台灣まぜそばさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.7

いつものアルジェントで安心しつつ、現代でこんな映画を観れてることに少し歓喜してしまった
動機が相変わらず超くだらないし犯人とか本当にそこらへんどうでもいいんだろな

夜の人々(1948年製作の映画)

4.7

暗示の演出の数々に対してラストの素っ気なさ。この"振り返る"運動、これ以上に美しいラストカットそうそうない

マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.2

題材なのにサスペンス性に欠けるところが少しノレなかったけどアメリカ映画/メロドラマとしては近年で突出している出来ではないか

トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.5

良作
ラストショットに期待してしまって終わり方がちと微妙 

シャドー(1982年製作の映画)

3.8

腕切断からの壁を染める血飛沫があまりにも素晴らしすぎる
助走つけて飛び越えてくる凶暴犬意味不明すぎるが怖い 女の喚き声で終わるラストも良い

イゴールの約束(1996年製作の映画)

3.0

ヨリ多すぎて疲れたのはあるけどラストショット良いすなぁ

鉄と鉛 STEEL & LEAD(1997年製作の映画)

4.5

親父ィ...
90年代邦画でもトップクラスの面白さでは
通せんぼうからの拳銃の一連の流れの対比的カットから始まる最終決戦 渡瀬恒彦やっぱり好きだわ しぶとすぎる

RRR(2022年製作の映画)

3.8

評判通り超面白かった 流石に疲れるけど
こち亀85巻でボルボ西郷が提案した桃太郎鬼ヶ島攻略みたいなことを本気でやってくる映画が面白くない訳がない

AIR/エア(2023年製作の映画)

2.5

なかなか期待してたけど微妙
アップのカットだらけで流石に画面がぬるすぎでは 多分ピークシーンである「マイケルジョーダンと契約したぞ!」も似たようなバストショットが続いてからなので全然盛り上がらない
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多桑/父さん(1994年製作の映画)

3.0

侯孝賢の脚本をよくやるウーニェンツェン監督作品 制作は侯孝賢
冒頭30分くらいまでの画面強度で凄い傑作なんじゃないかと期待したけど場がなさすぎてタルすぎた ラストの背中を捉えた長回しのショットはいいけ
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光年のかなた(1980年製作の映画)

3.9

超面白かった
あんなイカれ爺に支持するは動物を愛するは女大好きとなんだかこいつよくわからん
フェレーリといい"真顔"でイかれたキチガイ映画やってるのが自分は好きなのかもしれない
VHSの爺土埋めジ
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路(みち)(1982年製作の映画)

2.8

過剰な社会派専攻が映画を喰ってしまってるよくあるパターン
カンヌ受けは良さそう

戦場の小さな天使たち(1987年製作の映画)

3.6

躁状態みたいな戦時下映画は数あれどこれはなかなかにヤバい 子供の無邪気さから戦時下を描く塩梅が絶妙すぎる 爆弾が落ちて休校でお祭り状態の異常さ
爆撃スローモーション

アメリカン・ハート(1992年製作の映画)

3.0

(隠蔽して逃げてるだけじゃね?と思ってしまう自分もいた)

ラブレス(1981年製作の映画)

3.5

『ビッグバッドママ』も個人的にその位置付けだけど最後にこんな切ないクロスカッティングで〆てくる映画に弱い

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.2

怒涛の編集で繋がれていく労働映画でもあり、ラストショットでこれはゼメキスの911追悼映画ったのだと感動せざるを得ない

夢見通りの人々(1989年製作の映画)

4.0

「雨上がりで気持ちええやろ」その通りなラストカット

ヘルクラッシュ!/地獄の霊柩車(1992年製作の映画)

2.0

フルチのやっつけ仕事? "ホラー版『激突!』"のVHSの煽り文句に惹かれて観ないほうがいい
クソつまらん

暗黒街のふたり(1973年製作の映画)

3.7

このタイトルにジャケにと完全にノワール系だろと踏んで見始めたら全然違う重苦しい社会派映画だったんだが 重い
ギロチン死刑執行からのカットの急な速さに最後は目を背けたくなる

わが心の炎(1987年製作の映画)

3.7

玉ねぎ切ってる女が急に彼氏をぶった斬る一瞬のワンカットにはビビった  『ローズヒルの女』でも思ったけどタネールの暴力描写ってなんか独特だよな 静かに急に行われるのはよくあるやつで、事後は全員無感情み>>続きを読む

実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)

3.8

グラス噛み砕きシーンでやっぱり中島貞夫の映画だなと

チャイナ・ガール(1987年製作の映画)

3.5

思った以上に『ウエストサイド物語』な筋書きにフェラーラの暴力描写が冴える ラストショットからの幕引きの潔さ