映画何本分の予算だったのだろう、惜しげもなく高級車を爆破したり沈めたり、最後の最後での大崩落は言うまでもなく。壮大なネタなのだろうと思いつつも、作る人の本気が伝わってきて、一所懸命見てしまった。
ヘラ>>続きを読む
こんな先生に数学を習っていたら自分も数学が好きになっていたかもしれないなどと思ってしまった。
数学への愛と情熱、難問を夢中で解くときの昂揚、世界を数学的に眺めることの美しさ、それをほかの人と共有するこ>>続きを読む
「オンマガ」엄마가というセリフを何度聞いただろう。母さんが娘を守るためにどんなことでもするのが当然と思い込み、実は自分の虚栄のために娘を利用していることに気づかず、自分の娘がクラスで何番か、トロフィー>>続きを読む
『マイ・ディア・ミスター』でイ・ジアという俳優を初めて知って好きになり、彼女が出ているというので見始めたら、また沼にはまって寝不足になってしまった。
イ・ジアの顔の形とか、ちょっと物憂げなたたずまいが>>続きを読む
心の底から静かに揺さぶられるほんとうにすばらしい物語。これだから韓国ドラマはやめられない。
最終話のお葬式の場面、これほど温かい気持ちになるお葬式は見たことがなかった。
ドンフン役のイ・ソンギュンの声>>続きを読む
モロッコはいつか行きたい国。海や街並みや人々の生活風景が美しく、ずーっとモロッコロケが続いてほしいくらい。
イスラムの衣装を着てアラビア語を話すスジさんが素敵すぎる。
バイオレンスアクション苦手でも、>>続きを読む
32話はちょっと長すぎて、ドロドロの泥仕合もさすがに飽きて、最後のほうは流し見だった。
離婚して終わりかと思ったら大間違いで、そこからが長くて、意地の張り合いなのか、別れても気になって依存しているのか>>続きを読む
第1話で高層ビルの屋上から女性が落ちてくるシーンは、その前後の経緯も含めて『なぜオ・スジェなのか』にそっくりだし、権力の中枢を狙う財閥一族の悪業が次第に明らかになる展開もどこかで見たものだし、既視感ば>>続きを読む
ホ・ジュノ演じるチェ・テグクの悪魔的な冷酷さが鬼気迫る。ポーカーフェイスなのだけど感情が波立つと額と髪が動くのが不気味。そのテグクに一歩も引かず、まったく物怖じせずに立ち向かうソ・ヒョンジン演じるオ・>>続きを読む
四人の主役がそれぞれ個性的で魅力的だった。
芸能事務所のスタッフとして、俳優と制作会社の間に立ってもめごとを処理したり、つむじを曲げた俳優をなだめたり、裏方の縁の下の力持ちで苦労も絶えないけれど充実し>>続きを読む
音楽教師の男が糞だった。生徒とつきあうのはいいとして(良くはないけど、そういうことはよくあるし、そうなっても仕方がない部分もある)、それが露顕したらすべて生徒のせいにして保身をはかる卑劣さが許せない。>>続きを読む
親の支配から自らを解放する、勇気ある女性たちの群像劇だった。
三姉妹の父は最後まで登場せず、母の存在感も薄い。父母なしで、姉妹で力を合わせて生きていく。
イネとヒョリンの出国も、イネにとっては、親代わ>>続きを読む
『私たちのブルース』で威勢のいい魚屋を演じたイ・ジョンウンが、こんどは裁判官の役。ほんとうに変幻自在な女優さんである。
恋愛要素もなくコミカルなシーンもなく、シリアスにぐいぐいと押していく展開が良かっ>>続きを読む
手術のシーンが苦手で、そこは早送りしつつ、でも結末が気になって、数日のうちに全話見た。
いまさらながら、病院は(すべてがそうだとは言わないが)腐りきった男社会なのだな、と思う。名声と地位をめぐって妬み>>続きを読む
男性の出演者の中でただひとり男らしくない(褒めています)ウ・ヨンウの父親が好きだった。
自閉症の子どもをシングルファーザーとして育てる。なんてすばらしい父親。どんなに大変だっただろう。4歳まで一言も発>>続きを読む
韓国の映画やドラマを見るようになったのはごく最近で、まだ数えるほどしか見ていないのに、なぜかイ・ジョンウンに出会うことが多くて、見た順に言えば「椿の花咲く頃」「パラサイト」そして本作なのだけれど、椿の>>続きを読む
リ・ジョンヒョクがあんまりカッコいいと思えなかったのは、彼が絶体絶命になるたびに、父親の総政治局長がまるで機械仕掛けの神のように、あるいは水戸黄門のように降臨して、彼を危機から救うからかもしれない。け>>続きを読む
餃子は蒸気だけでもゆっくり火が通る、それと同じように、ゆっくりと恋を温めましょう、というドンベクのことばどおり、恋はゆっくりと育ち、全20話のうちようやく第9話でファーストキス、最後まで「ドンベクさん>>続きを読む