シーンがカッコ良かった。ストーリーも色々なことが次々と起こって、盛り上がる展開が多くて飽きさせな>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

あらゆる語学に精通している博士号も持たない落ち着いた学者役をいつもキレた役ばかりのメル・ギブソンが演じているのは新鮮だった。狂人役のショーン・ペンの演技力の高さも相変わらずではあるが、辞書作りの場面が>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.0

遊び呆けているだけと思っていた同級生たちも自分たちと同様の良い進路へ進むことに愕然とするシーンが面白かった。しかし、予告で期待値が上がりすぎたり、後半以降のハジケ具合が弱かったため、盛り下がってしまい>>続きを読む

サブウェイ(1984年製作の映画)

2.2

良かったのは最初のカーチェイスから地下鉄と地下道へ逃げるとこまでで、ローラースケートの男やらドラマーの男やら奇妙な連中と交流した辺りから急激につまらなくなった。パリの地下を利用した逃走劇を期待していた>>続きを読む

悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

3.7

今作はホラーよりもチェンソー対決やレザーフェイスの恋などコメディ路線に切り替わっているが、これはこれで楽しめた。食卓にファミリーが集結してからのヨボヨボのじいちゃんにハンマーを持たす流れは鉄板ネタすぎ>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

ホラー映画のバイブル。最初から最後まで狂気と恐怖がノンストップで続くため、もはや芸術性すら感じてしまう程であった。最初にレザーフェイスが登場するシーン、食卓にファミリーが集結するシーン、ラストなど好き>>続きを読む

血みどろの入江(1970年製作の映画)

2.5

"13日の金曜日"に影響を大きく与えたスプラッターホラー。最初から最後まで、強引な感じでストーリーが進んでいって、ミステリー?かなと思ったらそういう訳でもないし、ラストのオチぐらいしか印象に残らなかっ>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

3.7

主人公の父親の息子への愛情表現が暴走しすぎていて狂気じみていた。ピアノに対する重圧で精神に異常をきたしてしまう主人公ではあったが、ピアノに救われてよかった。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を弾くシーン>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

3.0

地球外生命体の存在を信じて研究に没頭するジョディ・フォスターとマシュー・マコノヒーがカッコ良すぎる。神がどうだとか、宗教色や政治色を強くしすぎたため、純粋にSFとして楽しむことが出来ずじまいで終わって>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.5

フランス料理に興味が湧く映画。メリル・ストリープ演じる料理研究家のジュリアとそれを支える夫のストーリーが面白かった。しかし、家の狭さに文句を言ったり、失敗する度にヒステリックになるもう1人の主人公のジ>>続きを読む

ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.5

"池袋ウエストゲートパーク"の様な個性豊かなギャング集団がうじゃうじゃいるNYの地下鉄怖すぎる。ごろつき共のくせに異常に喧嘩が弱かったり、顔に”KISS”のようなペイントをした集団とかオーバーオール集>>続きを読む

知らなすぎた男(1998年製作の映画)

4.2

王道的な展開の90年代のコメディでとても観やすく、最初から最後まで一貫したブレない面白さがあった。訳がわからないまま、マトリョーシカを使ったコサックダンスをロシアの舞踏団と大観衆の前で披露していたシー>>続きを読む

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.0

ホラーだった前作をコメディ寄りにシフトしすぎたせいで、演者のテンションと顔芸で乗り切ろうとしている感があって、色々とうるさすぎた。山荘の持ち主の考古学者の娘とその仲間たちの見た目の老け具合やファッショ>>続きを読む

エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

4.0

主人公リプリーのトラウマに立ち向かう勇敢さ、絶望的に強すぎるエイリアンたち、前作のホラーテイストは残しつつもアクション色が強くなっていて面白さがパワーアップしている続編だった。女戦士のバスクエスの一際>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

正体不明の生命体に翻弄される宇宙船の乗組員たちの恐怖感や緊張感が画面越しでひしひしと伝わった。トラブル発生時のファーストアクションが最重要だということを思い知らされた。猫のジョーンズが良いアクセントに>>続きを読む

ロアー(1981年製作の映画)

3.5

CG一切なしの本物の無数のライオンやトラを家の中に放し飼いしている家で起こるパニックが常軌を逸しているのだけれでも、どことなく滑稽かつ猛獣とはいえどもネコ科であることには変わりないので動物たちに癒され>>続きを読む

スティーヴン・キング 痩せゆく男(1996年製作の映画)

2.5

130kgの巨漢やり手弁護士がジプシーの長老に呪いをかけられて、摂取カロリーにかかわらず、ダイエットの範疇を大きく超えてみるみる痩せていくつかみがよかった。ジプシー達との対決になってから大きく失速して>>続きを読む

3人のゴースト(1988年製作の映画)

4.2

現代版クリスマスキャロル。クリスマスだろうと気に入らない奴は容赦なくクビにしたりする、ビル・マーレイの傲慢で守銭奴なTV会社の社長のキャラが改心するストーリーが面白かった。名前を読み上げさせて、プレゼ>>続きを読む

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

2.0

ストーリー展開が密室での会話だけで抑揚もなく淡々と進んでいくので、グザヴィエ・ドランをよほど好きでもない限り楽しめない映画だった。全体を通して、やろうとしていることが自分には意味不明すぎて分からなかっ>>続きを読む

ドリームハウス(2011年製作の映画)

2.2

タイトルに加え、ストーリーもホラーっぽくないし、サスペンスとしも二番煎じ感が拭えなかった。後のリアル夫婦となる、ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズの美男美女夫婦もなんだか物足りなく終わってしまい残>>続きを読む

ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)

3.7

前半はラブロマンス多めで、油断していたら後半から面白くなってくるサスペンス。話も90分くらいで観やすく、人間の嫉妬深さからくる愚かさの描き方が良かった。同じスペイン産のロスト・ボディやインビジブル・ゲ>>続きを読む