このレビューはネタバレを含みます
余白が、心情が、本当にスケートリンクのよう。濁りのある透明、そこには純粋ゆえに起きる葛藤があった。
「雪が降りはじめてからとけるまで」
この期間で描かれた少年の成長。真っ直ぐなようで、内奥で自分自身>>続きを読む
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あまりにも痛い社会風刺だ。
無戸籍というどん底のような境遇であっても、彼らにとってはそれが自分で、それが日常である。それ故にどれだけ残酷なことが起きようと本人たちは飄々としている。
「普通」がわから>>続きを読む
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市子の母なつみの「ありがとう」に全てが象徴されていたように思う。
長谷川からプロポーズを受けた翌日に失踪した市子。彼女を探す中で見えてくる過去は壮絶なものとしか言い表せない。
確かに前年公開映画>>続きを読む