linenさんの映画レビュー・感想・評価

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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.7

今年の流行語大賞にもノミネートされた、「カメラを止めるな」を彷彿させる話題作。監督が自身の財産をかけたという裏ネタも聞いた。近くの映画館でも上映される事を知り友人を誘って鑑賞。
キャッチーな題名から連
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.1

ロマンス編に続き鑑賞。
単発ドラマの運勢編を観てからがオススメ。ゲスト詐欺師の広末さん参戦なので。
今度は台湾・マレーシア・シンガポールが舞台。大富豪ミシェルフウの遺産狙うも思惑が外れ、すぐ撤退するど
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

ミーガンはModel 3 Generative ANdroid(第3型 生体アンドロイド)”のこと。
話題性もあり、S2制作も決定との事で鑑賞。時折ミーガン自体にB級感滲ませながらも、安定した面白さだ
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.7

マルタ共和国でのラストゲーム。歴代のゲストも登場しての集大成。
裏切らないコンフィデンスマンの世界。最後まで満喫。壮大な子猫ちゃんたちも交えて豪華な作り。時系列が行ったり来たりするけど、歴代の作品を見
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

「役に立ちたい」
アカデミー賞視聴効果賞受賞🏆で
話題となり慌てて鑑賞💦アメリカ映画と比較し、かなりの低予算でクオリティの高い作品と日本の特撮文化に注目が集まる。
そんなサイドストーリーも相まって、本
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.0

主人公はホスピスで暮らす、女性サミラの日常から始まる叙情的な作りで脚本が好み。
クワイエットプレイスは1・2とも鑑賞済み。突然空から降ってきた、音に敏感な謎の凶暴な生命体から逃げ惑うストーリーだという
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.2

公開当時からclipしていた作品。
原作未読。思いの外良作ですね…
何ともいえない優しい物語に、映画館だったら号泣だったかと。

BL好きな女子高生と老婦人がたまたま本屋で出会い交流が始まる。
BL好
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.6

clipしていた作品👖
流行りのファストファッション店が舞台。新製ジーンズのキャンペーン前日、従業員は徹夜で準備に追われる。序盤からしっかりジーンズが動き出し、目を覆いたくなるようなシーンが出て来るの
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

「怪物だーれだ」
の通り、始終その事を考えながら鑑賞。観ている間、ずっと考えさせられる。観るなら前情報無しで。映画宣伝のインタビューで安藤サクラさんの「騙されたー」も印象深く、見届けようと。
地方都市
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.5

知人に誘われて鑑賞。
中村倫也さん主演つつも日村さんの圧倒的な存在感。全体的にコメディエンヌな作りで、気軽に楽しみつつ、「家族」ってなんだろうと再認識させる。宇宙人という設定なのだから宇宙を感じさせる
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

初見。約20年前の作品とはびっくり。
小林聡美さん片桐はいりさんもたいまさこさんと、個性的な3人が独り身で逞しくかつほのぼのと生きている姿は、憧れもありほっこり見れた。
フィンランドのヘルシンキで1人
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

評判の低さにつられて、期待せずに鑑賞するも、後を引く面白さだった。
鑑賞してから大分時は経っているのだけれど、時折頭の中に振って沸いてくる。時間の概念が突然変わったとしたら…どのホラーよりリアルで怖い
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.8

「アバウト・タイム」で馴染みのビル・ナイ主演で楽しみにしていた映画。かつ黒澤作品のリメイクとの事で期待値は上がる。
舞台は1950年代のロンドン。一人息子の父親である、ある男性の物語。昨日まであたりま
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.9

前半はTV版「遊郭編」のラスト2話。TVの始まりと同じタイトルで⁇エンドロールも何回か流れて⁇ってなった。スクリーンで決闘シーンは大迫力。無限城の美しさ。
無限列車編で一気にハマり、大人買いした単行本
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

やはり「エスター」を予習してからがオススメ。「エスター」とは別物な感じ。

ここからネタバレ↓
これを見るにあたって、映画館に行く前に「エスター」を再度鑑賞。1回目はただそこはかとなく怖い…の印象も、
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

人に説明するのが難しい映画だけど、
なかなか見応えのある作品。
コリンファレル演じる主人公パードリックは、癖のない気持ちの優しい男性。毎日14時に共にパブへ出かける友達コルムから突然絶縁される。普通に
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

有村架純さん演じる等身大の飾らない女性。
元風俗嬢だけどあっけらかんとオープンに弁当屋さんの売り子のちひろさん。地元の皆々の心の隙間にさりげなく寄り添ってくれ繋がっていく。
憂いげなちひろさんの生い立
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

キャッチーな題名と、土屋太鳳さんが3度出演オファーを断ったエピソードで当時話題になった映画。ジャンルはサスペンスホラーになるのかな?想像を超えて面白かった。結末より過程が特に。
土屋さん演じる、児童相
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

「幸せなひとりぼっち」のハリウッドリメイク版。「フォレストガンプ」の時に感じたような、名優トムハンクスらしい作品。

町内の口うるさい親父のオットー。皆に嫌われ、追い出される様に会社も辞めてしまう。毎
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

ドラマの各ゲストが皆登場。どこで登場するか宝探しの様な物語。ぜひドラマ版鑑賞後がオススメ。今回のゲスト、三浦春馬さん竹内結子さんも流石の存在感。ドラマのテンポ感変わらず安定した面白さ。
新弟子ちゃんモ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.4

初IMAXで年明けから鑑賞。迫力満点。
10年前鑑賞し楽しみにするも実際はあまりに惹かれず、映画館に行く事を躊躇っていたが、家族を誘ってイベント的な感じで楽しい一年の始まりになった。
やはりアバター自
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幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.6

主人公がブライズメイドの達人で、自分の事を後回しにしてるこじらせ女子の物語。
ブライズメイドは花嫁をサポートする介添人。複数人いて結婚式の準備から手伝い、当日は結婚式の立会人やフォローしたり、揃いのド
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

孤島にある、超有名シェフのレストランに招待された12人の客が訪れる。何やら不穏な空気が漂う中、ただ事では無いフルコース料理が振る舞われる。どんな終焉を迎えるのか…
シェフのいびつな料理展開には全く共感
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

時代は1920年。インドがイギリスの植民地だった頃の物語。
2人のカリスマ性のある男性2人が、それぞれの大義のなか、友情を深めつつ懸命に生きる姿を見せつける。度迫力なアクションシーン連発。観るなら是非
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

富山を舞台にほっこりしたい気持ち満々で鑑賞も、少し思っていたのとは違った。
「ムコリッタ」とは仏教用語で、1日の30分の1位の時間の単位を指すとのこと、と始めにことわりがでた。

各々が抱える生きづら
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

4.1

馴染みのイントロが流れていつもの世界観へ誘う…壮大なダウントンアビー城をバックに、4世代の家族達勢揃いの大団円のシーンで序盤から圧巻。トム・ブランソンの結婚式に、皆勢揃いでこちらも幸せな気分に。今回は>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

伊坂幸太郎原作✖️ブラッドピット主演
で話題の作品。我らが真田さんも登場。
日本が舞台。東京〜京都間を走る新幹線にある任務のため乗車したブラピが命を狙われる。ブラックコミカルな描写。
ポケモンらしきマ
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シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~(2019年製作の映画)

4.4

人を想う気持ちに溢れている。
ハートフルで涙しながら鑑賞。
ストーリー展開は至ってシンプル。

軍人基地に住む妻たちのコーラス。
事実を基にした物語。彼女達をきっかけに今では多くのグループが実在するそ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

2025年には日本の人口の5人に一人が75歳以上になるとか。そんな近未来の日本を舞台にした物語。2018年に短編オムニバス映画として作成したものを長編に。
キャッチーな題名とおおよその筋書きから、気に
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.6

宣伝チラシを見た時から気になっていた作品。実話をもとにした物語。
感動を期待して向かうも思ったのと少し違った。「ドライブマイカー」の様に、戯曲を通して登場人物も映画を観ているこちら側も、何らかの浄化作
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.9

うーん渋い。実に渋い作り。小難しいスペースレンジャーの世界、子供達は楽しめるのか気になるが、物語が年齢によって刺さる部分が違うのは良くある事か。
私が愛するトイ・ストーリーに登場するバズ・ライトイヤー
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.6

磯村君主演にひかれて鑑賞してしまった。
20年前の漫画が原作とは。ストーリー展開が巧み。
カルト宗教に入信している3名の男女が無人島での共同生活。「安住の地」を夢見て定められた生活ルーティンを繰り返す
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.7

是枝作品の話題作。是枝流、韓国を舞台に弱者に寄り添う社会問題に光を当てる。
主役のソン・ガンホさんがカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を獲得。
衝撃的な題名から物々しいものを想像するも、ストーリーは至って
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

「怒り」(こちらもすずさん登場でした)の記憶が残る李相日監督作品。心揺さぶられ後味が悪い思いをした印象で、また同じくインパクト力のある作品かもと期待して鑑賞するも、見終わった後は私には合わないと残念な>>続きを読む

ツユクサ(2022年製作の映画)

3.8

最近動画配信サービスで観た、小林聡美さん主演ドラマ「パンとスープと猫日和」の路線を期待して観たが、ちょっと違った笑
中山千夏「あなたの心に」を知る、シニア世代向けの人生讃歌の物語。
伊豆で一人暮らしを
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ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサー(2014年製作の映画)

4.0

ミュージカル好きという話から、友人が貸してくれた作品。映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版。
恥ずかしながらどちらも知らず、初見。
11歳の少年ビリー演じる、美少年エリオット・ハンナに釘付け。2時
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