アスピーが身近な立場からすると、ジョシュ・ハートネットからは、長年その特性とともに生きてきた地層のようなものが感じられたけど、ラダ・ミッチェルはとってつけたような演技に感じちゃって、ドラマに入り込めず>>続きを読む
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結婚したその日に "Bitch!!" て笑う。
でも言いたくなるのもわかるよ、あれは酷だよね。愛しているから欲しいのだし、焦りもする。
劇中何度もほのめかされるので、フローレンスには父からの虐待に>>続きを読む
潜水艦に拘束されながらの深海生活で、イカれ艦長にトッカータとフーガ弾かれたら相当病むなって…🦑
ヌッと下から画面に入るハリー・ディーン・スタントン。それ自体が亀みたいだ🐢
"There is a difference between BEING LONELY and ALONE."
「孤独と>>続きを読む
予備知識ゼロの初MARVEL作品。
選曲のテイストが好みなので観てみましたが、うん、割と情報量の多い…ライオン・キングかな…?
一番印象に残ったのは、アフリカ各地の民族衣装をモチーフにしたという>>続きを読む
気がつけばボロボロ泣いてしまったな。
シルヴァスタインの絵本「ぼくを探しに "The missing piece"」をなぜか思い出した。欠けてるから嵌るのか。完璧じゃない彼らの姿がいやに美しくて。>>続きを読む
公開当時、雑誌の片隅にこの映画の紹介を見つけ、切り抜きをノートに貼ったのを覚えています。モノクロ1カットの小さな写真で俯いている、どこかボーイッシュでアンニュイな雰囲気をたたえた少女に釘づけに。そう、>>続きを読む
わかろうとすると手からこぼれ落ちるピースたちよ!こちらとすれば、どうにかこうにか理屈で繋ぎあわせて安心したいのに、終盤にはもう、その不毛な格闘にも白旗をあげる。いいじゃないか、「青白い顔した不気味なオ>>続きを読む
公開当時は、正直言って「?」な印象でした。ソフィアの描く世界にしては、東京や日本人像がやけに生々しくて拒否反応があった + なんとなく先入観からラブ・アフェアものとして構えていた事が、誤読のきっかけに>>続きを読む
劇場で予告を観て、
おお、ティム・バートンがディズニーで!
うんうん、異形礼賛の監督らしくダンボをね。
サーカスの美術も向いてるテイストだし、
これは期待できそう、と思ったのですが…
え、「子ども>>続きを読む
二人の母にモリー・リングウォルドとロザンナ・アークエット。
マリブのキアヌ別荘。
ゴールディ・ホーン(声のみ)。
チョイ役パメラ・アンダーソン。
ヴァイパー・ルーム。
小規模映画なのにどうしてこんな>>続きを読む
軽いものをイメージしてたけど、さすがこの時代というか、思ったより作り込まれていました。
googleはおろか、書物もテレビもない世界。すべて手探りで、ただただ生き物として存在するふたりは尊かったな。>>続きを読む
こ…これは怖い。何って、夫も周囲の人間も観客も、気づかない人にはハッピーエンドに見えちゃうところがまた怖い。
アンドリュー・ヘイ監督の予習に。まだお若いのに、どうしてここまで老いの感覚や、女性の静か>>続きを読む
もう10年以上前の事なのに、上映後のエレベーターで中年女性がふたり、「まだ若いからねぇ…」と評していたことが今でも忘れられません。歴史物語=重厚、を期待されていたのでしょうか。若いから?未熟?軽薄?え>>続きを読む
ふんわりと柔らかなドレスに包まれた少女たちを並べてはいても、もはや「ガーリー」の冠をソフィアは必要としていないんだな、と思った作品。
全編ひたすらに仄暗い撮影は雰囲気出ていて良いし、光に透ける素材感>>続きを読む
"I don't want you coming down when I'm up."
半端に純情なふたりの、腐れ縁が切ない…。
アーティストの友人マルコ役、なんとラウル・ジュリアでした!
例えるなら、飛沫をあげながら水面上を足掻きに足掻いてる白鳥?みにくいアヒルの子かな?そこが、とびきりいい。
ものすごいテンポが良いのでサラッと観れちゃうんだけど、演者の圧倒的な力、構成もカメラワーク>>続きを読む
長らく「いつか観たいリスト」入りしてたものの、別に観なくてもいいっちゃいい作品なので寝かせていました。今回別のレベル・ウィルソン作を鑑賞後、気が向いたので軽い気持ちで。
え…めちゃめちゃ面白くない…>>続きを読む
1990年作品。このバブリーさが個人的に最も苦手な時代×ジャンルで、長いことロイ・オービソンのテーマソングを知るのみでした。最近、この時代も懐かしくかわいく思えることが多くなってきたので、今さら鑑賞。>>続きを読む
ラブコメのこと、向こうではロムコム(ROMantic COMedy)っていうんですね。
パターン化したラブコメのご都合主義を嫌う主人公が、ひょんなことからコテコテのその世界に呑み込まれていく、ゆるい>>続きを読む
思わず溝口健二の「西鶴一代女」を思い出す、モノクロの絵巻物。男不在の映画。
何が起きても何も言わないクレオの表情に、「これが(わたしの)人生?」とかぶせたくなった。“choose life.” なん>>続きを読む
まだVHSの時代にリバイバル上映を観逃していて、「カルト映画の傑作!」との触れ込みに、ちょっと期待値が上がりすぎていた感はあり。
こちらは実話ベースとはいえ、基本的にはボニー&クライドだし、銀行強盗>>続きを読む
初レフン。想像よりナンジャコリャ作品だった!でも嫌いじゃない、うん。めくるめく映像的な快楽。
唐突に現れる図形とか眼とか、ちょっとキッチュで笑っちゃうんだけど、蛍光管のグリーンがかった光線と、マジッ>>続きを読む
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「僕」が、わたしにはとても魅力的だった。
バイトは無断欠勤。デートもすっぽかす。何度言っても電気は消さないし、冷凍庫の扉もしっかり閉めないし、関係を持った女性がほかの男の服を着ようが、泊まりで出かけ>>続きを読む
母娘関係はときに複雑だ。わたしも、だからこの作品を観るのが少し怖かった。
娘に対しては抑圧的で辛辣なのに、外ではとても親切な母親。イケてる友だちの方に寄って行って、かつての親友を忘れかける。これが人>>続きを読む