LA🇺🇸にキャメロン・ディアスとジャック・ブラック、ロンドン🇬🇧にケイト・ウィンスレットとジュード・ロウという、主役級の4人を配し交差させた、なんとも豪華な作品。音楽もハンス・ジマーとは!
もう忘れ>>続きを読む
釈放された直後のリーの行動。時が経ち、元夫に告白するランディの嗚咽。この二つのシーンは、目の当たりにしているような迫力を持っていた。
喪失は、一見静かであればあるほど、痛い。
まず、国境に壁を作る!なんて豪語しちゃう大統領の国の、かなりの影響力を持ったDisney-Pixarから、メキシコの一少年、一家族を描いた物語が世に贈りだされこと。それだけでもう、なんだか強い決意と愛>>続きを読む
これはシアーシャ・ローナンの一人勝ち。
だからこそ、この最重要人物のキャストを何故途中で替えてしまったのか理解不能…(ローラ役はそのままだのに)。髪型とヘアピンに頼った演出に違和感が拭えず、物語から>>続きを読む
えっと、これはひたすらエルファニを楽しむ映画ですね…
キュンとしたり、笑ったりもあるけど、途中、エレメンツが空間に浮遊するCGのあたりから「ごめんなさい」…
90年代中頃のイギリスで、あのオアシスと人気を二分したバンド、ブラー。王道ロックをストレートに鳴らしたオアシスに対して、ややマニアックな音作りのため、世界的な知名度こそ彼らに譲りますが、甘いルックスと>>続きを読む
「これぞボサノヴァなり」と示すほどにはまとまっていないかな、という印象です。トピックがあっちへ飛び、こっちへ飛びするので、全体の流れが掴みにくいのですが、もともと新しい音楽の派生なんて潮流のようなもの>>続きを読む
素晴らしかった!この映画化の話を聞いたとき、「資金回収も大変なんだなぁ」と思ってしまった自分が恥ずかしくなりました…。
ベスト盤などでマイケルの楽曲そのものに親しんではいても、これといってファンでも>>続きを読む
よくある青春映画の体をなしながら、静かに反逆的なところが、さすがは山下監督だなぁと唸りました。
無理解な大人を安易に対置しないとか、モッシュする生徒の向こうに座り込んだまま傍観する生徒もきちんと写し>>続きを読む
am I full teen? …なんて、阿呆な自問をしてみたりして。
劇場予告で、ヤンキーが「15の夜」を熱唱するあおりのシーンを観て以来、ずっと気になってた作品でした。伝えたいことが明快なので、>>続きを読む
高校の時、友人と「ロックの学校があれば、間違いなく私たち優等生なのにね~」なんて、ジャケットのシルエットクイズを作って遊んでた頃を思い出しました。
いいな〜、パティ・スミスの名を板書したり、ジミヘン>>続きを読む
シンガポール出身のピアニスト、マーガレット・レン・タンの功績を追ったドキュメンタリー。
16歳で単身NYに渡り、ジュリアード音楽院では女性初の博士号を獲得、あのジョン・ケージも賛辞を惜しまない超一流>>続きを読む
♪キーリーエ・エレーイソーン…のフレーズが、頭から離れません。
演奏は好き。でも練習はちょっと…という怠慢な自分には、情熱的な指導者クレール先生のレッスンに食らいついていくのは、なかなかに忍耐を強い>>続きを読む
のったりと草を食む牛の牧歌的な風景と、烈しいビートに合わせ、ちぎれんばかりに頭を振り回す若者の図。いかにも対照的なようでいて、意外とチューニングが合うものですね。
ドンツドルフという、なじみの薄いこ>>続きを読む
すべては神聖
私は一個の剥き出しの魂を見た。スクリーンの、ステージの上に。パティはきっと、その顔にくしゃっと皺を寄せて否定しそうだけど、このフィルムを観た後ではどうしたって、現代の聖者という印象を禁>>続きを読む
破滅的な生き方しかできなかった人間ブライアン・ジョーンズに、わたしはかねてより強い魅力を感じていました。
高校生で少女を妊娠させてしまったり、薬漬けのうえに大切な恋人アニタに暴力を振るって見限られ、>>続きを読む
人生の闇鍋
トニー・ガトリフ作品ではおなじみの、ロマ音楽。古くはインドやオスマン帝国から中欧の地に流れついた彼らの音色には、曰く言いがたい情緒があり、この手の音楽が鳴り出すと、胸騒ぎが止まりません。>>続きを読む
だいぶカッコいいライブなんかの映像が観られるのは良いのですが、いかんせんインタビューにまとまりがないです。それぞれの主義・主張がただざっくばらんに並びたてられていて(ある意味パンクなのかもしれないけど>>続きを読む
ALL WE NEED IS...
ラスタファリアンの青年と、クリスチャンの娘。異教徒同士の許されない恋と、その境界をも融かす音楽の力を描く、まぁ言ってみれば「フットルース」や「天使にラブ・ソングを>>続きを読む
歌が巧い人はたくさんいます。きちんと音程がとれて、リズムが合ってて、それなりの声量と声質があれば(ルックスが良ければなお)、人気が出てTVなんかに出ている人は本当に多い。けれど、胸の奥にまで届く歌とな>>続きを読む
80年代NYで興ったNO WAVEのムーヴメントを、主にその映像表現「破戒映画」からまとめたドキュメンタリー作品。のちに写真家として大成するリチャード・カーンをはじめとした、複数のアーティストへのイン>>続きを読む
ルーツロック・レゲエが飽和する一歩手前に製作された作品で、おそらくこれまでのところ最も有名なジャマイカ映画。
太陽に灼けた肌に、しなやかに伸びる手足。原色もさらりと着こなす彼らの、まあ格好のいいこと>>続きを読む
世界をタグり寄せる
80年代初頭、NYはブロンクス地区。諸説ありますが、ヒップホップはひとまずここに胎動しました。当時の日本ではまだまだ音楽的にマイノリティのため公開されず。それゆえ数十年もの間、缶>>続きを読む
ジョン・レノン。世界中のひとが知る、その名前。そして彼のメロディ。私にとっても彼の面だちやその曲は、幼い頃から親しみ深いものでした。だけど本当は全然知らなかった。平和を願う彼の活動が、常に闘いを強いら>>続きを読む