veさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしいショットの連続。死の呆気なさとバリエーション。

春の夢(1960年製作の映画)

4.0

舞台装置としての階段を何度も上り降りする人々。ブルジョワも貧乏人もヤクザも全部出るうえに権力闘争もやって詰め込みまくり。

緑の光線(1986年製作の映画)

4.5

メソメソと自意識過剰に足掻くヒロインが目撃するラストの奇跡、めちゃくちゃ良い。

ボギー!俺も男だ(1972年製作の映画)

5.0

ダイアン・キートンが最高にキュート。ウディ・アレンが常にドタバタしてて空回りしつつも、ラストにはボギーに習って「自分らしさ」を確立していて泣く。

拳銃魔(1949年製作の映画)

5.0

最高のロマンス。決して離れない2人、ラストも素晴らしい

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

ファミレスのシーンに泣く。
芸人の単独を気になる異性からの(発展性のない)誘いで蔑ろにする奴らめちゃくちゃ嫌いだな、とか、あれだけ「サブカル」を吸収したのに前田裕二の本を熱心に読むなんて、何を観て聴い
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二十歳の死(1991年製作の映画)

4.0

短い上映時間で多すぎる登場人物。視線がいくつも交差していて良い。

トキワ荘の青春 デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

冒頭から青春の翳りが見えるようでどうしようもなく泣ける。敗者の視点からトキワ荘を描くと、こうも楽しく苦々しい。
赤塚たちとの漫画論議が表すような、後のブームの主役と挫折者の対比。夢破れてトキワ荘を去る
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.5

クライマックスやっぱ面白かったなーと思う。ドライヤー、ゴダール、ファスビンダーの引用。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

「現代アートハウス入門」にて。フランケンシュタインとの遭遇の場面でのアナの口の震えに感動。アフタートークで出た「ミツバチのささやき(羽音)やアナのまなざしによって観客の感覚が開かれていく」論に大いに頷>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.5

カーアクションが現実感無いのに大掛かりで最高。狂人ルトガーハウアーに出会って急激に成長するCトーマスハウエル。ナヨナヨした青年が終盤には銃の装填を確かめ、洗面台のタオル掛けを引っこ抜いて武器に出来るま>>続きを読む

狂った果実(1981年製作の映画)

4.5

鼻持ちならない上流気取り達に、破滅しながら地獄を見せる主人公にやっぱり泣く。情けなくも怒りを爆発させ、母親に電話する流れが凄く良い。
蜷川有紀のファムファタルっぷりが見事。ラストに行き着くのも必然。破
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音楽(2019年製作の映画)

3.0

坂本慎太郎の声、まさにこのキャラにふさわしいって思う。田舎の学生生活のゆるさが良いし、風景にジャスコとかスギ薬局とかココ吉が出て、自分の生活と重なって何だか嬉しかった。
面白かった。けど、楽器持ってす
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

傑作。心が抉られるけどどこまでも優しい。例え愛していても一緒に居続ける事は何と難しいことか。一人になってからbeing aliveなんて歌った日にはそりゃ泣くよ。
本音をブチまける口論シーンが、裁判で
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

モンド映画っぽくて面白い。未開の地を体感する面白さもあるし、トラウマになりそうな出来事をめちゃめちゃに詰め込んでるから、観てて飽きない。
相手の感情に無理矢理共感していく村人、凄いけど笑った。そいつら
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