antさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

3.0

前知識0で鑑賞。妄想腐女子の物語だったのか。イケメンにモテるオタクって構図コミカルで結構面白い。最近よく見る、冴えないけど活躍する役で光ってる富田望生が主役で、痩せ前の人格形成を見事務めてる。ミュージ>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.0

怖い母親役の長澤まさみと少年犯罪者に行き着く親子の予告のインパクトさ。本編鑑賞では、印象よりさらにキツく、手を出さない社会の構図に心を突かれ、救いを求めて見続ける感覚。ラストの一言にウッて打たれた。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.5

31曲で綴るミュージカルを超えた<プレイリスト・ムービー>のフリで期待値上げて鑑賞。クラブ系、EDMの楽曲中心でアメリカンな青春物語だったので、馴染めなかった。歌詞字幕を読んで、心情をなぞる鑑賞になっ>>続きを読む

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

3.5

ハルヒ作品の初見。普段のハルヒ作品からは異色なんだろうな?とは思うが、凄く良く出来たSFチックで、作品世界を包み込む様な、”うる星やつら:ビューティフル・ドリーマー”的な傑作だった。と感じ調べたら作家>>続きを読む

蒼のざらざら(2014年製作の映画)

3.0

美大に進んだけど、職には反映されない方向に進む主人公の物語。女性の世界だなぁってまず思った。青春期の友人との決別、この時の若き女優の熱演が凄く良くって、大人になった和田光沙の佇まいにピタっとハマってる>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.0

TV版は、ちょこっと見程度の劇場版鑑賞。乱闘だけで無い緩急なコミカルさが良点だね。80年代当時はしっかり体感してて。懐かしさは大。舞台挨拶中継でキャストチームワーク良さ度が凄い出てた、ゲスト参加の山本>>続きを読む

癒しのこころみ~自分を好きになる方法~(2020年製作の映画)

3.0

珍しい題材で、リラクゼーションセラピスト、施術士が主人公の物語。長年自分も受けてるので、親しみやすさは有る方だけど、心理セラピーを合わせたのは、大風呂敷に見えて、一般受けしづらいと思った。松井愛莉が施>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.0

原題 The Current War 発明王エジソンの汚点と云われる、送電方法論争(交流か直流か)に関する物語。発明家以外のエジソンの人間性が描かれて居て興味深かった。綺麗事で無い伝記ものって価値有る>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

ロシアの美人女スパイの物語。序盤だけちょっともさっとしたけど、スパイとして動き出した後は、スカッととハラハラ感で目が離せない展開で楽しませてくれた。飛び道具に頼らない、人間味溢れるスパイ物って心に響く>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

「一生に一度は、映画館でジブリを」リバイバル映。36年ぶりに映画館で最良音質で観れたのは幸せ。宮崎駿オリジナル作品でジブリの原点。此処で描き語られた、自然界に生きる人間の視点は普遍的で、この作品が一番>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.0

「一生に一度は、映画館でジブリを」リバイバル上映。実は初見。ジブリはずっと避けていて邦画No1を観た事が無かった。^^; 親子を含め万人向けのアニメーション映画の集大成で有る事は納得。でも自分的には、>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.0

「一生に一度は、映画館でジブリを」リバイバル上映。実は初見。メジャーな香りを感じ、当時は見なかったんだよな。もっと妖怪チックで怖い映画かと思ってたけど、そんな事は無かった、古代の時代感覚がすっと入り込>>続きを読む

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.0

《ブルース・リー 4Kリマスター復活祭 2020》 1971年作品で50年経って若干画像粗さはあれど、ブルース・リーの無駄の無いキレっキレのアクションは、色褪せなく痺れる。ラスボスやるな。映画館では初>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

絶妙な脚本と撮影技術によって、ん?から、ワクワクになって、劇場内で笑いを共有出来、ミニシアター発の小規模でも、こんな面白い映画を造れるって事を感じられるのが何しろ楽し嬉しい。こういう映画館鑑賞が好き(>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

曜日ごとの性格の自分達と付き合い治療する男の物語。中村倫也の演技力で成立してて、が俄然全てを掬い上げる映画だった。多重人格物ってサイコパスで犯罪者が定番だったけど、これは共存共栄して行けるか?って展開>>続きを読む

許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

殺人の少年犯罪とその後の家族を取り巻く世界を描いた作品。ショッキングで胸描き毟られる場面多いけど、正面から捉えて綺麗事に納めない造りは見事。柳楽優弥ばり睨み眼力の主役が凄い。

龍の歯医者 特別版(2017年製作の映画)

3.5

エヴァンゲリオンのスタジオカラーが制作の作品とだけ知って観たが、安定の高品質の面白さ。ファンタジーにリアルエッセンスを載せる技が凄い。ほんとに龍の歯医者なんだもの。声出演の清水富美加が声優ぽさ無しの抜>>続きを読む

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.0

初見。キャラ相関や背景が分からないまま観た形だけど、アニメ制作スタジオ界隈の分業体制、お仕事事情、人間模様をどっさり見せて貰えて、ドキュメンタリー的に楽しめた。アニメ映画を造ってそれを劇場公開するって>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.0

映画版しか観て無いので、ちょっと人物相関に追いついて行けない面が有る物の、シビュラシステム、犯罪係数の芯に迫った話の回だったので、ohそう来たかで楽しめた。前作SSシリーズ映画版で物足りなさを感じてい>>続きを読む

サクリファイス(2019年製作の映画)

3.0

東日本大震災から8年が刻まれた今、大学生達の心に湧くフラッシュバック的な言動にまつわるサスペンス調の物語。ザワザワっとした感触で、生贄を意味するタイトル。+ティーチイン

ムーンウォーカー(1988年製作の映画)

3.0

MJが歌って踊る姿はKing of Pop、やっぱ痺れる。それをでっかいスクリーンで観るって幸せ。ウルっと来ちゃうし、生LIVEで見た事の思い出をかみしめる。旧作主体上映プログラム中の映画館で見つけた>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

実在する心霊スポットが題材で「呪怨」の清水崇監督作として期待値上げて観た。ホラー度は怖さが刺さらず、キャストバランスから出る、ドラマ部のもそっと感が気になって、楽しめ無かった。ホラー映像部にマスクして>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.0

息苦しさを感じる超絶緊迫感の映画なんでは?と思って構えて観たが、主義主張の起点は違えど、一方的論破では無く、冷静に聴くの姿勢で捉えられていて、ニコっとする場面も有り安堵して観れた。解説ナレーションと現>>続きを読む

贖罪(2012年製作の映画)

3.0

wowowオリジナルドラマで、ユーロスペースで前半だけ鑑賞してて、8年越しで続きをネット配信鑑賞。黒澤清監督ならではの色味と陰影が内面の感情を滲み出す演出で豪華俳優陣の演技を楽しめる。湊かなえの小説の>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.0

広瀬すず初コメディって事で心配気味で観たが、躊躇無い入り込みで違和感無し。父親役の堤真一のボケの味付けも良く、デスメタルの歌詞呆けが面白い。相棒役の吉沢亮のキラっとな面は、物足りなさを感じた。オチもな>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.0

美大生が芸術系のバイトとして、知らずに始めたラブドール造形を極めて行く物語。クオリティを求める事と、法規的な問題というジレンマの狭間がある事に納得。リアル企業の協力で制作されているだけあって浮ついて無>>続きを読む

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

前作映画の初見世界観の鮮度が欠ける分損な面が有るが、広末涼子の持つ魅力で救われた感が強い。顛末のコメディーチックな盛り上げ方とまとめは上手い演出だと感じた。

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.0

初見。ローカル局TVドラマの劇場版で、中学校給食にまつわる学園グルメコメディ。パリッとキメたスタイルの市原隼人演じる教師が給食大好きで生徒と食べ方バトルを繰り広げる。何しろ給食が美味しそうで懐かしく食>>続きを読む

Red(2020年製作の映画)

3.0

姑問題を持つ主婦が昔の不倫相手にのめり込む恋愛物語。同じ島本理生原作の「ナラタージュ」同様に女性心理描写が深く、ラストは違うそうだけど、すごく小説的な世界を感じた。演じてる夏帆の生きる様が凄く魅力的だ>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.0

前作に続き映画のみの鑑賞。子細は忘れたけど、登場人物は覚えてる。終盤の千葉雄大が刑事役の彼女が今度はターゲットの設定。ドキッと感はちょっと薄れたけど、成田凌のサイバー犯罪変人さと主題歌が際立ってカッコ>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.0

初見。戦後復興期の女たらしのラブコメディの物語。太宰治原案の舞台劇を映像化したって事で、演劇要素をだいぶ感じた。時空と気持ちの揺れが少ない印象が残ったなぁ、セットは凝ってるけど、空気の揺れの波動が無い>>続きを読む

弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.0

30年の年月を三月の日々だけで綴った男女の物語。1986/3/1スタートなので、2011/3/11大震災を挟み、大きく変動。此処でもカセットWalkmanが登場。過去からの届け物的な味付けが80'世代>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.0

原作未読。予告編の雰囲気は少しホラーミステリーぽいが、見るとそうでもなく、実は医療の怖さを掘る物語だった。なぞかけ的な部分や、最後のひっくり返し度合いが、映像パッケージとして良く出来ていて楽しめた。

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.0

ヲタクのラ・ラ・ランドって予告編のフリがキャッチーでそのミュージカル仕立てシーンはとても良かったけど、全体的な流れとヲタク度合いがライトで物足りないと感じた。これって自分が片足入ってるから(öᴗ<๑)>>続きを読む

COMPLY+-ANCE コンプライアンス(2020年製作の映画)

2.5

オムニバス映画で、3監督の味付けがだいぶ違っていて、だいぶこそばゆさの違和感を感じた。過剰に枷を嵌めてしまうコンプライアンス自主規制への反骨精神は、強く伝わって来るけど、画質感でもちょっと酔った。トー>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.5

タイトルイメージとはだいぶ離れた、三池崇史監督のバイオレンス映像がキターって楽しめる。ベースは、のほほんとタフなプロボクサーがマフィア抗争に巻き込まれるって展開だけど、色々ぶっ飛んだエッジが効いていて>>続きを読む