shoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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まじで面白い。こういう女性の描き方好きやなあ。ファスビンダー映画の愛と孤独の描き方と室内のカメラワークがほんとに良い。特にバーで働く面接までにマリアが一人で踊ってる?シーンは素晴らしく画になってる。こ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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おもしろくもなければつまらなくもない普通の映画ってのが、最初の感想。非常に何かを書くのに困る。

ジュスティーヌトリエはこれが見たのが3作目。テンプレ的なロマンチックコメディのプロットながら男女の役割
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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閉館した映画館で上映される未完成映画のワンシーンは果たして奇跡を起こせたのか。あの瞬間ワクワク感こそが映画を見る喜びだと思う。

30年も長編映画を撮らなかった/撮れなかった超寡作監督の最新作としては
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家庭(1970年製作の映画)

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ギャグ満載でコメディ要素が強調されてるドワネル物3作目。ジャンピエールレオの生き生きとした甲斐性なしさが笑いを誘う。不倫相手が書き残した日本語は決別してしまった過去への友人に向けた言葉もなんだろうな。>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

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青山真治らしくどこなく幻想味があって透明感のある画作りでずっと見てられる
。タワーマンションに住んでる人の職場が木造建築の平屋に事務所を抱える出版社って、現実味のない映画的な舞台設定で良いね。やっぱり
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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いや思ってたよりも傑作。今年のベストに入れたいな。冒頭5分程度で、主人公の抱えてる問題が開示されて、非常にその後の展開に興味が持てる作りになってる。主にメインとなる登場人物2人にはそれぞれ心理的な問題>>続きを読む