陽さんの映画レビュー・感想・評価

陽

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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

こういう熱い話が好き。忘れかけていた誰かと競い合うわくわくを思い出すきっかけになった。レースである以上、死や怪我と隣り合わせである。だからこそ人を惹きつける魅力があるのかも知れない。自動車レースに興味>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.3

心にするする入って、ほっこりする映画であった。ひとつの綺麗な物語。なんだか切ない。特別目新しさがある訳ではないが、たまにはこう言うのも良い。

インセプション(2010年製作の映画)

4.8

こんな面白い映画をなぜ今まで観てなかったのか。久しぶりに終わって欲しくないと思える映画であった。後半のドキドキワクワク感はなかなか味わうことができないものであった。クリストファーノーランの傑作である。>>続きを読む

ディープブレス 呼吸、深く(2023年製作の映画)

4.3

フリーダイビングに魅せられた人を追ったドキュメンタリー。見ているだけで息が苦しくなり、鼓動が早くなる。死と隣り合わせの競技ゆえ、記録の更新には限界を超える必要がある。一部ではあるが、フリーダイビングの>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.7

アニメ映画を観ることはあまりないが、これはすごく面白かった。アニメならではの怒涛の展開と綺麗な絵で飽きずに楽しめた。長い映画を観ることは疲れることがあるが、90分で見れたのが良かった。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.7

野球というスポーツが大きな分岐点に立たされた物語。ジャッキー・ロビンソンが現代野球に与えた影響は多大である。野球に人種は関係ない。素晴らしいプレーには敵味方関係なく賞賛を送れる野球ファンであり続けたい>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

シンプルなストーリーで誰でも楽しめる映画であった。ゲームをすることはあっても、ストーリーまでは知らなかったので、新鮮であった。音楽に関しては言わずもがな、聞き馴染みのあるBGMであった。要所要所で、マ>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.9

野球の素晴らしさが詰まった良作であった。
壮行試合を現地観戦し、大谷の2本のホームランに度肝を抜かれた。その後の試合ももちろんリアルタイムで観戦した。様々なアクシデントや不調がある中で、優勝を決めた時
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

映像は綺麗であった。歌も聞き応えがあり、アンダーザシーも良かった。ただ肝心の内容がわかりにくかった。大まかなストーリーは掴めるが、特に最終盤の魔女との戦いの描写が少し雑な感じがして拍子抜けだった。アリ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.8

どこの何を評価すれば良いのかわからないというのが素直な感想である。大作であるのは間違いないが、わかりやすいかと言われればそうではなかった。映画の進化がストーリの根幹にあり、それに複雑に絡むように恋愛な>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.7

宇宙規模だからこその面白さ。
最初から最後まで面白かった。映画を通してのテーマもしっかりと伝わり、かつ笑えるシーンも多くあった。MARVELのレベルの高さを改めて思い知らされた。3はこれ以上らしいので
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

MARVEL作品はシリーズが多くてあまり見たことなかったが、このレベルの世界観で横同士の繋がりがあるなら人気な理由も納得であると感じた。個性的なキャラが多く登場し、動きも派手であるため単体だけで観ても>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.9

文句なしに好きな映画。
この暑苦しさが良い。また見たい。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

無人島サバイバル物かと思って見たが実際は、悲しい恋愛映画であった。
墜落シーンは見てて苦しくなった。サバイバルシーンも食糧が足りているのかがずっと心配であった。無人島生活の心得が享受されることもなく、
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.4

ゲームをより楽しむために、予習として映画を観ることに決めた。金曜ロードショーでたびたびやっていたイメージだが、しっかりみるのはこれが初めてであった。
2時間半あり、長いかと思ったが想像以上にテンポ良く
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

アニメだからこその没入感。
宮城がメインであることは薄々知ってはいたが、この映画に関しては主人公であった。回想と試合の2つだけが展開されており、余分なものを一切削ぎ落とした内容であったが、その分意識が
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Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

Mr.Childrenの30周年と、それを聴いてきた人々の歩みがつまっていた。
ヤンマースタジアム長居で行われた半世紀のエントランスのLIVE映像を中心に、たくさんの人のMr.Childrenとの関わ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

難しいタイプのヒューマンドラマであった。国語の教科書のようで、その時々で、この人の気持ちを答えなさいと言われてるようであった。感じ方は人それぞれで、受け取り方もそれぞれである。だからこそ、色々な感想が>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

麻薬ビジネスから足を洗うミッキーの大麻農園の売却を巡って、様々な計画や思惑が交差する。ミッキーの右腕の男に、ゴシップ記者が情報で揺さぶりをかける場面をもとに、過去の回想で物語は進んでいく。記者の話であ>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

戦時中のドイツを舞台にした少年の恋物語。
胸を張って人に薦められる映画であった。戦争を取り扱っているため、悲しいシーンもあるがジョジョの心情の変化を丁寧に描写しており、すごく心が穏やかな気持ちになった
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.9

フラットな気持ちで映画を見ることができた。アトランタ五輪が開催された年、記念公園で爆発があったが、警備員であったリチャードジュエルの早期発見により被害は抑えられた。しかし、英雄から一点、犯人候補として>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

複雑時系列の最高到達点。
まずは難解な内容であった。順行する時間軸で物語は進んでいく。序盤はスパイ映画のように潜入と交渉を繰り返し、目的に近づいていこうとする。しかし、ある瞬間を境に、逆行する時間軸で
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

子供の友情。
死体を探すために、4人の少年は線路を辿って冒険に出かける。冒険のシーンは山あり谷ありで比較的楽しめた。その中で、語り手である主人公ゴードンの幼いながらの葛藤が見られる。クリスもどうしよう
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.5

クリストファー・ノーランの映画が好き。
2人のマジシャンが1つの事故をきっかけに狂っていく様がこの映画の軸となる部分である。しかし、物語の進み方は時間が行ったり来たりしており、少し複雑であったが初見で
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

新海誠作品はあまり合わないかもしれない。
現実とファンタジーが入り混じったような作品だが、ファンタジーに振り切るわけではなく現実的に物語は進む。過去と未来のつながりや、すずめの記憶の断片など繰り返し見
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.6

...hopefulless is the enemy of justice.
絶望は正義の敵。
黒人差別が根強く残る当時のアラバマでは、人種は平等ではなかった。殺人犯が捕まったという安心できる事実が
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ケヴィン・スペイシー大活躍で満足。
集められた5人のワルが、裏で暗躍するカイザー・ソゼに翻弄される。ケヴィンの証言とその回想によって物語は進んでいく。初めは時系列がわからず、混乱したが、進むにつれて状
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.2

ワンピースは今までふわっとしか読んでなかったが、漫画を全巻読み、最新話に追いついたので満を辞してFILM REDを見に行った。
時系列としても最新話に近い話であったので、より楽しめた。観て楽しめて、考
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

問題に正解していく過程は伏線回収的な要素であり、本作の見どころになる部分であった。しかし、問題がジャマール向けすぎるため、サクセスストーリーにしては出来すぎ感があった。また、スラム街に焦点を当てた作品>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.8

理屈抜きに好きな映画。
ハッピーエンドともバッドエンドともとれないが、痛快なラストを見た後の気持ちがたまらない。私は同じ映画を見ることはほとんどないが、これは定期的に見たくなる。初回では記憶に残らない
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アンチハッピーエンド
物語の始まりとなる、社会科の教師が出した課題によって、この映画の展開がどうなるか非常にワクワクした。話の進め方次第では、ハッピーエンドにすることもできたはずだがどうしようもない救
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.9

男の理想をこれでもかと詰め込んだ名作。
むちゃな作戦、男の友情、おまけ程度の恋愛要素。こういうのでいいんだよの最高峰。
前作を見てからの方が、より楽しめる。しかし、前作はあまり面白くない。今作は、教官
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トップガン(1986年製作の映画)

3.2

トムクルーズ頼み映画。
ヒロインがタイプじゃなかったが、トムクルーズはかっこよかった。
内容としては、ありきたりな感じがしたため、眠気もあった。
最後の戦闘シーンは良かった。
登場人物の顔がみんな似て
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

記憶は曖昧、記録は確実。本当にそうか?
前向性健忘が物語の中心として、レナードの記憶が途切れるタイミングごとに場面を遡る珍しいタイプの進み方であるため、頭の中で順番を組み立てる必要があった。起こったこ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

SFに必要なのはワクワク感。
序盤、中盤、終盤各場面でしっかり盛り上がりがあり、怒涛の展開であっという間に見終わった。宇宙へのロマンがこれでもかと詰められた作品で、人間の感情もしっかり描かれていた。伏
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