台灣まぜそばさんの映画レビュー・感想・評価

台灣まぜそば

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陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.7

ウィンタースとの帰り道の処理が雑すぎて胸が痛い 分断するおっさんに全然カットを割らないキスに暗すぎる画面 
キスを汚いものとして描いている
方や不倫相手テイラーとのキスはカットもしっかり割ってくるはロ
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瞼の母(1962年製作の映画)

3.3

最高のセットに間違いない位置で据えられたカメラ
木暮実千代との再会シーン、七輪からの煙に溢れた茶碗にさらっと動くカメラ、濃密な演出が続く

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)

4.6

冒頭の当時の空気の切り取り具合から傑作と予感したがヤバかった
夜の東京徘徊シーンからのゲーセンでの充満する死の匂い 足から映す死体からのラストショット ヤバい

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ面白いけど正直たるさは感じる
レオーネの顔面、バスト、視線の切り返しリズムやっぱ良いわ

アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.8

金粉の箇所、こういう偶発的な奇跡のショットに痺れる

子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎(1974年製作の映画)

3.0

圧倒的な画面で語ってくる三隅子連れ狼に対してこちらは拝も大五郎もなかなか説明的でポップな仕上がりになっている カット割からの緊張感は薄い
勝手に自分から雪に潜っておいて「凍え死にそうだ...」はアホす
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子連れ狼 冥府魔道(1973年製作の映画)

3.5

水中戦のフレームインしてくるところのかっこよさ 三隅研次は相変わらずショット強度もエグいしカット割もエグい

喜劇 特出しヒモ天国(1975年製作の映画)

3.5

人物たちの生へのエネルギッシュさに『ひらけチューリップ』を思い出した
全裸で川に浮かんでいる芹明香が忘れられない

(2023年製作の映画)

3.6

『みんな〜やってるか!』のノリ
戦国版アウトレイジという宣伝文句に悪い意味で騙された
こんなにカット割るの早いっけ
印象的なショットがほとんどなかったってのが率直な感想
寺島進が銃口を向けるカットがほ
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.5

現代で観るとお姉さんの決断あたりの価値観が古臭すぎると気になったが(というか若干引いてしまった)、こんなに視覚的に喰らうイかれたミュージカルを観るのはケンラッセル諸作品以来
まる子のお姉さんが最後まで
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラが出るまでひたすらクドい過剰演技をずっと見せつけられてて幸先不安だった
安藤さくらもクドいし、神木も何回叫んでんねんと 黒い雨のシーンでの発狂カットとかは邦画のダメなところの現れ
庵野はそ
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アン・ラシャシャン(1982年製作の映画)

3.0

劇場内の緊張感を解いてくれるような短編でなかなか笑えた

すべての革命はのるかそるかである(1977年製作の映画)

2.0

監督名伏せられた状態で観てたらド直球におもんないって言ってたと思う

雲から抵抗へ(1979年製作の映画)

3.0

歩いていくショットの尊さや木漏れ日も最高で、暗闇の中から子供がかけよってくる箇所なんかは特に印象的で映画原理主義的な快感はたしかにあるけど恥ずかしげもなく正直に言うと「わしにはわからんアホじゃけぇ」と>>続きを読む

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