じゃむじゃむさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

じゃむじゃむ

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TANG タング(2022年製作の映画)

3.1

景色がきれいで、どこにも行けない夏休みにはよかった。
でもそれだけかな。

さがす(2022年製作の映画)

3.0

後味の悪い映画だなぁ。
こんなストーリーとは思わず、佐藤二朗が見たくて観てしまい、かなり後悔。いやいや二朗さんはいつも通りすばらしい。娘役の子もすごい!というか、役者全員すごい。
ところが、テーマは親
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明日の記憶(2005年製作の映画)

4.2

原作をずっと以前に読んで、観よう観ようと思いながら先延ばしにしていた作品。観てよかった。
歳をとってから観てよかった。とても切実に胸に迫って何度も涙が出た。
渡辺謙、樋口可南子素晴らしかった。

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

変わった映画だった。
フランス人はよく喋る!
演劇への愛が溢れている!
日本の犯罪者達は、あんなにぺらぺら喋らないような気がする.(ヤクザ映画からの知識だけですが)
面白かったけれど、前半は少し単調の
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.4

そんなにいい映画かなぁ?
みんな是枝さんだとかカンヌだとか知らずに観ても、同じ評価する?
同じテーマで、日本で撮ってほしいと思った。

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

2.6

歪んだ世界の描写はなかなか面白いと思ったけれど、子どもたちが小学生に見えず、ずっと違和感を感じたのは、私が昭和の人だからか。
舞台はかなり田舎のようだったのに、主人公の家だけはやけに都会的だとか自転車
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のシーンは、相模原の障害者施設の事件を思い出させる衝撃的なものだった。
でもそれからは淡々と進んでいく。自分の年老いた親のことではなく、自分ごととして、胸が苦しくなる映画だった。
年金が削られ、医
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

いい役者がたくさん出てるのに、変な映画!セリフは全部教科書みたいだし、台詞回しも棒読みだし。
ゼットンは怪獣なんですか?兵器なんですか?

とんび(2022年製作の映画)

3.0

阿部寛は飲んだくれても、オナラしてもかっこよすぎて、はまり役とは言えなかった。
セリフが聞き取れないのは、自分のリスニング能力の低さか、「孤狼の血」でも役所広司の言葉がわからなかったように広島弁が難し
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

前作を観ていないので初めの辺りはストーリーについていけなかった。でもまぁだんだんわかりましたが。
麒麟は徳の高い人にはお辞儀をするとか、王位に就くべき人に跪くというのは、小野不由美の十二国記と同じです
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

なぜスピルバーグがこれをリメイクしたのかな。
長くて疲れた。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今年はいい映画から始められてとても幸せ。
昨年の「ドライブ・マイ・カー」があまりにも素晴らしく、この監督の映画を全て観ようと決めました。
オムニバスという形はとても新鮮。緊張感たっぷりの台詞劇なので、
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.0

評価が高いのと「ジョーカー」を先に観てしまったのとで、いよいよ鑑賞。
う〜ん、正直それほどでもなかったなぁ。役者がみんな思わせぶりな演技だし.善と悪の対決というアメリカ人好みのテーマに違和感を感じるか
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

血がいっぱい出るし、すごく痛そうだし、怖かったけど…
何が足りないのか、見終わって翌日には印象が薄れている。前作は未だに場面場面、特に役所広司のちょっと何言ってるかわからない言葉の雰囲気も思い出すのに
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

こんな映画は観たことがない。小説を読んでいるように、台詞が濃密で、無駄なシーンが皆無だった。村上春樹はあまり好きではないが、この映画は私の今の気持ちにぴったり合った。
演劇や小説の素養が、ある程度要求
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観る人の性別や年齢や子供の有無によって感想が変わると思う。私にはとてもいい映画だった。赤ちゃんの泣き声で母性を掻き立てられ、お乳をあげてしまい、もう彼女はアダムから離れられなくなるのだろう。その気持ち>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

役者さんたちの演技はとてもよかった(特にイチカ)が、多くの人が言っているようにLGBTの描き方が一面的で、なぜそんなに悲劇的に持っていかなければならないのかと疑問に思った。
それと、若い人が多く観る映
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

インドの雑踏の臭いが伝わってくる前半。5歳の子がうろうろ困っていても誰も気にせず、浮浪児たちが道端に眠っている情景に衝撃を受けた。人攫いに攫われる子供達、助けてくれたと思ったらやっぱり人攫い。サルーは>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.5

吉本新喜劇のように予想通りの役者が予想通りの演技をし、それなりに面白いという、家族連れにはぴったりの映画。不安定な世の中にはよい娯楽でした。

復讐者たち(2020年製作の映画)

3.5

先日「アウシュビッツ・レポート」を観たので、どうしても比べてしまう。ちょっと残念なところがたくさんあって、それほど感銘は受けませんでした。

アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

4.3

すごすぎて3日間感想が書けませんでした。
映画館の冷房のせいではなく、とにかく寒くて寒くて辛い映画でした。3日も飲まず食わずで立たされ続けるとは、なんと酷いことでしょう。みんなが房に戻っても、動けない
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像がとても綺麗だった。観た直後よりも翌日の今の方が、じわじわと感動が湧いてきた。
ヤマやらオチやらのない、淡々としたドキュメンタリーのような、でもネバダの乾いた情景が乾いた心情とシンクロしている映画
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.3

自分の無知からですが、わからないことが多くて、感情移入出来ませんでした。
ウクライナの雪の中を彷徨うシーンが長くてちょっと(うんと)辛かった。
主人公をかっこよく描きすぎかな?

きまじめ楽隊のぼんやり戦争(2020年製作の映画)

2.5

おもしろかったかと聞かれれば「おもしろくはない」としか言えない。30年ほど昔の小劇場の芝居を見ているような映画だった。片桐はいりや嶋田久作、きたろうたちはまさにその匂い(臭い?)がぷんぷんする。
いつ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

宮沢りえの演技と役作りは凄みがあった。でも脚本がめちゃくちゃ。双葉さんは赤の好きな強い人だけど、強さを娘に押しつけているだけ。ひどいいじめにあっている娘をむりやり登校させたり、生みの母に突然対面させた>>続きを読む